ウヨロ川フットパス 初夏のトラストの森コース からの続きです。
右岸とは、川の上流から下流を見て右川の岸です。※ 左岸コースは利用できません。
右岸コースはウヨロ川の堤防と石山大通りの歩道を歩くコースです。
太陽光パネルのあるウヨロ橋から右岸コースに入るとしばらく直線コースが続く。
堤防は周囲より高く、そよ風に吹かれて夏でも爽快だ。
ヤマグワ(山桑)クワ科 の花が咲いていた。 ♪山の畑の桑の実を 小かごに摘んだはまぼろしか…♪
子供の頃、指や唇を紫にして食べた事を思い出す方もいると思います。
花が咲いたからといって実がなるわけではない事を知りました。ヤマグワは雌雄異株でした。
雄木(雄花)
雌木(雌花)
道端には、ミツバツチグリ(三つ葉土栗)バラ科
オオヤマフスマ(大山衾)別名 ヒメタガソデソウ(姫誰袖草)ナデシコ科 姫誰袖草という花名の由来はわからないが、気になる名前だ。
黄色いハルザキヤマガラシ(春咲山芥子)アブラナ科 ヨーロッパ原産の帰化植物 が目につく。 菜の花と同じ仲間だ。
アメリカンハウスの手前は菜の花畑の見たいに見える。ハルザキヤマガラシだろう。
右手前は、満開のエゾニワトコ(蝦夷接骨木)。
かつてウヨロ川が蛇行した跡が、三日月湖ならぬ、小さな沼として幾つも残っている。
堤防の下には、エゾノコリンゴ(蝦夷小林檎)バラ科 が咲き始めたところです。
トラストの森コースと右岸コースでは、ウグイスとツツドリの声がいつも聞こえていた。
送電線を過ぎると、石山大通りはもうすぐです。
石山大通りの道端に、普通、海岸の砂地で見られるハマハタザオ(浜旗竿)アブラナ科が見られる。
道路を造るときに海岸の土砂を運んできたか、かつての砂丘に近いのでその頃の子孫なのだろうか?
そして、ヨーロッパ中部〜小 アジア(トルコ共和国付近)原産の帰化植物、ウスユキマンネングサ(薄雪万年草)ベンケイソウ科 が道路と一緒にやってきた。
歩道の傍の空地に、見慣れないタンポポが目についた。
セイヨウタンポポでもない。エゾタンポポでもない。
在来種のシコタンタンポポ(色丹蒲公英)か? まだ見たことが無いが有るという雑種のタンポポかもしれない。
どこからやって来たのだろう?
萩の里自然公園駐車場スタート 9:30 萩の里自然公園駐車場到着15:00でした。
道草(植物観察)がチョット過ぎたかな?ウヨロ環境トラストの森で昼食(45分)。歩数約2万歩(短足です)
お奨めコースタイム
萩の里自然公園駐車場←1時間(約3㎞)+センターハウス滞在時間 →オーシャンファーム
← 1時間30分(約3㎞)→ウヨロ環境トラストの森(休憩)←30分(約2㎞)→オーシャンファーム
←1時間30分(約5km)→萩の里自然公園駐車場
歩行時間合計約4時間30分
道草をせずにウォーキングする場合は、4時間位かと思います。
トイレの場所 萩の里自然公園センターハウス(休館日も年中使用可能)
オーシャンファーム(簡易トイレ 事務所に声をかけで使用)
ウヨロ環境トラスト(簡易トイレ 自由に使えます)
駐車場 オーシャンファーム入口にも数台駐車可能です。
コースのこの間のには、店・自販機はありません。
萩の里自然公園についてはこちら ウヨロ環境トラストについてはこちら
ウヨロ川フットパスについてはこちら
ウヨロ川フットパスマップ