白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

ウヨロ川に鮭遡上第1号

2008-08-28 21:48:27 | ウヨロ川フットパス
今日、8月28日ウヨロ川と支流のイレスナイ川の合流点で、鮭遡上第1号?を見ました。
ふ化放流された鮭だろうと思います。
婚姻色らしき色が見られますので、雄だと思います。
(小雨で暗く、川も揺れておりはっきりしない写真ですが)



メスはいないし、争うオスもまだいません。川面を覆う笹の下で静にしていました。
ちょっと早すぎたかな? と思っているかもしれませんネ。

鮭は、天候が曇りで満潮時に河口へ集まり遡上を始めるとのことですが、
大潮は来週です。その頃からややまとまった遡上を期待したいでのですが。

新聞やTVの鮭に関する報道は、道東がほとんどです。
大量に遡上するのが見られるのは今年はどうでしょう?
鮭が南下する時期は、海水温が影響するそうです。

独立行政法人 水産総合研センター さけますセンター

さけますの様々なデータが掲載されています。

来遊速報も掲載されますが、最新は7月30日までで、シロザケはまだです。
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白老川を渡るエゾシカ

2008-08-27 14:17:39 | エゾシカの観察

久しぶりに、ポロトでめむの会の例会が行なわれ、途中の白老川の橋の上で、
川を渡るエゾシカを発見しました。

4頭が一緒に行動していたように見えましたが、車を降り写した時は2頭ずつでした。

エゾシカは母シカを中心とした家族単位の母系集団で、通常は数頭単位で行動し、
オスジカは2~3歳で家族を離れてオスの群れを作るといいます。



あとの2頭は雌のように見えます。


雄の角の枝が2つか3つなので、2から3才と思われ、家族で行動する最後の季節なのではないかと思います。

満4歳になると4つに別れ、その後はそれ以上はふえないそうです。
毎年春に角を落とし、新たな角が生え、9月末頃には硬い角になるそうです。
もうすぐですネ。

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~神々が遊ぶ庭 アヨロ ~

2008-08-27 13:07:19 | そのた

白老観光協会が、2001年にを作成した「ちょっぴり歴史散歩…神話と伝承の地~アヨロ~」
はもう在庫がないそうですのでので、これを元にその一部をA4サイズ2頁に編集してみました。

編集に際して間違いなどがあると思います。それは私のせいですのですみません。
予めお詫びしておきます。(なにしろ 粗忽者ですので)

 


印刷用(右クリックして、名前を浸けて保存 で自分のパソコンに保存してから印刷してください)
マップA   B

海岸の空気にはオゾンが多く含まれており、体の健康やリフレッシュ効果があり、また、
砂浜をはだしで歩くと足の裏全体が刺激され、健康に良いという話を聞いたことがあります。
気持ちが良いのは確かです。それだけでも十分なのですが。

「健康」も重要なキーワード。
「ゆったり温泉」「新鮮な素材を使ったうまい料理を食べる」「運動-しかも自然豊かな海岸や砂浜を歩く」 おまけに「知ることも楽しめる」

虎杖浜グルメコース と、このエリアをつなぐ「人が歩くための道」をつくりたいと思うのですがいかがでしょうか。

しかし、誰の土地なのかもわかりませんし、とにかく一人ではどうにもなりません。

一緒に「もがいて」みる人いませんか?

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登別・白老(虎杖浜)地域マリンビジョン計画とは何だろう?

2008-08-26 22:44:50 | 団塊ジジイの寝言
登別漁港の東の端に、アフンルパロ(あの世への入口)とういアイヌ民族にとって
大変大切な場所があります。

アフンルパロとは  高田寅雄氏について



写真にあるロープから手前(西側)では、現在防波堤の拡張と、昨年まで海浜植物
豊富にあった砂丘部分に砂利を敷き、何かの用地にするような工事が行なわれています。

この工事自体は今年度で終わると工事の標識に書いてありますが、
「このままでは、平成22年には、アフンルパロに近づくことが出来なくなってしまう」とも聞いております。
何がどのようになるのか私にはわかりません。
白老と登別の境界は漁港に流入する小さなフシコベツ川で、「アフンルパロ」がある所は白老です。

少し調べてみました。

国土交通省北海道開発局室蘭開発建設部HP

室蘭民報記事

登別・白老(虎杖浜)地域マリンビジョン計画(登別市のHP)


この計画のコンセプトは
“ 「環境(資源・衛生)を基盤とした「観光(景観・温泉)」との熱い連携
そして 深い「感動(食・交流)」を ” だそうです。

そうだとすると理解に苦しみます。「文化」の文字が無いのもいかがなものでしょう。

これからは、「知ることを楽しむ」人々も多くなるのではないかと思っています。
 NHK教育TV番組 知るを楽しむ

なぜ白老町のホームページに何も書いてないのでしょう。
議会記事録にそれらしき記載があるだけです。

「アフンルパロ洞穴を守って」と白老町広報「げんき」に書いてあるのに??

余談ですが、このへんがンターネットのいいところはこんなところです。

思い出しました。「げんき」は、町内会連合会が編集しているのです。

協働だとか住民参加を標榜してきた白老、イオル誘致した白老、
財政的にも厳しい白老、今こそ、その真価が問われていると思います。
情報共有なくして協働はありえないはずです。

私も自分の住む町のためにと思ってやっているわけなのですが。(余計なお世話かもしれませんがネ)
チョット怒りがこみ上げてきましたが、少し冷静になり、
先ずは、計画の具体的内容を調べつつ成行きに注意したいと思います。
行政が一度決めたことを覆すのは難しいのは色々な例からわかるので
のんびりとはしてはいられないとも思いますが。

私もこのビジョンにつて少し考えてみたいと思います。
考えるための材料はとりあえず、

我が国における資源管理の現状と課題(水産庁 平成20年4月24日)

第六次産業

北海道の6次産業化会議

「自主・自立」でここまでやってきたと思うのです。
お客の私の立場では、バスはもちろん、乗用車でも停められる公共の駐車場ないことが不便ですが。

虎杖浜グルメコース


あとは、スケソウの本体があまりに安価に売られていることや、白老登別地域の育てる漁業の状況など。
こんなことやこんなことこれも あります。応援できたらいいと思うのですが。

※何かと試行錯誤しましたが、これが一番でしょう。
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~アヨロ海岸散策~ 終了しました

2008-08-26 20:23:45 | ポロトの森ネイチャーガイドめむの会
        ~アヨロ鼻灯台やアヨロ海岸を散策~ 終了しました。

20名を超える多数のご参加ありがとうございます。
あいにくの強風で波が高く、海岸を歩き景観を楽しんでいただくことが出来ず残念でした。

アヨロ鼻灯台(カムイエカシチャシ)では場所が狭く行き届かない面があったと思います。反省点です。

ここのクズ(葛は)、ほとんど花を終わらせていました。道産子の私はここでクズを始めてみました。

菱形に近い形でたくさん見えるのがクズの葉です。
北アメリカでは、侵略的外来種に指定されているが駆除ははかどっていないそうです。



黄色いのは、オオアワダチソウ(大泡立ち草)の花です。
これは、逆に北アメリカ原産の帰化植物です。
本州では、同属のセイタカアワダチソウ(背高泡立草)が問題になっているようですが、
白老では空地や道端など、オオアワダチソウが席巻しそうな勢いです。
ここでは、日本のクズとオオアワダチソウが戦っている感じです。


登別漁港の付近にある「アフンルパロ」(あの世への入口)では、アイヌ文化に詳しい協力会員の
お話に、拍手をいただきました。今までになかったことです。

ここの海岸は砂浜が広く、少し散策できました。
帽子が飛ばないよう押さえています。



強風のおかげで小さいですが”波の華”を見ることができました。
自然は、天候が悪くてもそれなりに予期せぬプレゼントをしてくれるのもなのですね。


※ 昨年から5回ほどこの地域を訪れて思ったこと。

この付近には、擦文(縄文)文化遺跡(国道30号線トンネルオープンカット工事のため一部発掘)
がいくつもあるようです。
アイヌの人々も住んでいた(コタンがあった)。
その後、新潟県から移住され方が住んでいたこと、などを考えると
この付近は、近代のような土木工事の技術がない時代には、住みよい場所であったのだろうということです。
アイヌの人たちにとって大変重要な地域であること。
景観もすばらしく、アイヌの人達が利用した植物なども豊富で、
白老の住民として、いつまでも大事にしたい地域であると思いました。



※アイヌの歴史や文化について知りたい方の入口

アイヌ民族博物館

  ○アイヌ文化入門

  ○アイヌの物語や絵本が貴重な音声、文書で見ることが出来ます。

知里森舎

平取町立二風谷アイヌ民族博物館

アイヌ文化振興・研究機構

  ○擦文文化からアイヌ文化

  ○アイヌの歴史

北海道大学 アイヌ・先住民研究センター これから充実する?
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オオアワダチソウ(大泡立草)を試食

2008-08-20 20:30:12 | 植物(草本)の観察

オオアワダチソウ(大泡立草)を試食してみました。
オオアワダチソウを何とかできないか?に書きましたが、早速試す機会が訪れました。

萩の里自然公園久しぶりに歩いたところ、炭窯の前の草が刈られており、
オオアワダチソウの若くて軟らかそうなのが出てきていました。


早速先の方を採取し、胡麻和えと天ぷらにしてみました。
1分半ほど茹で、30分ほど水でさらしました。




炒めた人参とあわせ、白胡麻で和えてみました。ごま油を少々たらし麺つゆで味を付けました。
独特の香りがあり、結構いける味でした。(但し、私は何でも美味しくいただく方ですので…)



天ぷらです。香りは減りました。少し苦味を感じます。(色良くないのは油のせい)



試してみようと思われる方は、『毒と薬はさじ加減』をお忘れなく!

みんなで食べれば怖くない…???

ヨコスト原生花園に侵入したオオアワダチソウ 今後が心配です。

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オオアワダチソウを何とかできないか?

2008-08-20 20:06:27 | 植物(草本)の観察

オニハマダイコンを食べてしまおう! に少し書きましたが、
オオアワダチソウの利用法に関する情報はほとんど見つかりません。

オオアワダチソウ(大泡立草)キク科 アキノキリンソウ属について
北大植物園ニュース   フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

セイタカアワダチソウのように大群落をつくらないと書いてありますが、
白老辺りでは、オオアワダチソウが席巻しつつありますが、セイタカアワダチソウも見られます。

セイタカアワダチソウにつてはこちらに詳しく書かれています。
いずれ自分の毒で消えるといいますが、競争に負けて失われる植物のことなどを
考えると…

オオアワダチソウの利用法は探せませんでしたが、
同属のセイタカアワダチソウについては幾つかを発見しました。

セイタカアワダチソウを方の食べ方 時期的にはやはり軟らかい初夏が適しているようです。

②セイタカアワダチソウの入浴剤に関する情報(1) (2) (3)乾燥肌に良いようです。

”蕾から花が開く寸前後のものを用います。花部(てっぺん)から30センチほどを切り取り、
水洗いをして5~7日乾燥する。
乾燥後、花部を切り取り、小さなメッシュの袋に入れて煮出す。これを浴槽に混ぜ入れる。”

これなら出来そうですが、残り湯を洗濯に使えるかは??

セイタカアワダチソウの薬草茶 美味しいかどうかは不明です。

お茶や入浴剤に興味がある方は、今が採取に最適な時期ですよ。

④草木染めの染めの材料にもなるようです。

食べるにせよお茶にせよ、味見程度からがよいでしょう。毒と薬はさじ加減だと思います。オオアワダチソウは私も試していません。

子供の頃、ラジオでどこかの大学の「なべの会」の話を聞いたことがありました。
ずーっと、北海道大学だと思い込んでいましたが、早稲田大学でした。
早稲田大学なべの会 OB会

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オニハマダイコンを食べてしまおう!

2008-08-20 18:13:07 | 植物(草本)の観察

   オニハマダイコンを食べてしまおう!!

今日、めむの会の観察会「アヨロ海岸散策」の下見で登別漁港の海岸へ行きましたが、
ここにもオニハマダイコンがありました。

ヨコスト原生花園の観察会で、オニハマダイコンを観察しましたが、
昨年よりは増えているように見えます。白老港 東の海岸にもあります。

       オニハマダイコン(鬼浜大根) アブラナ科


オニハマダイコンについてはこちらが詳しく書いてあります。


このオニハマダイコン、危険な帰化植物なのか調べてみました。
北海道ブルーリストに載っていますが環境省の要注意外来生物リストには見当たりません。

こちらには、欧米では葉を食用にすると書いてあります。

京丹後のおやじのうんちく日記 には
『詳しくは分かりませんが、新芽は食べられます。(^^)』と書いてあり
それでは食べてみようと採取、さっそく試食してみました。

  採取したもの(枝の先の軟らかい部分を採取、筋っぽくなく意外に軟らかい)   
 
   さっと茹でたもの


京丹後のおやじさんのお奨めにしたがい茹でて和え物(酢味噌和え)にしてみました。
やや、ほろ苦さがありますが、まずまずの味です。
同じアブラナ科のナノハナ(菜の花)の苦味よりやや強い程度です。


残りを、たまたま冷蔵庫に残っていたコンニャクと、油でさっと炒めて醤油で食べてみました。
ほろ苦さはほとんど変わりませんが、なかなか美味でした。


お酒の肴に良いかもしれません。ただし、たくさん食べるとこの「苦味」が体に良くない場合
が多いので、食べてみたい方は少し味見をしてみるほうがよいでしょう。

菜の花の方は、苦味成分が分解して出来る辛味成分のイソチオシアネートの一種に
抗腫瘍性を有することが報告されているそうです。
「苦味の実体…成分」にいて、何時かわかればお知らせいます。

野菜と山菜の間の「越えられない川」は、この辺りにあるのではないでしょうか?
山菜が野菜になる条件は他に、栽培技術(その植物の生育に適した環境をつくることができること)、
栽培が経済的に成り立つことなどではないでしょうか?

近頃、「山野草の危機」を感じます。食べられる植物はなおさらです。
近年の山菜ブーム?や、最近の食料危機(現時点ではややオーバー?)、エゾシカの増加。
萩の里自然公園では、オオウバユリがエゾシカにより危機を迎えています。
団塊世代の大量退職で、乏しい生活費、かといって適当な仕事も無い、
暇を持て余す人の増加も影響しているようにも思えます。(私もその一人か?(笑い)

今は昔と違い、地域に人口が多いし、車はあるし、札幌からでも採りに来るし、
白老から日高方面まで採りに行くetc。山菜が置かれる状況もちがます。
「根こそぎ採らなければ大丈夫」これも間違いです。
春に芽吹いた山菜の若芽(地上部)を採る。一人ではなく多くの人が次からやってきて。
その植物は来年また芽をだすエネルギーをどうして得ればいいのでしょう。
光合成は葉がないと出来ませんよね。(昔中学校でならったとおもう)
種で子孫を残すものは実を結ばないとどうなりますか?
ほんの一握りで季節を楽しむ、その程度にしたいものです。
(両手にレジ袋、冷凍保存などとんでもないと思いませんか)

また、ラン(蘭)マニア?の増加や、ガーデニングブームで「山野草ガーデン」も
広がる気配を見せています。

さらに、繁殖力旺盛な帰化植物、白老では特にオオアワダチソウ(キク科アキノキリンソウ属)が
どんどん勢力を増大させています。同属のセイタカアワダチソウも見られますが、
オオアワダチソウが圧倒的に多いです。

セイタカアワダチソウを方の食べ方を発見しました。同属なので、今度試してみたいと思います。

○一度行ってみたい、石狩市 石狩浜海浜植物保護センター



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夏のエコキャンプ2008はこんな楽しいキャンプでした

2008-08-08 09:58:57 | ウヨロ環境トラスト
1日目
 ゲームでみんな仲良くなりました。
 村井さんの指導で昆虫ウォッチング

 クワガタツユムシムシの仲間?、カミキリムシやコガネムシの仲間もたくさんいました。

 夕食はバーベキュー、ご飯もみんなで協力して炊きました。

 夜のウォッチング ライトトラップではたくさんの蛾などの虫を観察できました。 オオミズアオもいました。

2日目 
  朝から川遊び。魚すくいをしました。ヤマメ大きなカジカフクドジョウ、ヤツメウナギ、ゲンゴロウ、
  トビゲラなどの水棲昆虫もたくさん観察できました。水槽でみんなで観察してから川へ返しました。

  途中から雨が降り出しましたが、ゴムボートタイヤチューブで川を流れて楽しく元気に遊びました。
  
  午後はうどんをつくって食べました。
   
  夜は、真っ暗な夜を体験しました。だから写真はありません。
 
3日目
  森の手入れ体験をしました。昼食のそうめんもおいしかったですが、特性カレーうどんはGOOでした。
  午後は、森の手入れをした木やなどでクラフトをつくりました。
  ”しまちゃん”の注意を守らず手に切り傷をつくる子もいましたが、みんなが作りました。

  子供たちのエネルギーと”子供は遊びの天才”を実感した3日間でした。

  また来年も会えるといいネ!!

   ウヨロ環境トラストのBlogに戻る
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陣屋のホタル(蛍・火垂る)

2008-08-07 23:59:58 | 昆虫の観察

今日、ポロトでのキャンプのお手伝いのあと、仙台藩元陣屋にホタルを見に行きました。
7時30分を過ぎたころから飛び始め、10数匹を見ることができました。
私のほかに3名の方が来ていました。

ホタルは、萩野12間道路の旧緑泉郷ストアー付近にもいたそうです。
幼虫を採取して育て排水溝の拡幅工事後に戻したのですが、以来いなくなったということです。

ポロトにもホタルがいますが、これは上記のホタルを放して現在に至ったものだそうです。

ホタルを増やすのは難しいことだそうです。その環境にはそれに相応な数しか生息できないのだそうです。

トラストの森に行く途中の孵化場の先の沼付近にもいくらかいます。

ホタルは漢字で「蛍」ですが、「火垂る」とも書くようです。
ホタルの雌は草むらで光り雄をさそい、飛んでいるのは雄で、雌を見つけると
落ちる様に雌に向かって行く様子はから「火垂る」と書くそううです。

「火垂る」を見る時期になると、野坂昭如原作の「火垂の墓」を思い出します。

白老でホタル観察に適した時期は例年お盆くらいまでだそうです。

それにしても、白老では今年はなぜセミが鳴かないのでしょうか?

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夏休みの夕暮れ観察 ~メマツヨイグサの開花とホタル観察~

2008-08-01 00:21:48 | 植物(草本)の観察

         メマツヨイグサ(雌待宵草)の開花とホタル観察

太宰治の「富岳百景」 の「富士には月見草がよく似合う」の月見草はオオマツヨイグサ(大待宵草)
だそうですが、「メマツヨイグサ(雌待宵草)には月がよく似合う」かもしれない。

竹久夢二の詞 「待てど暮らせど来ぬ人を 宵待ち草のやるせなさ 今宵は月も出ぬそうな」も
”宵待ち草”もこの花の仲間のことです。

学校が夏休みの今頃がメマツヨイグサの開花の最盛期で、白老では道端にたくさんあります。
この花は、名前の通り夕方を待ち開花します。暗くなり始める6時を過ぎた頃から7時過ぎに
十数秒で見事に開花します。
このBlogでは、携帯電話用動画しか掲載できないのでお見せすることが出来ず残念です。

1.5MBまで小さいWMVファイルに変換出来ましたので、見てみたい方はどうぞ。
メールに添付してお送りします。

今夕咲く花は、こんな感じに萼がやや開き加減で黄色い花弁がのぞいている。(18:36)
18:45には右上の花が開花。わずか10秒位の時間で開きました。ビデオを早送りした感じです。
下の花が開花したのは、19:05でした。
うっかり目を放したり他の花に目移りしたりせず待つことが観察のコツです。

開花を初めて見たのは子供達のキャンプのお手伝いをしていた時で、
開花の瞬間拍手が沸き起こりました

少し早く夕ご飯を済ませて、メマツヨイグサの開花を観察・そのあとはホタル観察へ
ご家族で出かけませんか。
ホタルは、蒸し暑い風の無い曇りの夜、7時30分頃から8時30分頃がよく見ることができます。
ホタルについてはこちらがわかりやすく解説されています。

ホタルついてのホットな話題
ゲンジボタル繁殖の危機カワニナ似の貝が生息拡大

仙台藩元陣屋内のの昔の川で観察できます。元陣屋は広いので初めての方は、
日中のうちに資料館に問合せるなど確認しておいたほうが良いでしょう。
どちらも虫除けと懐中電灯をお忘れなく。

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