11月25日 ヨコスト原生花園(湿原)へ立ち寄りました。冬に訪れるのは初めてです。
夏の終わりに、ある方から「近くで重機が動いていますよ」と知らせていただきました。
その後何度か国道を車で走り横目で見ながら、「ああ ついにここもか…」と思ってはいましたが
これほど近くまでとは…
フェンスで目隠しをしてあり、確かなことは分かりませんが砂利の採取だろうと思います。私の後側が海岸です。
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6,000年ほど前には、ポロト湖や白老の平地のほとんどは海(
縄文海進)だったそうなので、
良い砂がたくさん堆積しているのでしょう。あちこちで砂利採取が行われています。
フェンスの手前をポロト自然休養林が源のウツナイ川とヨコスト川が合流して流れています。
その川の手前から海岸を、勝手に「ヨコスト原生花園」と呼んでいます。
数年前には、数頭の牛が放牧(柵がないので長い紐につながれ)されていました。
時々人が来て牛をつなぐ杭の位置を移動しているのを見ることがありました。
他の「原生花園」と良く似ており、ここでは牛がイネ科などの植物などを食べてくれ、
「花園」が維持されてきたのではないかと思います。その牛が昨年頃から見かけなくなりました。
ひょっとして、その土地の地主が牧場をやめてしまったのでは??などと勝手に心配しています。
そうだとすると、次には、川の手前の「原生花園」が砂利採取の場になる事も十分考えられ
益々勝手に心配するこの頃です。
ウツナイ川と湧き水の沼がつながる付近に、オオハクチョウが数羽いました。
”
おひょうさん”によりますと、ここで越冬するのかもしれません。
ダイサギも1羽いました。
ワッカ原生花園
小清水原生花園
夏のヨコスト原生花園の様子
7月1日
7月26日
砂利採取法
砂利採取法施行令
北海道湿原保全マスタープラン