白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

萩の里自然公園 オオアワダチソウ引抜き日記8

2012-08-30 23:45:29 | 萩の里自然公園

の里自然公園 オオアワダチソウ引抜き日記7の続きです。

暑い夏に引き続き残暑が続きます。今年は扇風機やスイカがまだ売れ続けているそうです。

考えていた範囲の抜取りもほほ終わった事と、やや夏バテもあり、しばらく作業はしませんでした。オオアワダチソウがあちこちで開花し始めました。萩の里自然公園の中心部が、種子の供給源になる事は避けたいと考えていたので、開花したものやこれから開花するものだけでも抜き取る事にしようと思います。

先ず、これまで抜取った所を見て歩きました。抜き忘れや作業後に萌芽したものもありますが、何株か開花していただけでした。来年は少し楽になるかもしれません。 

今年刈取りも抜取りもしなかった所はこんな状態でした。

①   抜取り前

中ほどの黄色いのは多くはオオアワダチソウです。右奥はハンゴンソウ。

 

 抜取り後

 

 ②   抜取り前

 

抜取り後

 

③   抜取り前

 

中央やや左の幹が白く見える木(キタコブシ)の手前まで抜取り。黄色く見えるのはハンゴンソウ、あとはコウゾリナとヤクシソウです。

 

 

同上 右側が抜取り後

 

 

この付近の残りはこれだけです。あと1日あれば何とかなると思います。

 

 シラネアオイの群生地にも少し抜き忘れがあります。これも種を結ぶ前に抜取りたいと思います。

特定外来生物の、オオハンゴンソウも一株侵入しました。

 

 イレスナイ川沿いでも増えており要注意です。室蘭市ではオオアワダチソウよりこちらが問題だそうです。

BS日テレの「森人 札幌 円山原始林の旅」では、オオハンゴンソウ抜取りなどのボランティアの加藤裕子さんが紹介されました。

 一人でもこれだけやれます。二人なら二倍の範囲ができます。

抜取った範囲で目立った植物

トモエソウ(果実)は、何株も咲いたと思います。

 

 

ツルニンジン(蕾)は咲きそうです。

 

エゾノコンギクはかなり咲きました。

 

エゾゴマナ

 

ヤクシソウ

 

コウゾリナ

 

アキノキリンソウ

 

オトコエシ(実)

 

クルマバナ(終り)は沢山見られた。

 

ミヤマセンキュウ

 

イヌトウバナかミヤマトウバナ(花の後)

 

 

 

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「目的と手段」から見る政治の混乱

2012-08-29 23:15:45 | 団塊ジジイの寝言

野田首相の問責を可決、3党合意批判で公明棄権(産経)

国会は9月8日の会期末を待たずに事実上「休会」となり、解散含みの展開で推移しそうだ。 そうだ。

自民党の目的は、国民の為に政治をするのではなく、政権を取る事らしい。「社会保障改革という目的のための手段である消費税率アップ」を、政権を取るという「手段」のために捨てたという事になる。

今回の消費税率アップでのゴタゴタは、「目的であるはずの社会保障改革」ではなく、「手段であるはずの消費税率アップ」に、野田首相が「政治生命」を賭けてしまったことにある。

最近では、「三党(自民・公明・民主)合意で消費税を公共事業に使う! 」(わらし仙人の読書三昧日記)によると、

前略 消費税率の引き上げで一致結束する民主党と自民・公明党の間に、政策面での亀裂が走り始めた。7月25日に都内で講演した民主党の前原誠司政調会長が、「昔の政治に逆戻りするのかという感じがする。公共事業をまたばらまく先祖返りだけは、絶対に認めてはいけない」と自民党や公明党の政策を厳しく批判したのだ。民主党にも責任の一端がある。そもそも、今回の社会保障と税の一体改革で、消費税引き上げ分を実質的に全額社会保障に充当することをしなかったからだ。今回の消費税率引き上げで純粋に新たな社会保障財源として使われるのは、2兆7000億円に過ぎず、10兆8000億円もの「余裕資金」を作りだしてしまった。そこに自民党と公明党がつけ込んだ形になっているのだ。 後略 

目的さえもすり替えるようだ。

 

消費税増税だけが… 最悪のシナリオ この国はどうなる?? で心配したように、「消費税増税だけが行われ何も変わらない」という最悪の結果になる可能性が大きくなってきた。

 

すこし溯ると、「最低でも県外」は、「手段」どころか、組織としての明確な目的でもない「素人と同じレベルの希望」であったことが混乱を引き起こした。

さらに溯ると、「手段が用意されないまま作られた目的」(絵に描いた餅)「民主党マニフェスト」だ。「政治主導」は手段が目的に見事にすり替わった例だ。

国民の生活が第一?は、まずは、ムダづかいの多い特別会計、政府関係法人の廃止と、官僚の天下りの全面禁止を断行する。増税に頼らずに予算のつくり方を根本から見直し、「国民の生活が第一」の財源を確保する。 と、相変らず言っている。

橋下氏、国政進出いよいよ現実味 国会議員5人以上、維新に合流へ(産経) 口ほどにも無いヤツだ。

 手段の目的化を避ける(Seneca21stウェブサイト)

『手段の目的化』~社員全員が見失った「本来の目的」~ ――「ビジネスの落とし穴」 (ダイヤモンドオンライン)

  

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おもしろい!!牧草の収穫作業 ウヨロ川フットパス

2012-08-29 15:50:06 | ウヨロ川フットパス

以前から狙っていた、牧草の収穫作業を動画に収める事ができた。

数日の秋晴れを狙った2番牧草の収穫作業は夕方まで続いた。午後から半日見惚れてしまった。

 

乾いた牧草を収穫するには、好天が数日続く事が必要だ。刈り取った牧草を、約一昼夜乾燥しロール状にして白いラップで巻きます。牧草が発酵して冬の間の牛の飼料になるそうです。ちなみに、馬は発酵すると食べないので、発酵しないように数日良く乾燥してからロールにするという。6月の1番牧草、秋の2番牧草、ウヨロ川フットパスでも、1年に2度しか見る事ができない収穫作業です。牧草を貯蔵するあの懐かしい「サイロ」は産業遺産になってしまったようだ。

 

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講演会 「野生サケの保全を考える」 終了しました。

2012-08-29 13:43:00 | 白老及び近郊のイベント

    講演会 「野生サケの保全を考える」

◆日 時:2012年9月15日(土) 13:30~17:00

◆場 所:白老町字萩野73-4 萩野公民館(TEL 0144-83-2225)   地図1  地図2

◆内 容:

  プログラム1 講演「ウヨロ川での3年間のサケ調査結果から分かったこと」 

                 自然ウォッチングセンター代表 島田明英氏

  プログラム2講演 「野生サケの重要性と保全について」

                 北海道大学大学院水産科学研究院教授 帰山雅秀氏

                 (北海道淡水魚保護ネットワーク 代表)

                  気候変動とサケ資源について

                  河川環境の保全・復元に順応的管理を  E☆navi版北海道環境白書

◆参加費:無料(資料準備のため申し込み下さい) 締切 9月12日(水曜日)

◆主 催:NPO法人ウヨロ環境トラスト

◆共 催:白老町環境町民会議

◆助 成:「北海道e-水プロジェクト

        (北海道、北海道コカ・コーラボトリング㈱、(公財)北海道環境財団)

◆申込み:ウヨロ環境トラスト事務局 TEL:0144-36-5753  0144-32-6727(夜間・土日)  FAX:0144-32-6747 E-mail:trust@shiraoi.org

NPO法人ウヨロ環境トラストでは、胆振管内最高峰のホロホロ山の山麓を水源とし、太平洋に注ぐ2級河川ウヨロ川のサケ調査に取り組んできました。2009年からの3年間の調査により、ウヨロ川は多くのサケが自然産卵していること、産卵後の死体(ホッチャレ)が、鳥類・哺乳類などの冬の貴重な食料となっており、自然産卵するサケがウヨロ川流域の生態系の多様性を高める役割を果たしていることが明らかになりました。ウヨロ川では、ふ化場魚と自然産卵魚が混在しつつ、サケが海洋から陸域へ物質輸送を担うシステムが機能しています。今回の講演会は、これまでの調査から分かったことを紹介するとともに、日本におけるサケ科魚類研究(サケ学)の草分けであり、魚類学としてのサケ科魚類の研究はもとより、水産学の観点からは漁業資源としてのシロザケへの地球温暖化による影響に関する研究などに功績がある、北海道大学の帰山雅秀教授を招いて、野生サケの重要性と保全について講演していただきます。ウヨロ川から、白老の水環境・野生サケの保全について一緒に考えませんか。

ウヨロ川中流部における2009年サケ調査報告書

ウヨロ川中流部における2010年サケ調査報告書

ウヨロ川中流部における2011年度サケ調査報告書(2011年)

ウヨロ川サケウォッチングガイド

このBlog管理者が最も知りたいこと

ふ化場魚と野生魚の混在から共生へ! その方法はあるのか?

 

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安倍元首相総裁選出馬か?リーダーとしての資質に問題がある!

2012-08-28 16:35:06 | 団塊ジジイの寝言

安倍氏、総裁選出馬の意向、森氏に伝える(産経新聞)だそうだ。

 しかし、安倍元首相の資質に問題があると予てから考えていた。

リーダーの資質、資格、作法 から 一部抜粋

安倍、福田と総理を投げ出した人は議員も止めるべきです。特に安倍元首相には責任感の端くれも見出せません。重責に押しつぶされて止めたような人間が日本リーダとしてふさわしくないことも、議員としてふさわしくないことも容易に理解出ると思うのですがどうでしょうか。

リーダーの資質 ポリスマガジン08 年11 号(10/20 売)山田英雄氏署名記事「時事放談』

前略

私自身の体験からすれば、良き指導者たるためには、知識、経験、人柄などの資質もさることながら、何よりも大切なことは、「肉体的、精神的な耐久力」を身に付け

なければならないということである。「肉体的耐久力」とは、いうまでもなく「健康」と「体力」である。指導者には、平常から、まさかの時の決断と実行のために、長時間にわたる準備と勉強が求められるが、只今の大衆情報社会では、その上に多くの行事への出席や、挨拶、講演、更には各地への出張など数多くの雑事をこなさなければならない。そのためには、日々の多忙に堪えうる体力を養うため平素の健康管理が欠かせない。テレビなどに映される指導者の顔、姿が二日酔いか、過労か、心労か、或いは隠れた病気かけかのいずれなのかはうかがい知れないが、疲れ切った様子に見えることがままあるが、そうした不健全さ、ひ弱さは、指導力に不安感を抱かせ、組織の活力をそぎ前進を妨げることとなる。健康と体力に自信を持てなくなったならば、指導者はきっぱりとその職を辞するべきである。

安倍元首相の場合は、まさにそうしたケースだったのであろう。

中略

福田前首相の場合には、どう見ても、そうした精神的耐久力に欠けていたと見られても仕方がない。それが、青年期において社会の中でもまれることの少ない「二世」の悲哀なのかも知れない。

後略

資質に欠けるのは鳩山氏も同じだ。 

 

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来年の芽吹きの準備をする樹木

2012-08-21 12:03:38 | 樹木の観察

ウヨロ川にはサケが帰ってきましたが、まだ暑い日が続いています。

樹木は暑さの中で、来年の準備をしているようです。

観察した幾つかの木では、もう来年春芽吹くための「芽」が用意されていました。

アオダモ(“枝を切って水につけると水が青くなることによる”という和名の由来を検証している)

 

ケヤマハンノキ

 

エゾヤマザクラ

 

ナナカマド

 

ミズナラ

 

ムラサキシキブ

 

ヤマモミジの芽は何処に隠れているのでしょう。興味がある方は探して見てください。

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ウヨロ川にサケが帰ってきました

2012-08-20 20:10:11 | サケの観察

昨日久しぶりにフットパスを歩いてきました。

千歳サケのふるさと館では、8月4日、今季初めてシロサケの雌の遡上を確認したという。例年より早いそうだ。(苫小牧民報

ウヨロ川でも見られるかもしれないと思い、偏光フィルターを用意して出かけた。

ウヨロ川で10匹程度が泳いでいるのが見えた。良く見ると婚姻色をしたものも見える。

体型からサケ(シロサケ)だと思うがサクラマスも混ざっているようにも見える。

ベニザケのように奇麗な赤い姿も一瞬見えたが考えにくい。産卵行動はまだ見えない。

 ウヨロ川でも例年お盆が過ぎたらウライを設置すると聞いている。今週中には設置されるだろう。

ホッチャレも卵も稚魚も食べるらしいウグイの稚魚が集団で泳いでいました。

 

笹薮に置いてあった。人間も密漁の準備をしているようだ。処分した。

 

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笹の葉を食べ尽くすイナゴ

2012-08-20 20:00:58 | 昆虫の観察

ウヨロ川フットパスのトラストの森コースを歩いていたら、草むらがざわつきバッタの群が飛び跳ねていた。昨年は“バッタが多いな~”程度でしたが、今年はやや不気味さを感じました。笹の葉を食べつくすほどです。 

ウヨロ川のオオカサスゲも食べるようだが、じっとして何をしているのだろう。

 帰ってから図鑑(札幌の昆虫)を見ると、エゾイナゴイナゴモドキ・ハネナガフキバッタが候補になった。ハネナガフキバッタは、イネ科とカヤツリグサ科の植物は全く食べないそうなので一番に除外。多分、エゾイナゴだろう。

 コバネイナゴ(エゾイナゴ)(ウィキペディア)

ヨシなどの生えた湿った環境を好み、イネ科植物の葉を食べる。水田に多く生息し、イネの葉を食べるので害虫として扱われる。止まっている草などの反対側に回り込んで身を隠そうとする習性がある。宮城県に住んだ時いただいて食べた事がある佃煮はこれだろうか?

 

エゾイナゴ(蝦夷稲子)バッタ科 

 

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節電実績 4地域が目標達成 楽々脱原発

2012-08-17 21:03:09 | 節電・省エネ

7月の節電実績、4地域が目標達成=北海道、中部、北陸、中国(時事ドットコム)によると、7月の各社管内別の節電実績は北海道(目標7%)が9.5%、中部(目標最高5%)が6.4%、北陸(同)が7.0%、中国(同)が5.2%と目標を達成した。当初15%の目標が10%に緩和された関西電力管内の節電実績は9.8%、九州(目標10%)は9.5%、東京電力13.8%。何れも各電力会社による推定

 今冬、北海道に節電要請も 政府、5―10%案浮上(中国新聞)

北海道電、緊急設置電源を追加=冬の需給対策で、ディーゼル発電機80台(時事ドットコム)

我家は2010年比50%以上節電で、この冬も間違いなく楽々脱原発達成です。

8月はオリンピックを見る為にほとんど24時間TVが点いていましたが、2010年比53%カットです。

やっている事はこれだけです。↓

節電の夏 脱原発 楽々節電生活

テレビの明るさセンサー&LED照明でダブル節電 脱原発は節電から

 

 

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ウヨロ環境トラスト 夏のエコキャンプの様子

2012-08-07 21:36:10 | ウヨロ環境トラスト

ウヨロ環境トラスト 夏のエコキャンプが8月3日から2泊3日行われました。

 みんなで協力してテントを張りました。

 

タコタップ山登山と宝探し

 

 2日目は恒例の魚採り

 

ヤマメ・フクドジョウ・アメマス・カワゲラやカゲロウなどの水生昆虫を観察しました。

 

おやじの差入れのアユの塩焼き うまかった?

 

 

川遊びの後はドラム缶風呂でいい気分!

 

昼休みも子供たちは元気だ。

 自分たちで起した焚火でご飯を炊きバーベキュー

 

 森の手入れと森の恵みでクラフト

 

子供達にとっては楽しい3日間だったようだ。大人はお疲れ様!!

 

 

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