山の色にも木々の個性が表れてきたようです。
世の中は高速道路1000円で大フィーバーのようですが、こちらは萩の里自然公園を散歩です。
「世界中の都市に拡がる消灯・省エネキャンペーン」
<ナショナル ジオグラフィック協会>
なのですが、日本で参加する都市はあるのでしょうか?
この様子では、京都議定書の約束を果たすのに、日本が外国から排出権を買うのにあとどのくらい税金を使わないとだめなんだろう。最近脳細胞がどんどん減っていくのが実感されて電卓がないと計算できないのです。全く後ろ向きのお金の使い方だと思いませんか。
ハンガリーから排出権購入 日本が初の政府間取引へ
むかし、サンシャイン計画やムーンライト計画というのがありました。
政府がもっと本気で力を入れていれば…残念です。
力をいれなかった理由のほとんどは、「自然エネルギは不安定だから」「需要を賄うには小さすぎる」だったと思います。(つい最近まで?今でも?)
アメリカが開発中の「知的送電網」を開発しようという発想は全くなかったようす。
トヨタのプリウスだって、かなりの期間50万円(少しずつ小額に)もの補助金があったから今があるのです。
ようやく太陽光発電が動きだしました。海外での普及にあわてて。
北海道のような寒冷地では、地下の温度を利用するヒートポンプも有効なのですが
国がやるのは全国一律だし、道は瀕死状態だし…。
富良野における地中熱ヒートポンプ暖房の取り組み(分りやすい)
財団法人 省エネルギーセンター
特定非営利法人(NPO法人)地中熱利用促進協会
話を元にもどすと、
鉄道やバスを一日乗り放題1000円にする手もあったと思います。
ああ、それだと天下り先にお金が落ちないか?
政府の政策は非常に大事だと思います。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/17663.html
ケヤマハンノキ(毛山榛の木)の花が咲き始めました。
ぶら下がっているのが雄花です。指ではじくと花粉が飛び散ります。
雄花 雄しべと黄色い花粉が見えます。
こちらは雌花です。かなり赤くなってきましたがまだ開花はしていません。(真紅になります)
開花時期を少しずつずらし、自家受粉を避けているといいます。
ヤチハンノキ(谷地榛の木)の雄花も咲いています。やや小さく色黒のようです。
今年は昨年より花が少ないようです。
公園の西の谷地にミズバショウ(水芭蕉)が出番を待っています。開花は4月下旬でしょう。
その横でフキノトウ(蕗の薹)の雌花が咲いていました。
知人からの受売りですが、最近の研究では発ガン性の物質が含まれていることがわかったそうです。
ハンゴンソウ(反魂草)もそうだそうです。 「山菜図鑑」などには書いてありません。
またその隣に、エゾアカガエルが卵を産んでありました。
地域によって随分時期が違うと感じます。子供の頃は田んぼに水が入ってからだったような気がします。
エゾシカが歩いた跡があちこちにあります。枯葉が蹴散らされ土が見えます。
よく見るとオオウバユリ(大姥百合)のユリ根(鱗茎)が食べられています。
今年花を咲かせるはずだったものだと思います。
横に毛もありエゾシカの仕業に間違いないでしょう。
駐車場少し入ったところの群落は、昨年は殆ど全滅でした。
今のところ食べられていませんがどうなるのでしょう? シカも生きていくのには食べなければならないわけだし…。
一回結実性植物 オオウバユリ
花が咲けば、ひとつの花で600個弱の種をばらまきますが、毎年これではたまったものではないでしょう。
去年の秋からほぼ同じ状態で春を待っている植物があります。
ナニワズ(難波津)花は4月中頃と思います。
フッキソウ(富貴草) 花は4月末から5月中頃と思います。
小さいですがこれらは樹木です。
木と草の違いは?
野鳥の鳴き声も変ってきました。もうすぐ暖かい春です。
散策路では、久しぶりの人との出会いもあり少し気分が明るくなりました。
木の根元や上の方をうろうろ見て歩く挙動不審の怪しげな人にも出会ったのではありますが。
かくいう私も同じように見えているのかもネ!!