白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

白老港の東側の海岸の植物

2008-07-30 22:36:19 | そのた
7月29日 白老港の東側(苫小牧市側)の海岸の植物を観察しました。
2時間ほどしか時間が無く、ウヨロ川・ブウベツ川・白老川が合流し海へそそぐところまでの半分位迄です。

海岸の様子 港の方向 苫小牧方向 サーファーとハマハコベ

港の西は砂浜は無くなり護岸工事がなされているが、この砂浜は昭和40年代とあまり変わらないように感じる。

後背湿地が無く、海浜と海岸草原といった感じでヨコスト原生花園より植物の種類は少ない。

エゾカワラナデシコ シロヨモギ、ノラニンジン、ノコギリソウ、キタノコギリソウノブドウ、コウゾリナ、メマツヨイグサ、ヒメジョオン、ウラジロタデ雄花、
アラゲハンゴンソウ、オオアワダチソウ、ツルウメモドキ、ヤマグワ、ノリウツギ、ヨシ、センダイハギ、
オオヤマフスマ、ナミキソウ、カワラマツバの仲間、ツリガネニンジン、カセンソウ、ノハナショウブ、
ナガボノシロワレモコウ、アカネブグラ、シロネ、ノダイオウ、エゾノコンギク、クサレダマ、スズラン、
ハチジョウナ、アキノゲシ(多分)、エゾノヨロイグサ、
ヨコストには無い、アマニュウ・マルバトウキ・エゾノシシウド 砂地にヤマアワ

シロザ、シロヨモギ、エゾオオバコ、ウンラン、ハマニガナ、ハマニンニク、ハマヒルガオ、ハマハタザオ、
コウボウムギ、イソスミレ、ハマナス、ハマハコベ、ハマベンケイソウ(ヨコストには無い)


ポロトの森ネイチャーガイドめむの会パンフレット

2008-07-28 18:39:49 | ポロトの森ネイチャーガイドめむの会


 めむの会パンフレット (A4印刷用)

     
     
     「画像を右クリック」→「名前を付けて保存する」をして
     自分のパソコンに保存してから、印刷してください。

~アヨロ海岸散策~

2008-07-25 12:42:28 | ポロトの森ネイチャーガイドめむの会
        ~アヨロ鼻灯台やアヨロ海岸を散策~ 

アイヌ文化との関係も深いアヨロ鼻灯台や漁港付近の海岸の景観・アイヌの史跡についても紹介。
海岸の植物なども観察します。

「日時」  8月23日(土)9時00分~12時00分(小雨決行、荒天中止)
「集合場所」 JR室蘭本線虎杖浜駅前駐車場
「集合時間」 午前8時45分(上り、下り列車到着後現地へ移動)
「対象」  一般
「定員」  20名
「内容」  海岸の植物などを観察しながら、アヨロ海岸及び
      登別漁港付近を散策します。
「持ち物」 筆記用具、飲物、雨対策等
「参加費」  大人500円 小中生250円
「申込期限」 8月22日(金)午後4時まで 
「申込方法」 電話
「申込・問い合わせ先」 ポロトの森ネイチャーガイドめむの会
              担当:有田090-8938-1511 


        カムイエカシチャシ(今はアヨロ鼻灯台がある)からの景観




         アヨロ鼻灯台のクズ(葛)07/08/21撮影





           小雨にけむる登別漁港の東の海岸


ヨコスト植物観察会  ~ヨコスト湿原・海岸草原・海浜の植物~ 終了

2008-07-20 22:16:21 | ポロトの森ネイチャーガイドめむの会
              
           ~ヨコスト湿原・海岸草原・海浜の植物~

7月26日(土)終了しました。

国道36号線で分断されたヨコスト湿原の海岸側を観察しました。
天候にも恵まれ16名の方が参加していただき、楽しい観察会となりました。
砂浜・海岸草原・湿原がそう広くない範囲にあり、それぞれの草花が咲き、「ヨコスト原生花園」言っても良いのではないかと改めて感じました。

「養浜」とうい工法で保全されていた砂浜で、最も海水に近い部分に生えるハマハコベを観察する。

少し先にあったものは残念ながら砂と共に流失しました。(2006/06/29撮影)

観察会の最後にキリンソウを観察しました。

参加者の皆さんからもたくさん教わりました。
このエリアでの私の今日の発見
1.このエリアにもハッカ(2004/09/04撮影)があった。(花は8~9月でしょう)
2.ホソバノキリンソウがあったこと。クロアブラガヤを始めて見ました。
3.ハマアカザと思われるものがあったこと(後で確認したいと思います)
4.アオバトを見た。(海浜に塩水を飲みに来たと思われます)
5.牛や馬など放牧するとイネ科の植物を食べてくれること。
6.「養浜」について。

午後からは自由参加で、通称「石像下」と呼ばれるエリアを観察しました。
最大の発見 
このエリアにクマヤナギ(2007/08/19東側の林内で撮影、クロウメモドキ(実11月ウヨロ河畔)があったこと。
気になることは、挺水植物のうちヨシが生育範囲を拡大し、ガマ、マコモ、ミクリなどが少なくなってきていることと、中層湿原~草原にはオオアワダチソウが席巻しそうな勢いであることです。

二つのエリアで見られた植物(主に花が咲いているもの)
ハマツメクサ(浜爪草)
エゾキスゲ(蝦夷黄萓)
オニハマダイコン(鬼浜大根)
コウボウムギ(弘法麦)
コウホネ(河骨)
ヒオウギアヤメ(檜扇文目)
ハマニガナ(浜苦菜)
カセンソウ(歌仙草)
ヌマゼリ(沼芹)・サワゼリ(沢芹)
ムシトリナデシコ(虫取撫子)ハエトリナデシコ(蠅取撫子)
モウセンゴケ(毛氈苔)
エゾノギシギシ(蝦夷羊蹄)
シロヨモギ(白蓬)
ノダイオウ(野大黄)
セリ(芹)
ウンラン(海蘭)
ドクセリ(毒芹)
ウラジロタデ(裏白蓼)
クサレダマ(草連玉)
ハマエンドウ(浜豌豆)
エゾオオバコ(蝦夷大葉子)
ハマヒルガオ(浜昼顔)
オオダイコンソウ(大大根草)
センダイハギ(先代萩)の実
ハマナス(浜梨)
ハマハコベ(浜繁縷)
ホソバノヨツバムグラ(細葉の四つ葉葎)
エゾカワラナデシコ (蝦夷河原撫子)
ヒロハノカワラサイコ(広葉の河原柴胡)
アカネムグラ(茜葎)
ガガイモ(がが芋)
キリンソウ(麒麟草、黄輪草)
コキツネノボタン (小狐の牡丹)
ナミキソウ(浪来草)
ハマニンニク(浜大蒜) テンキ草
イヌゴマ(犬胡麻)
エゾイヌゴマ(蝦夷犬胡麻)
コウゾリナ(顔剃菜)
ノコギリソウ(鋸草)
ヒライ(ネジレイ)
エゾミソハギ(蝦夷禊萩)
オミナエシ(女郎花)
マコモ(真菰)
エゾノヨロイグサ(蝦夷鎧草)
エゾフウロ(蝦夷風露) 
カワラマツバの仲間(黄色)
カワラマツバの仲間(白)
ノハナショウブ(野花菖蒲) 
オトギリソウ(弟切草)
ホザキシモツケ(穂咲き下野)
クロウメモドキ
ヒメジョオン(姫女苑)
ヒルガオ(昼顔)
タチギボウシ(立擬宝珠)
ノリウツギ(糊空木)サビタ 
ホタルサイコ (蛍柴胡)
ガマ(蒲)
イ(藺)イグサ
ヒロハクサフジ(広葉草藤)
フトイ(太藺)
メマツヨイグサ(雌待宵草)
サワヒヨドリ(澤鵯)
シロネ(白根) 
ツリガネニンジン(釣鐘人参) 


参加者の皆さんありがとうございました。

来年は6月末頃に観察会が出来ればと思っています。

めむの会公式ホームページはこちら

ヨコスト湿原は、ホロホロ湿原・ポロト湿原とともに、北海道湿原保全マスタープランにおいて保全を図るべき湿原としてリストアップされています。

湿原とは? ヨコスト湿原は、中・低層湿原とされています。


ヨコスト海岸は浸食を防止するための「養浜」という工法で海岸保全工事が行なわれており、
ここ数年侵食が止まっかに思えましたが、今年見るとやや侵食が進んだように見えます。

砂浜の侵食のメカニズムに興味がある方はこちらが参考になります。

【日時】 7月26日(土)9時00分~12時00分 (荒天中止)
【集合場所】 ポロトの森インフォメーションセンター駐車場集合
【対象】 一般
「定員」 20名
【持ち物】 帽子、雨具、飲物、筆記用具
【参加費】 大人500円 小中生250円
「申込期限」7月25日(金)午後4時まで 
【申込方法】 電話 7月25日(金)16時までに「氏名」「住所」「TEL」
【申込・問い合わせ先】ポロトの森ネイチャーガイドめむの会
           担当:有田090-8938-1511 
【主催】 ポロトの森ネイチャーガイドめむの会


         ヨコストのエゾフウロ(蝦夷風露) フウロソウ科

         

           ウンラン(海蘭) ゴマノハグサ科



           カワラマツバ(河原松葉)の仲間  アカネ科


           

エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子) ナデシコ科




~夏のエコキャンプ2008参加者募集~ 終了

2008-07-20 22:16:01 | ウヨロ環境トラスト
          ~夏のエコキャンプ2008参加者募集~

ウヨロ川周辺の自然に触れる青少年の自然体験活動として、3日間のキャンプを実施します。


 対 象: 小学生~中学生
 月 日: 8月1日(金)~3日(日) ※雨天実施
 会 場: 白老町石山 トラストの森、ウヨロ川周辺
 内 容: 川遊び、森の探険、野外炊飯、たき火、森の手入れ体験 など
 指導者: 自然ウォッチングセンター島田明英代表ほか
 宿 泊:テント泊(トラシトの森キャンプ場)
 集 合:8月1日(金)9:30JR白老駅または9:45トラストの森
 解 散:8月3日(日)15:30または15:45白老駅前
 送 迎:JR白老駅前バス乗車(札幌からも送迎できます。8月1日7:30出発)
 持ち物:雨具、軍手、寝袋、食器、水筒、着替え、長靴など
 詳 細:詳しい実施要領と申込書を送りますので、電話等で申込み下さい。
 参加費: 5,000円(食事7食、保険料含む)
 定 員: 25名(先着)
 締め切り: 7月25日(金)まで
 【キャンプに関するお問合せ】トラスト事務局 TEL0144-85-2852
 主 催: NPO法人ウヨロ環境トラスト E-mail:trust@shiraoi.org
後 援:白老町教育委員会 
 協 力:自然ウォッチングセンター

 ○子どもゆめ基金(独立法人国立青少年教育振興機構)助成活動○

 印刷用チラシ
   
  ※参考:北の里山事典

~ポロトの森 自然体験キャンプ 参加者募集~ 終了

2008-07-16 21:58:38 | ポロトの森ネイチャーガイドめむの会
      ~ポロトの森 自然体験キャンプ終了~

好天に恵まれ、参加者21名楽しく過ごしました。

みんなが作ったシーフードカレーおいしかったよ!



 日  時:8月7日(木)~8日(金)
 募集人員:30名
 参加対象:白老町在住の小学3~6年生

 詳細は下の印刷用チラシをご覧下さい。

 チラシ(表) チラシ(裏)

~ウヨロ川に夏がきました~

2008-07-13 22:29:54 | ウヨロ川フットパス
               ~ウヨロ川に夏がきました~

ウヨロ川フットパスの右岸コースの約2kmの草刈りを12,13日行ないました。
橋がまだ出来ていないウヨロ川左岸コースを除いた全てのコースの草刈りを終えました。

草刈りを終えましたが、ウヨロ川フットパスは自然の中の道ですので、朝や雨上がりには
靴が濡れますのでトレッキングシューズなどが最適です。

2日とも晴天で気温は25℃位あったでしょうか?
水を2.5L持って出かけましたが足りず、川の水を飲みたくなるほどでした。
水の大切さ(生きていけない)を改めて実感しました。

13日(午前中)はやや余裕があり、幾つかの草花に目がとまりました。
ホザキシモツケ穂咲下野)これはれっきとした樹木です。エゾノヨロイグサ(蝦夷の鎧草)
イヌゴマ(犬胡麻)、北アメリカ原産の帰化植物 アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草)
オニシモツケ(鬼下野)どうして”鬼”なんでしょう? ハシドイ

13日はウヨロ環境トラストの活動日でした。会員の大工さんは左岸に架ける橋を造っています。
何名かの方が植栽地の下草刈り作業を行ないました。
昨日から一泊2日で自然教育促進会の皆さんが。トラストの森でキャンプをしました。
草刈りを終えて戻ると、昼食をとり帰途に着く前でした。

ウヨロ小屋の「とらちゃん」は、ご飯をたっぷり食べたからか、にぎやかさと暑さに疲れたのか、
日影で”でれーっ”と寝ていました。 最近とらちゃんは旅に出ていないようす。

夕方、自然ウォッチングセンターの島田さんが、来月のエコキャンプの道具の一部を運んできました。

    ウヨロ小屋のガマズミ ウヨロ川の鮭遡上最盛期の9月の末には赤い実をつけます。


~幌別鉱山町歴史の旅~ 終了しました

2008-07-10 21:39:37 | 白老及び近郊のイベント

           
        ~幌別鉱山町歴史の旅~  参加者募集


幌別鉱山(やま)は、明治の末に三井物産の「小田 良治」によって”金”が掘り当てられて
”黄金狂時代”が始まりました…


日 時 : 7月21日(月海の日) 9時~14時
集 合 : 白老町役場前      9:00
      萩野旭友ストア前    9:15
      登別旭友ストア前    9:30
      イーストショップしが  9:50
      登別市ネイチャーセンター「ふぉれすと鉱山」
                   10:15着
内 容 : ・ネイチャーセンター見学
      ・砂金採り
      ・河原で昼食(天候による)
      ・史跡めぐり
持 物 : ・弁当 
      ・砂金採りの器(リュックに入る大きさの植木鉢の受け皿やおわんのようなもの)
      ・長靴(必要かもしれません 申込時確認下さい) ・傘なのどの雨具
参加費 : 会員 1,000円
      一般 2,000円
その他 : 小雨決行 中型バス使用
申込み : 電話 0143-83-1716 宗広 光明(いぶり自然ガイドの会代表)
      先着順で締切ります。
主 催 : いぶり自然ガイドの会


ヨコスト花情報

2008-07-04 16:28:42 | ヨコスト湿原
                 ~ヨコスト花情報~

7月1日と3日ヨコストの海岸と湿地を歩いてきました。
ヨコストは、海浜・海岸草原・湿原などの多様な植物が分布しています。
開花していた植物をお知らせします。

ハマナス ハマエンドウ ハマヒルガオ ハマニンニク エゾスカシユリ エゾフウロ ハマハコベ
ハマニガナ センダイハギ ウラジロタデ(白→雄花・ピンク→雌花) ヒオウギアヤメ キショウブ ノハナショウブ   ハナショウブ カキツバタ シコタンキンポウゲ キツネノボタン コキツネノボタン
オオダイコンソウ  ハナニガナ シロバナニガナ エゾネギ アサツキ ミヤコグサ オオヤマフスマ
コウゾリナ ヤナギトラノオ ナガバツメクサ 

カワラマツバの仲間やエゾノヨロイグサが開花寸前でした。
一方、イソスミレがまだ幾つか花を残していました。

ノビタキが虫を咥えて私が通り過ぎるのを待っているようでした。
近くにもうすぐ巣立つヒナがいるのかもしれません。

湿原のへりをハクセキレイがヒョコヒョコ歩いていました。

水辺の草むらでは、イトトンボ仲間が羽根を休めていました。

冬雪が少なく雨も少ないためか、今年も水が少ない状態です。

ヨコスト海岸は浸食を防止するための「養浜」という工法で海岸保全工事が行なわれており、
ここ数年侵食が止まっかに思えましたが、今年見るとやや侵食が進んだように見えます。
残念ですがハマハコベの幾つかの株が消えました。