天候不順でエゾヤマザクラの開花が随分遅れましたが、植物たちは一気に遅れを取り戻しつつあるようだ。
センターハウスの前にあるカスミザクラ(霞桜)は例年どおり咲きました。
サクラスミレ(桜菫)は、数も減り位置を少しずつ変化させながらも数株開花しました。
適した生育環境を求めているように感じます。
残念ながら、ヒカゲスミレ(日陰菫)が消えつつあるのかもしれません。
サクラスミレ同様、数を減らしながらも少しずつ生育地を移動させながら花を咲かせてくれていましたが、今年はまだ花を見ません。花を付けない小さな株も激減しました。
移動して行った方向にはヤマブキショウマなどの大型の植物が増えています。
今後が心配ですが植生の移り変わりを止めるのは難しいし、その植物がどんな環境で生きていけるのかを知らなければ人間は何もできません。
チゴユリ(稚児百合)もほほ例年通り咲き始めました。
御稚児さんは恥じらいうつむいているようだ。
近所の空地でシロスミレ(白菫)が咲いていました。
萩の里自然公園にも道をつくる為に土を削った所に数株ありましたが見られなくなりました。
他の大型の植物が繁茂すると生きていけないようだ。ヨコスト湿原や海岸の草地に見られます。
ポロト自然休養林では、5月18日 ヒナスミレ(雛菫)開花の便り。
撮影2011/05/20
昨日(5月26日)は、マルバスミレ(丸葉菫)の開花の便りが届いています。
撮影 2012/05/19 可愛いスミレです。