今日、フッキソウが面で生えているエリアに、エゾシカの足跡が沢山あるのが見えた。
近づいてみると、はっきりと食べている。
枯れはじめた付近のオオクマザサは葉食べないようだ。
今年はまだ、樹皮を食べた痕は見ていない。
洞爺湖の中島では、「シカが嫌いなフッキソウとハンゴンソウなどが繁茂しています。」と書かれています。
http://volcano-meister.jp/nizaemon/?page_id=9
萩の里自然公園では、食べている可能性が伺われた。
https://blog.goo.ne.jp/shiroikumo_2004/e/11ef86ed7ae480bdfa1844c8abd1fe23
今後どうなるのだろうか?
ヒグマが春にミズバショウを食べるというのは聞いた事があるが、エゾシカもミズバショウを食べている。
雪が解けたばかりの昨年春、何者かが食べた伸び始めたミズバショウの葉や白い「苞」を見つけた。
足跡はハッキリしないが、エゾシカの毛が落ちているので、可能性は高いと考えていた。
1月27日、萩の里自然公園のミズバショウ通りを歩いた。エゾシカの足跡をたどって湧水の水溜まりへ行ってみた。
水を飲んだのだろうと思いつつも良く見ると、ミズバショウの葉の先が食べられている。
やっぱり食べている。
ミズバショウはシュウ酸塩を含み、人間が食べると短時間で口やのどが腫れ、
飲み込むと嘔吐や下痢症状になるそうだが、かなり好んで食べているようだ。
毎年食べられるとどうなるのだろうか?
昨年暮れから、萩の里自然公園でエゾシカの姿を見ていない。
センターハウスの管理人さんも見かける事が少ないとの事です。
20日の雪以降足跡が目立ってはきました。
これまで何処で生活していたのだろうか?
場所によっては、背の低いオオクマザサは食べ尽くされた様子です。
昨年あたりから、以前は食べなかったと思われるチシマザサを食べ始めました。
今年はあちこちで食痕を見かけます。
雪の中から、オシダを掘り出して食べています。
今度ドカ雪が降ると、樹皮を食べだすと思います。今のところは食べていないようです。
鉄分を求めて線路へ、行き帰りに大好物のオオウバユリのお食事!
日本製紙の体育館の横のオオウバユリ、ほぼ全滅!
一部にはオオハンゴンソウも侵入。
この左奥にはJRの線路がある。
食べ物は充分にあるはずだ。なぜここまでやってくるのだろう。調べてみた。
*****
シカが線路内へ侵入する理由について、「鉄分を求めて」という研究成果が出ているとのこと。線路周辺には、レールと車輪との摩擦により生じた鉄粉が散らばっています。シカは身体に必要な鉄分を補給するため、その鉄粉を求めて線路へ入るというのです。
そこで日鐵住金建材は、鉄分を含有した世界で初めてというシカ専用誘引材(固形塩)「ユクル」を開発。実際に野生のホンシュウジカ、エゾシカを対象に試験を行ったところ、多数のシカを長時間にわたり誘引することを確認したとのこと。そしてこれを適切な場所へ設置すれば、シカの徘徊防止、シカ被害の低減が期待できるほか、ワナへの誘導も可能といいます。
同社は「シカに対して問題意識のある鉄道事業者様、自治体様、猟友会様、環境保護団体様など、様々なお客様にご使用頂けます」としています。
https://www.excite.co.jp/news/article/Trafficnews_44164/
使えないものだろうか?
遠くで黒い物がうごめいている。
エゾシカでした。
こちらに気付いていますが、 近付いても逃げません。
口がとどくところは食べ尽くしています。
残さずきれいに!
去年の台風で折れた「ドロノキ」でした。
萩の里自然公園でエゾシカに出会った。立派なオスだ。
体や角は黒々とし精悍な顔つきをしている。首の下の背中には黒いたてがみがあるように見える。
窓辺の小太郎によると、エゾシカの角と年齢には関係があるという。4才くらいに見える。
エゾシカの繁殖期は10月がピークで、オスは自分の尿を泥とともに体中に浴びる。
体や角を木にこすりつける。その体を地面や木にこすりつけては匂いをつけなわばりを主張する。
また、盛んに角こすりをするという。少し違うようだ。彼はいったい何をしているのだろうか?
角に泥を付けて黒々と如何にも強そうに磨き上げているように見える。他の雄との戦いの練習かもしれない。
見ている私にも自分の強さを誇示しているようだ。一仕事終えたように堂々と笹薮に消えていった。
「エゾシカの道」が目立ち始めた。何頭くらいのエゾシカがこの公園と周辺で冬を過ごすのだろう。
これまでの過去記事は、カテゴリ「エゾシカの観察」を押して下さい。
人間が食べる植物を良く食べているようだ。
シラオイエンレイソウの実 2083/26/30 他のエンレイソウの仲間も食べているだろう。
エゾシカ採食圧下におけるエンレイソウ属の個体群構造-林床植生に対する採食圧を示す指標種としての可能性-
エンレイソウ類は、アイヌ民族も食用薬用として利用している。
ツリガネニンジン 2010/07/05 春先の若芽は山菜として食べたようだ。
ナガボノシロワレモコウ 2010/07/30
ハエドクソウ (蠅毒草)2010/08/20 蛆殺しや殺虫剤に使われる有毒植物だそうだが食べている。
キンミズヒキ 2010/08/26 薬草
クロユリ 2011/05/31
ミヤマセンキュウ 2013/06/25
オオノアザミ 2010/09/13 人間も食べる。
タチギボウシ 葉 2010/07/30 人間も食べる
タチギボウシ 蕾 2010/07/15
タチギボウシ 実 2010/08/10
ハルジオン 2012/06/29
ヤマジノホトトギス 蕾2008/06/30 2007年以降 萩の里自然公園では花を見る事ができなくなった。
ヘラオモダカ 蕾 2010/08/10
シロネ 2010/07/30 漢方薬
キバナノアマナ 球根 2009/04/07 人間も食べる。
21迄の過去記事は、カテゴリ「エゾシカの観察」を押して下さい。
春から初夏にかけて、木々の若葉を食べている様子を見かけます。歩きながら摘まみ食いといった感じです。
夏も冬も移動するときは歩きやすい「道」を歩いているようです。
ミヤギノハギ
ノリウツギ
キウルシ
ツリバナ
タラノキ
ヤマグワ
ミヤマザクラ
マユミ
植栽地には道もつけずに、下刈りも「坪刈り」することによりミズナラも今のところ被害がない。
萩の里自然公園のオシダの森を観察していたら、エゾシカが何かを食べるのに出会った。
オシダの葉を食べていた。地上に出たばかりの若いオシダは全部食べるのかもしれない。
オシダ から転載
暮らしとの関わり
オシダを石黒では「オニゼンメェ」と呼んだ。石黒では、雑木林の斜面などに多く、杉林の中でもしばしば出会う。 6月頃になると、大きく輪状に葉を広げた姿は美しさと迫力があり、シダ類の王者の風格をもつ。 古老の話では昔飢饉のときにはこのオシダをゼンマイのように乾燥して食べたものだという。
白老で春から夏にかけてのエゾシカは、かつてアイヌ民族や和人が食べた植物や、現代人は山菜として食べる植物を食べている。彼らの学習能力はすごい。
エゾシカがオオウバユリを食べ始めました。
一回繁殖型植物 オオウバユリ(大姥百合)にも書きましたが、エゾシカはオオウバユリが大好きなようです。
昨年花を終えて、来年の為に用意された娘鱗茎 2007/11/15
雪が融けるとこれを探し始めます。2008/04/18
芽吹きの前でも見つけて食べます。2008/04/18
証拠 毛が散らばっています。 2008/05/01
芽吹いても食べます。2008/05/01
軟らかい茎も食べる。2008/06/02
蕾も食べます。2008/07/18
花が咲く前にこうなってしまいます。 萩の里自然公園 2008/07/18
オオウバユリは、種と娘鱗茎の二つの繁殖手段を断たれてしまいました。
萩の里自然公園では今年何株の花が見られるだろうか? 2007/07/16
萩の里自然公園でエゾシカが遊んでいます。犬も一緒に!
公園の手入れで伐った木を使って人間の大人が遊んでいます。
色んな特技を持ち寄れば、きっと楽しい里山公園になると思う。
子供・親世代・爺婆世代がこの公園で遊べるスペースができないものだろうか?
エゾシカがツリバナを食べています。
2010年にツリバナのほとんどをかじりました。今年またカジリに来ました。
せっかく修復したすぐ横をかじっています。
ハイスピードで雪が融けています。雪が残るのは北向き斜面と谷だけになりました。
モノクロ写真のような冬枯れの森も、木々の個性が出てきました。
手前の湿地のハンノキの梢枝が黒く見え、とんがり帽子が一本杉…
クッタラ湖は白老町の範囲なのです。
3/30土曜日、クッタラ湖旧道の入口をチョット歩いてきました。
クッタラ湖旧道は、馬上の麗人中尾トメさんが馬に乗り歩いたという。
雪が腐っており、歩くのは大変でした。
道の縁では、エゾニワトコの樹皮を食べていました。
萩の里自然公園など平地では見られない、オヒョウを食べています。
クッタラ湖のエゾシカはオヒョウが大好きらしい。
やがて枯死するでしょう。
擦り取るように食べています。
形成層? 糖分があるのか?美味しいらしい。
萩の里自然公園で主に食べているアオダモは、チョツト試してみたらしい1か所だけでした。
トドマツの角擦り痕 かなり古いものだ。
木が水を吸い上げる音が聞こえるのか? 女性が試してみました。ドックドックと聞こえるという。
私も試してみました。何やら聞こえます。でも自分の心臓の鼓動と同じペースでした。
聴診器を木の幹に当てると水の流れる音が聞こえますか?(岡山県農林水産総合センター)
クサギ、ホオノキやムラサキシキブ、サンショウなどの冬芽や葉痕を観察しながら歩きました。
今年も、ウサギさんに会う事ができました。
オオカメノキ冬芽 耳が葉になり顔が花になります。