萩の里自然公園 オオアワダチソウ引抜き日記7の続きです。
暑い夏に引き続き残暑が続きます。今年は扇風機やスイカがまだ売れ続けているそうです。
考えていた範囲の抜取りもほほ終わった事と、やや夏バテもあり、しばらく作業はしませんでした。オオアワダチソウがあちこちで開花し始めました。萩の里自然公園の中心部が、種子の供給源になる事は避けたいと考えていたので、開花したものやこれから開花するものだけでも抜き取る事にしようと思います。
先ず、これまで抜取った所を見て歩きました。抜き忘れや作業後に萌芽したものもありますが、何株か開花していただけでした。来年は少し楽になるかもしれません。
今年刈取りも抜取りもしなかった所はこんな状態でした。
① 抜取り前
中ほどの黄色いのは多くはオオアワダチソウです。右奥はハンゴンソウ。
抜取り後
② 抜取り前
抜取り後
③ 抜取り前
中央やや左の幹が白く見える木(キタコブシ)の手前まで抜取り。黄色く見えるのはハンゴンソウ、あとはコウゾリナとヤクシソウです。
同上 右側が抜取り後
この付近の残りはこれだけです。あと1日あれば何とかなると思います。
シラネアオイの群生地にも少し抜き忘れがあります。これも種を結ぶ前に抜取りたいと思います。
特定外来生物の、オオハンゴンソウも一株侵入しました。
イレスナイ川沿いでも増えており要注意です。室蘭市ではオオアワダチソウよりこちらが問題だそうです。
BS日テレの「森人 札幌 円山原始林の旅」では、オオハンゴンソウ抜取りなどのボランティアの加藤裕子さんが紹介されました。
一人でもこれだけやれます。二人なら二倍の範囲ができます。
抜取った範囲で目立った植物
トモエソウ(果実)は、何株も咲いたと思います。
ツルニンジン(蕾)は咲きそうです。
エゾノコンギクはかなり咲きました。
エゾゴマナ
ヤクシソウ
コウゾリナ
アキノキリンソウ
オトコエシ(実)
クルマバナ(終り)は沢山見られた。
ミヤマセンキュウ
イヌトウバナかミヤマトウバナ(花の後)