白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

今日はヨコスト海岸へ

2020-09-26 20:10:59 | ヨコスト湿原

今日はヨコスト海岸へ。

オギ が風に揺れてむかえてくれました。

アキノキリンソウ&ユウゼンギク&と樽前山も。

山からの風ですがかなり強く海は時化ていました。

住んでいる方は「怖い」だろうな! 

引き続きどうしても見たいものがあるとう女性のボディーガード?!として、湿原へ降りました。

ちょうどエゾリンドウが見頃で、

ユウゼンギク(友禅菊-外来種だがいい名前をもらった)が満開で、白に近いものもありました。

エゾノコリンゴ(ズミ?)が実を少し付いていました。

お目当ては、クマヤナギ(熊柳)の実。黒く熟していました。

口に含んでみると甘く少し苦味が。おまけもありました。

帰りに樽前山を見ると秋の空でした。

 

 

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ヨコスト海岸のゴミ拾い

2020-08-31 21:16:56 | ヨコスト湿原

8月29日土曜日、ヨコスト海岸のゴミ拾いに参加してきた。

社台方面を海霧が覆い始めていたので雨が早まるかと思ったが、予報通り夕方からか?

海岸草原では、オミナエシが咲いていました。

海岸の砂丘から湿原や草原を見下ろすと、花から種を作り始めているオオアワダチソウの群落が幾つもみえる。

 

 

砂丘にまで

このままにすると、どうなるのだろうか?

北海道ブルーリスト(外来種のリスト) オオアワダチソウ 

http://bluelist.pref.hokkaido.lg.jp/db/detail.php?k=08&cd=459

 

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ヨコスト湿原のコバギボウシ(小葉擬宝珠)群生地は今?

2019-07-26 16:29:54 | ヨコスト湿原

シカから守られた、萩の里の実験地のコバギボウシが花茎を上げてきました。(7/25

 


ヨコストの群生地はどうでしょう?

2010728日  かなりの花芽がシカに食べられていました。


同じ2010810花も実もほとんど食べられていました。

 


ところが、201689日、シカが食べに来るのを忘れたのでしょうか?

 

 


去年、2018726日 小型のものが多く、すでに食べられたり、まだ蕾のものが大半でした。



背丈の高い他の植物の間では咲き始めていました。

 

同じ2018年87日 シカは実も食べ尽くす勢いでした。

 

今年はどうでしょう?



 

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ノハナショウブが満開 ヨコスト湿原

2017-07-15 17:42:26 | ヨコスト湿原

ノハナショウブが満開です。

 

2010年頃より分布を増やしているようです。

 

 

 

 

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今日のヨコスト湿原 2016/8/9

2016-08-09 19:45:55 | ヨコスト湿原

ヨコストでの用事が早く済んだので、少し歩いていて見た。

ツリガネニンジン(釣鐘人参)が咲いていました。

エゾシカに食べられたり、オオアワダチソウに攻められたりして群生地の面積が少し減ったように見えます。

サワヒヨドリ(沢鵯)とオミナエシ(女郎花)

 

オミナエシとツリガネネンジン

クサレダマ(草連玉)が満開でした。山(萩の里自然公園)より早い。

湿った草地に生育するというが、ヨシやミズオトギリ(水弟切)、スゲが生えている湿地に生えています。↑ ↓

ナガボノシロワレモコウ(長穂の白吾亦紅)が咲き始めていました。


花が終りかけたヤマアワ(山粟)の穂が風に揺れていました。


オオアワダチソウと樹木に攻められ心配したいましたが、バアソブ(婆蕎)別名 ヒメツルニンジン(姫蔓人参)が何とか生きていました。


林の縁ではクマヤナギ(熊柳)が去年の実が赤くなり、今年の蕾が見えています。 これから花です。実はこれから秋までに黒く熟します。

2年かけて種をつくるようです。

 

水辺では、セリ(芹)の花が咲いていました。 付近にはドクゼリも生えている。

 

砂丘には、エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)が咲いていました。

カセンソウ(歌仙草)とエゾカワラナデシコ


通過した台風の影響で波が高かった。

 

暑い日でしたが、草原や湿原・海岸を歩くのは気持ちがいいものです。藪蚊もいません。

 

 

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生物多様性保全の観点から重要度の高い湿地に選定 ヨコスト湿原

2016-04-29 21:06:59 | ヨコスト湿原

ヨコスト湿原が、「生物多様性保全の観点から重要度の高い湿地に選定されました。

ヨコスト湿原 (湿原植生* )

砂丘後背湿地群落としてのマコモ群落,ヨシ群落,湿性草原,コウボウムギ群落,ハマナス群落からなり,動植物の貴重な生息・生育地.

 

このブログの「ヨコスト湿原」に関する記事⇒「クリック

めむの会ブログでの「ヨコスト湿原」に関する記事⇒「クリック

ヨコスト湿原自然環境調査報告書 平成23年1月 白老町

 

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なでしこジャパン おめでとう! エゾカワラナデシコ

2011-07-18 12:00:29 | ヨコスト湿原


なでしこジャパン、米国を破り初優勝 女子サッカーW杯


ナデシコ
 花言葉は、「純愛」「大胆」「勇敢」

白老で見られるナデシコ

ヨコスト海岸の「エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)」ナデシコ科ナデシコ属
撮影2010/07/27


撮影2004/07/21


空地などで見られる「ムシトリナデシコ(虫取り撫子)」ナデシコ科マンテマ属ヨーロッパ原産の帰化植物
撮影 2007/07/07



ヨコスト湿原や海岸は今頃夏の花の季節です。咲いていると思われる植物を幾つか…


キタノコギリソウ(北鋸草)キク科 ノコギリソウ属 海岸草原に咲きます。
撮影 2010/07/22
花の直径が12~14ミリでノコギリソウより大きい。(二人の館)


湿原に咲く植物

ノハナショウブ(野花菖蒲)アヤメ科 アヤメ属 そろそろ終りか?
撮影 2010/07/15


貧栄養の湿原ではなく、栄養分のやや多い湿原や湿性の草原に生育する。園芸植物のハナショウブは、ノハナショウブを品種改良したものかもしれない。
八紘学園花菖蒲園 札幌市

エゾミソハギ(蝦夷禊萩)ミソハギ科 ミソハギ属 水辺が似合う花です。咲き始め
撮影 2010/08/05


ミズオトギリ(水弟切り)オトギリソウ科 ミズオトギリ属 常に水があるような所に咲きます。
撮影 2010/07/30


タチギボウシ(立擬宝珠)ユリ科 ギボウシ属 湿原や湿った草原・山地に咲きます。
撮影 2010/07/22


ホザキシモツケ(穂咲下野)バラ科シモツケ属 
日当たりの良い湿原や湿った土地に生育。白老では少なくなりましたがまだ見られる植物です。
撮影 2010/07/27


ノリウツギ(糊空木)別名 サビタ ユキノシタ科 白老では林縁や草原、湿原に生育。
この花を見ると白老の夏といった感じです。
撮影 2010/07/28


明日からは天候が回復しそうです。














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ヨコスト湿原のバアソブ&宇宙人としての生き方 

2009-08-10 22:49:12 | ヨコスト湿原
お久しぶりです! 
久しぶりに写真を載せようとしたらアップロードのやり方が変わっておりやや途惑いました。

昨日ヨコスト湿原を歩きました。バアソブが咲いていました。
アイヌ民族博物館で植栽してあるのを見ましたが、野性のものを見るのは初めてです。
ツルニンジンはあちこちで見かけますがなかなか会えませんでした。
ヨコスト湿原は、ツリガネニンジンとサワギキョウ、サワヒヨドリが花盛りでした。
オミナエシも咲いています。もうすぐ秋です。

バアソブ


ツリガネニンジン


サワギキョウ


サワヒヨドリ


お盆にはこの本を読もうと思います。

[宇宙人としての生き方 アストロバイオロジーへの招待]
松井孝典(マツイ タカフミ)/著 岩波新書 新赤版
 
ビッグバン以来150億年の時間スケール、150億光年の空間スケールで地球と文明を考える—それがアストロバイオロジーだ。環境、人口、食糧問題など、文明の成立基盤を揺るがす現代の深刻な課題を地球システムの問題ととらえ、宇宙の知的生命体の一つ、「宇宙人」として我々人類が目を向けた時、新たに見えてくるのは何だろうか。

第1章 現代とはどのような時代か—宇宙人としての視点をもつ
第2章 地球とはどのような星か—地球をシステムとして見る
第3章 文明とはなにか—人間圏をつくって生きる
第4章 我々とはなにか—地球学的人間論へ
第5章 我々はどこから来たのか—生命の起源と進化
第6章 我々は宇宙で孤独な存在か—地球外知的生命体の可能性
第7章 歴史とはなにか—宇宙・地球・生命・人類のスケールで考える
第8章 我々はどこへ行くのか—人間圏の現状と未来

松井 孝典
1946年、静岡県に生まれる。1972年、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。専攻、複雑理工学、地球惑星科学。
現在、千葉工業大学 惑星探査研究センター 所長

おまけ!!

【インタビュー】
東京大学大学院の松井孝典教授が語る - 宇宙・生命・地球・人類・文明
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/05/30/matui/index.html


アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会 報告書
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ainu/dai10/siryou1.pdf

アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」報告書のポイント
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ainu/dai10/sankou2.pdf
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早春のヨコスト原生花園 早春の北の海の音

2009-04-09 15:30:09 | ヨコスト湿原
すぐ近くへの用事の帰りに、ヨコスト原生花園へ30分ほど立寄りました。

まずは、北の海の音をどうぞ!⇒■■ 風の音と雑音が…すみません。マイクの横にストラップが付くようになっており…設計ミス。 ヒバリのさえずりが小さく聞こえませんか。

北の海はまだ肌寒く、「春の海ひねもすのたりのたりかな」 与謝蕪村 という気分にはなれません。

今日は、ポロトの森に源があるウツナイ川の水が流れ込む湿地には、アオサギ・ダイサギ・カモの仲間がいました。ヒバリ(雲雀)も盛んにさえずり結構にぎやかでした。

このあたりの海は秋は、鮭釣狂想曲で、♪今はもう秋~ という気分も無理ですが、5月の末頃から原生花園になります。

出番を待つ草花たち

ハマハタザオ(浜旗竿)


イソスミレ(磯菫)別名 セナスミレ(瀬名菫)


ウンラン(海蘭) 小さいけれどそうだと思います。 ※蘭の仲間ではありません。


ハマニンニク(浜大蒜). 葉がニンニクの葉に似ているイネ科の植物で食べられません!!


あとは、ゴミだらけです。6月には、ごみ拾い植物観察会をやろうと思います。是非ご参加下さい。


オニハマダイコン(鬼浜大根)は多分美味しい! 

鳥取県立博物館の「おまけ情報」

常呂町海岸のオニハマダイコン


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ヨコスト湿原(原生花園)は今

2008-12-05 12:00:27 | ヨコスト湿原
11月25日 ヨコスト原生花園(湿原)へ立ち寄りました。冬に訪れるのは初めてです。

夏の終わりに、ある方から「近くで重機が動いていますよ」と知らせていただきました。
その後何度か国道を車で走り横目で見ながら、「ああ ついにここもか…」と思ってはいましたが
これほど近くまでとは…

フェンスで目隠しをしてあり、確かなことは分かりませんが砂利の採取だろうと思います。私の後側が海岸です。








動画はこちら

6,000年ほど前には、ポロト湖や白老の平地のほとんどは海(縄文海進)だったそうなので、
良い砂がたくさん堆積しているのでしょう。あちこちで砂利採取が行われています。
フェンスの手前をポロト自然休養林が源のウツナイ川とヨコスト川が合流して流れています。
その川の手前から海岸を、勝手に「ヨコスト原生花園」と呼んでいます。

数年前には、数頭の牛が放牧(柵がないので長い紐につながれ)されていました。
時々人が来て牛をつなぐ杭の位置を移動しているのを見ることがありました。

他の「原生花園」と良く似ており、ここでは牛がイネ科などの植物などを食べてくれ、
「花園」が維持されてきたのではないかと思います。その牛が昨年頃から見かけなくなりました。
ひょっとして、その土地の地主が牧場をやめてしまったのでは??などと勝手に心配しています。
そうだとすると、次には、川の手前の「原生花園」が砂利採取の場になる事も十分考えられ
益々勝手に心配するこの頃です。

ウツナイ川と湧き水の沼がつながる付近に、オオハクチョウが数羽いました。


おひょうさん”によりますと、ここで越冬するのかもしれません。

ダイサギも1羽いました。




ワッカ原生花園

小清水原生花園

夏のヨコスト原生花園の様子

7月1日

7月26日


砂利採取法

砂利採取法施行令

北海道湿原保全マスタープラン

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ヨコスト花情報

2008-07-04 16:28:42 | ヨコスト湿原
                 ~ヨコスト花情報~

7月1日と3日ヨコストの海岸と湿地を歩いてきました。
ヨコストは、海浜・海岸草原・湿原などの多様な植物が分布しています。
開花していた植物をお知らせします。

ハマナス ハマエンドウ ハマヒルガオ ハマニンニク エゾスカシユリ エゾフウロ ハマハコベ
ハマニガナ センダイハギ ウラジロタデ(白→雄花・ピンク→雌花) ヒオウギアヤメ キショウブ ノハナショウブ   ハナショウブ カキツバタ シコタンキンポウゲ キツネノボタン コキツネノボタン
オオダイコンソウ  ハナニガナ シロバナニガナ エゾネギ アサツキ ミヤコグサ オオヤマフスマ
コウゾリナ ヤナギトラノオ ナガバツメクサ 

カワラマツバの仲間やエゾノヨロイグサが開花寸前でした。
一方、イソスミレがまだ幾つか花を残していました。

ノビタキが虫を咥えて私が通り過ぎるのを待っているようでした。
近くにもうすぐ巣立つヒナがいるのかもしれません。

湿原のへりをハクセキレイがヒョコヒョコ歩いていました。

水辺の草むらでは、イトトンボ仲間が羽根を休めていました。

冬雪が少なく雨も少ないためか、今年も水が少ない状態です。

ヨコスト海岸は浸食を防止するための「養浜」という工法で海岸保全工事が行なわれており、
ここ数年侵食が止まっかに思えましたが、今年見るとやや侵食が進んだように見えます。
残念ですがハマハコベの幾つかの株が消えました。

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ヨコスト湿原にセンダイハギが咲き始めました

2008-06-04 20:56:20 | ヨコスト湿原
センダイハギ(先代萩)が咲き始めました。樽前山を背景に景観的にもいい季節が始まりました。


                センダイハギ


ハマエンドウも咲き始めました。

ハマナスの蕾は大きくなってきていますが、すぐに開花とはいかないようです。
ハマハタザオが最盛期です。イソシミレ、スミレ、シロスミレがまだ咲いていました。

ヒメイズイ、オオヤマフスマも咲いています。シコタンキンポウゲが咲き始めています。
石像下の湿原ではスズランが咲いていました。初めて見ました。
ヒロハノヘビノボラズがたくさんありました。もう少しすると開花するでしょう。
ズミももうすぐ開花します。

ヒバリがたくさん鳴いています。オオジシギがけたたましく羽音をさせて何度も急降下をしていました。
例年に無いほどたくさんのヒシの実が浮いていました。
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