白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

池澤夏樹氏が危惧「筋交いがない日本という家は潰れる」

2015-08-31 17:03:20 | 団塊ジジイの寝言

平和の民族が明治以降、カン違い

「日本の三権分立は死にかけている」と朝日新聞のコラムで書いた。実際、憲法判断を放棄している司法、さながら大政翼賛会と化している立法府。民意は無視され、憲法破壊が公然と進んでいるのだから、ひどいものだ。沖縄や憲法問題に真っ向から取り組んできた作家に、安倍政権の危うさと日本の行く末を聞いてみた。

――安倍政権が言う積極的平和主義って、何だと思われますか?

  戦争主義ですよ。つまり戦力を誇示し、威嚇と恫喝によって周囲を黙らせることでしょう。

――しかし、多くの日本人はいまだに安倍政権の勇ましさを支持しているように見えます。日本人って、そういう民族なんでしょうか?

実は3.11の東日本大震災をきっかけに日本という国、日本人に大きな関心が湧いてきたんです。1年ほど東北に通って、惨憺たる場所を見たり、時にはボランティアの手伝いをして、国土について調べ、日本人はどうしてこんなところで生活してきたのかを考えました。日本は島国で、異民族支配を知らないで済んできた。そのせいで、少しトロいというか外交下手のところもある。自分たちが起こした戦争ですら、自然災害のように早く忘れてしまう。何なんだろう、日本人って。どういう人たちなのか、を知りたくなった。そのためには日本文学を読むのが一番いいのではないかと。

続き⇒日刊ゲンダイ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エゾノコンギク ユウゼンギク ネバリノギク 秋の紫色のキク科

2015-08-31 12:12:44 | 植物(草本)の観察

萩の里自然公園中央通りの傍では、今年はいつもより早くから咲き始めたようだ。

天候異変で雨の降る日が多かったせいか、きれいに開花しなかった。まだまだ蕾が多いのでこれからに期待。

8月の末になり公園の周囲から、ユウゼンギクとネバリノギクが咲き始めた。

エゾノコンギク(蝦夷野紺菊)キク科 シオン属 多年草 花期:8~9月 分布:北海道

 

北海道の低地や山地の草地に生育する、高さ0.5~1mの多年草。分枝した茎先に直径2~2.5センチの頭花を散形状につける。

黄色い頭状花の周囲を20個以下の淡青紫色の舌状花が囲む。

葉は長楕円形で中ほどから少しくびれており、両面に少し硬い毛があるので、触るとざらざらしているのですぐわかる。

 

ユウゼンギク(友禅菊)キク科 シオン属 多年草 花期:9~10月 分布:北海道~九州、北アメリカ産帰化植物

 

 

低地ややや湿った場所、空き地、道端に生育する高さ30~70㎝になる多年草。

淡青紫色の舌状花の数はエゾノコンギクより多く20個以上。葉は細く葉は互生し、柄がなく、なかば茎を抱く。全縁か低い鋸歯があり先がとがる。

全体がほぼ無毛で、葉は触るとつるつるするのですぐわかる。

「友禅菊」という日本的な和名だが北アメリカ産だそうだ。

2010/10/08 ヨコスト海岸草原

ヨコスト海岸草原や湿原では群生している。まだ花を付けない小型のものが群生し、湿原を占領してしまうのではないかと心配になるが、オオアワダチソウの勢いを止める防波堤になってくれないものだろうかとも思うが。詳しくは⇒ヨコスト湿原のようす(二人の館)

 

ネバリノギク(粘り野菊)キク科 シオン属 多年草 花期:8~10月 分布:北海道~九州、北アメリカ産帰化植物

 

原野、空地、道端に生える高さが30~70㎝になる多年草。茎の上部や葉、花の柄、総苞片に腺毛があり、触ると粘る。

葉は細く密に互生して基部は耳状となり茎を抱く。葉に触れると、ふわふわした軟らかな毛があるのですぐわかる。

頭花は径3~3.5㎝と大きく、舌状花も20~60個と多い。色は濃く紅色から紫色まで変異が大きい。

 

萩の里自然公園 2004/09/04 西尾根通りの空地の上 

現在はススキやオオアワダチソウが目立ちネバリノギクの姿はないので、この辺りで道端に多いがはあまり心配する外来生物では無いように思う。

キク科 シオン属は世界で約400種が知られる。日本には約30種が自生するという。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦争法案に反対する人々の声 自民 公明はどう応える

2015-08-31 10:08:09 | 団塊ジジイの寝言

30日の全国でのデモのニュースから、戦争法案に反対する人々の声を集めた。

※集団的自衛権の行使は国防のためにならない」「後方支援などで他国の戦争に自衛隊員が巻き込まれ、仮に死ぬとすればそれは犬死に」「法案を絶対に止めたい」 衛隊員の友人がいるという若い女性

①  安保法案は「解釈改憲というプロセスが違憲」と思う。アベノミクスは「必要な施策」と肯定的だが、地元の岩手で総選挙前に街頭演説をした安倍晋三首相が、安保法制にあまり触れなかったのが疑問だった。「安保法案が後で出てきた。だますつもりだったんだ」と思い、7月から国会前に足を運んでいる 大1年

②   「私の払った税金が弾薬の提供のために使われ、遠い国の子どもたちが傷つくのだけは絶対に止めたい。『やられたらやるぞ』と威嚇するのではなく、そもそも敵を作らない努力を諦めない国でいたい。戦争法案は絶対に止めることができると信じています」 大学生

③   ボランティア活動で、戦争で傷ついたアフガニスタンの子どもたちの医療支援をした経験から、「正しい戦争などない」と考えるようになったといいます。自衛隊員が誰かを傷つけたり、傷つけられたりする事態を招くべきではないと、法案に強く反対していて、看護師を目指す勉強の合間を縫って集会に駆けつけました。「これまでの海外派遣で、自衛隊が武力を行使しないことで築いてきた信頼を、法案が崩してしまうのではないかと危機感を抱いています。一度、武力を行使する方向にむかうと歯止めがきかないと思うし、日本は人道支援や技術の提供で各国からの信頼を地道に得ていくべきだ」看護学校学生

④  「ずっと平和を求めてきた沖縄の思いが本土でも広がってきていると思う。これからもっと連携していけたらと思う」沖縄 若者

⑤  「顔や名前を出すのは怖く、学生が行動しても何も変わらないのでは、と弱気になることもある。それでも世代を超え、多くの人が声を上げることが未来を拓(ひら)くと信じている」大1年

⑥  憲法を守った方がいいって、変なことですかね。おかしな主張ですかね。利己的ですかね」 大4年

⑦  「この群衆の中の一人だった。まさか自分が「戦争反対!」と叫ぶとは思ってもみなかった。それだけ大きな危機感を持っている」若者

⑧  70年前の戦争に触れ「国によって葬られる人をこれ以上増やしたくない。絶対に戦争法を許さない」大4年

⑨ 「戦争じゃない手段でとことん平和を追求したらいいと思う」「私たちがいまを考え、生きることが次の時代への責任だ」 会社員(29)1児の父親

⑩  「誰の子どもも殺されることを望みません」母親(38)

⑪  「米国に追随して戦争ができる態勢をつくる法案。近隣諸国との亀裂を生むような政権の動きに危機感を覚える」 大学教員女性(56)

⑫  「戦争の時は私たちは人間扱いされなかった。だから私たちは平和を思う気持ちは人一倍強い」 脳性まひの女性(56)

⑬  「強行突破というか、そういう感じでやってる感じがするので、少しでも何かできればと思います」

⑭  「政治家に任せていては、そのままどんどん引きずられていくだけなので、ちゃんと自分たちの声を上げないといけないと思います」

⑮  「僕たちが(戦争に)行かなくても、次の世代が行くって考えると、この場で阻止しないといけないのかなという思いもあって来ました」父親

⑯   「この子たちの旦那さんとかがやっぱり不安ですよね」. 母親

⑰   「兵士たちの傷を治して『戦地で頑張って』なんて言えない」、子育て中の母親は「十年後、大人になった子どもから『どうして反対してくれなかったの?』と恨まれると思う」 女性医師

⑱  「戦争をする国に繁栄と未来がないというのが七十年前の教訓だ。みんなで法案に反対する声をあげよう」男性(62)

⑲ 「山積みの仕事」を放り出して、国会前に足を運んだ。「これだけの声を反映できない安保法案は、国民主権をないがしろにするものだ」弁護士(77)

⑳ 「原発も平和も同じ。口をつぐんだら誤る。」臨済宗妙心寺派元管長(85)

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツリガネニンジン (釣鐘人参) キキョウ科 

2015-08-30 21:24:52 | 植物(草本)の観察

萩の里自然公園の中央通りの傍に、久しぶりにツリガネニンジンが咲いた。

エゾシカに食べられたり、草刈りで刈られたりで数年は見る事ができなかった。

それにしても大きい。2mほどもある。

 

ツリガネニンジン(釣鐘人参) キキョウ科 ツリガネニンジン属 多年草 花期 8~9月 分布:北海道~九州

低地から山地の草原や湿地に生育する、高さ40㎝~1の変異の多い多年草。茎は円柱型で直立する。

切ると白い汁が出る。葉は4~5枚ずつ輪生し、葉身は長楕円形で鋸歯がある。

花も茎の上部で青紫色の鐘状の花を下向きに輪生する。 花冠の先は浅く5つに裂け、花柱(雌しべ)は花から長く突きだす。

 

名前の由来は、この釣鐘形の花と、根がチョウセンニンジンに似ていることから。

根は薬用になり、天日で充分乾燥させたものを生薬で沙参(しゃじん)といい咳止め。

春の若芽は、茹でて水にさらし、あえもの、汁の実、おひたしや油いためにすると美味しいという。

白老のエゾソカはグルメだ。 2007/07/03 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミゾソバ(溝蕎麦) タデ科

2015-08-30 19:57:50 | 植物(草本)の観察

萩の里自然公園のミズバショウ通りの両側に、ミゾソバが咲き始めた。

 

 

 

ミゾソバ(溝蕎麦)タデ科 イヌタデ属 1年草 花期:8~10月 分布:北海道~九州

低地や山地の湿った場所に群生する1年草。茎は下部が横に伸びて斜上~直立して、長さ40~1mほどになり、下向きの棘がある。

互生する葉は4~10㎝ほどの鉾型で、側片が横に張り出し基部は浅い心形となるのが特徴。

花は茎の先端の集散花序にまとまって付く。ピンクから白の花被は5裂する。良く似たママコノシリヌグイの葉は3角形。

和名の由来は、実が蕎麦(ソバ)に似ており、溝など湿った所に生えることから。

群生するミゾソバ 

 

 花を付ける茎の先をエゾシカが食べている。どの位花を付けるだろうか。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカホド(アメリカ塊)アメリカホドイモ   マメ科

2015-08-30 16:38:49 | 植物(草本)の観察

萩の里自然公園の送電線西入口の西の空地で植物の観察をしていたら、見た事のないつる性の植物を見つけた。

花の形からマメ科ではなかと考えたが、片っ端から図鑑を見ていくしかなかった。

帰化植物のアメリカホドであることがわかった。

空地や荒地には帰化植物が次々と現れる。

 

アメリカホド(アメリカ塊)  マメ科 アピオス属 多年草 花期:8~9月 北アメリカ原産国の帰化植物 分布:北海道、本州

空地や荒地などに生えるつる性の多年草。葉は奇数羽状複葉で9~9枚あり、葉身は卵形~狭卵形。

花は茎の先や葉腋から出る総状花序に密集してつく。紫褐色をした蝶形の花。

果実は線形だが北海道で結実するかは不明だと言う。

 

地下の根茎は⇒こちら

アピオスという名で青森県の特産として栽培されているようだ。

 

北海道ブルーリスト カテゴリB

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンゴンソウ(反魂草) キク科

2015-08-27 21:12:32 | 植物(草本)の観察

ハンゴンソウ(反魂草)キク科 キオン属 多年草 花期:7~9月 分布:北海道、本州(中部地方以北)

山地の日当りの良いところに生える大型の多年草で高さは2mほどになる。

葉は互生し、2~3対羽状に深く裂けて、葉柄の基部に1対の耳状葉がつく。

頭花は、大きな花序に多数つき、径は2㎝ほどで、中心部に筒状花その周りに5~6個の舌状花が囲む。

 

頭花がやや小さい型をヒトツバハンゴンソウ(一ッ葉反魂草)というらしい。

 

 

春には、土から芽を出してすぐのハンゴンソウは山菜として楽しめる

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アラゲハンゴンソウ(粗毛反魂草) キク科

2015-08-27 20:31:18 | 植物(草本)の観察

オオハンゴンソウと同属の帰化植物に、良く似たアラゲハンゴンソウがある。

アラゲハンゴンソウ(粗毛反魂草)・キヌガサギク キク科 オオハンゴンソウ属 多年草 北アメリカ原産の帰化植物 花期:7~9月 

道端や法面、空地、放牧地に生え、直立して高さ70㎝ほどになる。全体に剛毛があり、ざらつく。

花径が8㎝ほどの頭花で、舌状花は黄色く、真ん中の筒状花は黒紫色をしているので、オオハンゴンソウとは簡単に区別できる。

 

萩の里自然公園の送電線西入口の西側に空地がある。2007年頃一時的に大群落をつくった。

 

 

その後、ススキやヨシ、オオアワダチソウなどが勢力を拡大して、今はごく一部に生えていのみだ。

危険な植物ではないようだ。公園内の中央通りの傍に幾つか現れるがそのままにしている。

最近、近所の空地や道路の縁で良く見かけるようになったが、あまり心配する必要はないようだ。

環境省も北海道も、特別な指定はしていないようだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

萩の里自然公園に侵入したオオハンゴンソウ

2015-08-27 19:36:34 | 植物(草本)の観察

萩の里自然公園に人知れず侵入したオオハンゴンソウ 

40㎡ほどの面積だが4年間毎年春秋に抜き取っても駆除しきれていない。

 

まだ小さくても根がしっかり張っており、茎を持って抜いても切れてしまいます。

今のところは、土の中に指を潜らせて掘り起こすようにして抜き取っていますが、大きくなると道具を使い掘り起こすことが必要になるかもしれません。

 

 

このエリアだけかと思っていましたが、こんな所にも…他にも2か所数株見つけてしまいました。

 

オオアワダチソウよりも手強いと思われる。これ以上広がらないうちに徹底して抜取るしかない。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオハンゴンソウ(大反魂草)キク科 特定外来生物

2015-08-27 19:13:26 | 植物(草本)の観察

普段の行動範囲でオオハンゴンソウが侵入しているのは、数年前迄は、東高校の横のウツナイ川の岸、ウヨロ川へ流入するイレスナイ川の孵化場そば位であった。

今急激に分布を広げているようだ。 実は萩の里自然公園にも密かに侵入している。その様子は後程紹介します。

オオハンゴンソウ(大反魂草) キク科 オオハンゴンソウ属 多年草 花期:8~9月 原産地北アメリカの帰化植物 

低地の道端や、河原、鉄道沿線、空地になどに生えるキク科の多年草。高さは0.5~2mを越える程度にまでなる。地下茎を走らせ増殖して群生する。頭花の径は7㎝ほどで、周囲は黄色の舌状花で、中央に盛り上がる筒状化は黄緑色。下部の葉は羽状に裂けるが、上部は裂け方が少ない。

 

 

オオハンゴンソウは、明治中期に観賞用に導入されたが、野生化し、現在では全国に分布する。寒さや湿地に強く盛んに繁殖し、在来種の植物や低木を押し退け大群落を形成する。生態系に深刻な影響を与える。根絶は不可能とされている。

特定外来生物とは、外来生物のうち、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から、特定外来生物法により指定された生物。

2005年6月に第一次指定が発表され、ペットのアライグマ、タイワンリスなどを含む1科4属32種の37種類が指定されている。

特定外来生物に指定されると、飼育、栽培、保管又は運搬、譲渡、輸入、野外への放出などが禁止され、これに違反すると3年以下の懲役、または300万円以下の罰金(法人の場合には1億円以下の罰金)が課せられるので要注意だ。

 

北海道ではブルーリストに掲載して、

A2 (本道の生態系等へ大きな影響を及ぼしており、防除対策の必要性について検討する外来種)に指定している。オオアワダチソウも同じA2に指定。

他にどんな生物があるのか⇒北海道ブルーリストA1~A3のリスト

 

近くのホームセンター付近 オオアワダチソウと競合

 

竹浦地区 オオハンゴンソウの畑のようなあり様だ。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴボウ(牛蒡)キク科 萩の里自然公園の野良ゴボウ

2015-08-27 16:57:28 | 植物(草本)の観察

8月はじめ、萩の里自然公園の中央通りの西側の小散策路を歩いていたら、炭焼き窯跡の傍で、ゴボウのような植物を見つけた。

ゴボウ(牛蒡)キク科 ゴボウ属 多年草 花期:7~9月 

原産地:ヨーロッパ~中国 日本へは古い時代に中国から薬用として渡来。 平安時代の文献には既にその名が登場するという。食用にするのは日本だけで中国では薬用のみという。

 

高さ50㎝から1.5mの多年草。心臓形の厚みのある葉には柄がある。 葉の裏には柔らかい綿毛が密生している。アザミの仲間かと思うほど良く似た赤紫の花(頭花)は球状で4㎝ほど。総苞片は針状で先が鉤状に曲がり、果実(そう果)は衣服や動物付着して運ばれるそうだ。このゴボウは、どのようにして運ばれてきたのだろうか?

昨年ゴボウに似ているが何だろうと思い写真を撮っていたことが分った。PCの中の他の写真を探していて発見した。

これが1年目だったようだ。2014/09/01

 

 

萌芽更新実験地に現れたゴボウ。

昨年も同じ2枚葉だけで秋を迎えた。環境が生育に適していなければ、2年目でも1年目とほとんど変わらず成長できないようだ。来年はどうなるのだろう。

 

尚、ヤマゴボウは有毒植物で、食用のヤマゴボウと呼ばれているものは、モリアザミの根やゴボウの細い根を漬けたものだそうだ。

漬物の「山ごぼう」とヨウシュヤマゴボウ(有毒)(東京都薬用植物園)

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アケボノソウ(曙草)リンドウ科 

2015-08-27 13:02:37 | 植物(草本)の観察

毎日不安定な天気ですが、萩の里自然公園ではアケボノソウが咲き始めました。

アケボノソウ(曙草)リンドウ科 センブリ属 2年草 花期:9月 分布:北海道、本州、四国、九州

山地の湿った場所に生育する2年草。高さ60~100 cmほどで茎に4稜が走る。短い柄のある葉は対生して、3本の葉脈が目立つ。白っぽいクリーム色の花冠は花弁状に4~5つに裂ける。花弁の先に黒っぽい緑色の小点が散在し、その内側に大きな2つの黄緑色の蜜腺がある。中央の花柱の周りを5本の雄しべが囲む。

丸い月と星が散らばる明け方の空(曙)に見えるだろうか?

 

アケボノソウは2年草だという。

アケボノソウの1年目 2007/09/20

オオバコによく似るが、根元が紫色を帯びるので区別できる。

アケボノソウの1年目 2007/12/02 1年目はこれで終わり。

 

アケボノソウの2年目 2008/04/18 春早くから地上に現れる。

 

アケボノソウの2年目 2015/05/15 5月中旬 花茎が立ち上がる。

 

アケボノソウの2年目 2004/09/12 

 

この株はこれで終わり、熟した種が生育に適した場所に落ちて、翌年うまく発芽して1年年目を生延びると、再来年花を見る事ができるかもしれない。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍首相の本音の歴史認識

2015-08-27 11:01:23 | 団塊ジジイの寝言

安倍首相は24日の参院予算委員会集中審議で、日本による「侵略」と評価される行為があったとの認識を示したが

具体的にどの行為が「侵略」に当たるかは「歴史家の議論に委ねるべきだ」として明言を避けた。

http://dai.ly/x32wxo5

安倍首相の本音の歴史認識はここに書かれている。

安倍晋三のホームページから

いわゆる侵略戦争は国際的な定義として確立されていない

当時も、私は、さきの大戦において多くのつめ跡をアジアの地域に残した、このように考えていたわけでございます。そして、日本人を塗炭の苦しみの中に落とした、こういう認識を持っていたわけでございます。しかし、その中で、いわゆる侵略戦争ということについては、これは国際的な定義として確立されていないという疑問を持っていたような気がするわけでございます。詳しくこちら⇒安倍晋三のホームページ

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新手の徴兵制! 「長期自衛隊インターンシップ・プログラム」「経済的徴兵制」

2015-08-27 10:40:26 | 団塊ジジイの寝言

日本でも格差の拡大により、多くの学生が奨学金を受給し多額の借金を抱えて社会へ出る若者も増え、低賃金や失業による返済滞納も増えているという。アメリカのように「貧困から抜け出し、人間らしい生活をするためにやむなく軍に入隊する」「経済的徴兵制」が日本でも現実になる可能性が指摘されている。

そんな状況下でとんでもない制度が検討されていた。

防衛省が安倍政権下の2013年に、民間企業の新入社員を任期制の「」(自衛隊の階級)として2年間自衛隊に入隊させる制度を検討していたことが判明した。

防衛省の資料は「長期 自衛隊インターンシップ・プログラム(企業と提携した人材確保育成プログラム)」と題された1枚文書。「企業側で新規採用者等を2年間、自衛隊に『実習生』として派遣する」と明記しています。

 企業側の意思で入隊させる形になっているものの、現代版「徴兵制」ともいえる重大な内容です。任期の終了まで自衛官として勤務し、一定の資格も取得させた上で、企業に戻るとしています。さらに文書は、「人材の相互活用を図る」企業側の利点として、「自衛隊製“体育会系”人材を毎年、一定数確保することが可能」などと強調。防衛省側の利点としては「『援護』不要の若くて有為な人材を毎年確保できる」とし、若手不足の現状を補う考えを露骨に示しています。

詳しくは⇒「新入社員を自衛隊派遣」 企業通じ戦地に若者/13年 防衛省が同友会に提示 辰巳議員が追及

 特集ワイド:狙われる?貧困層の若者 「経済的徴兵制」への懸(毎日新聞)

絶対、あり得ない−−。安全保障関連法案の議論で「徴兵制復活に道を開くのではないか」と追及を受けると、安倍晋三首相ら政権幹部は必ず断定調で反論する。だが今、経済的な事情から貧困層の若者が自衛官の道を選ばざるを得ない「経済的徴兵制」への懸念が語られ始めている。中略

日本でも「格差」が問題になって久しい。大学生の半数は何らかの奨学金を受給し、低賃金や失業による返済滞納も増えている。働いていても生活が苦しい「ワーキングプア」がさらに増えれば、米国のような経済的徴兵制の社会になる恐れはないのか。……

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

武藤貴也の本質な問題 民主主義はすぐに衆愚政治に陥る

2015-08-27 10:30:57 | 団塊ジジイの寝言

2015年7月31日のツイッターでの書込み

「SEALDsという学生集団が自由と民主主義のために行動すると言って、国会前でマイクを持ち演説をしてるが、彼ら彼女らの主張は「だって戦争に行きたくないじゃん」という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ。」

が問題になった武藤議員。今度は、未公開株巡る件が問題になっている。

 NHKが入手したという、LINEでのやり取りの映像がある↓

 

しかし、武藤貴也の本質な問題はここにある。

「日本国憲法によって破壊された日本人的価値観」の一部

第一次世界大戦前は、民主主義はすぐに衆愚政治に陥る可能性のある「いかがわしいもの」であり、フランス革命時には「恐怖政治」を意味した。民衆が「パンとサーカス」を求めて国王・王妃を処刑してしまったからである。戦前の日本では「元老院制度」や「御前会議」などが衆愚政治に陥らない為のシステムとして存在していた。しかし戦後の日本は新しい「日本国憲法」の思想のもとで、民主主義を疑わず、またその持つ問題点を議論することなく、衆愚政治に陥ることを防ぐシステムもつくらず、ただただ「民意」を「至高の法」としてしまった。

全文⇒武藤貴也ホームページ

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする