白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

駆け足で歩いたウヨロ川フットパス

2008-06-26 17:05:30 | ウヨロ川フットパス
6月23日の午後、駆け足でフットパスを歩きました。
マップの12㎞地点(いしやま橋)から右岸(下流から見て左川)を歩き、
オーシャンファーム、河畔を歩きハルニレの木まで行き引き返しました。

               いしやま橋からのウヨロ川上流方向




その前に、まだ通じていない左岸を少し歩くとこんな景色を見ることが出来ました。
赤い植物の正体は、ヒメスイバでした。




フランスギクにシジミチョウの仲間が止まっていました。




カンボクが花盛りです。




これなに?




好きな景観の一つです。




オーシャンファームから(馬はお休みでした)




ヒメヘビイチゴがたくさん咲いていました。




クサノオウはせっせと種を結びながら花を咲かせていました。




イレスナイ川付近




秋から冬の賑わいはありません。




久しぶりにエゾタツナミソウに出会いました。




ウツボグサはそろそろ終りかけ。




木苺の仲間のトップはクマイチゴのようです。



緑のシャワーを浴びながら歩きます。




ハルニレの木は、種をたくさん付けていました。(フットパスは左です)




ハルニレ近くには、カラフトホソバハコベが群生しています。



河畔には、ナガバツメクサも咲いていました。
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ウヨロ小屋の”とらちゃん”

2008-06-24 11:17:07 | ウヨロ環境トラスト
生まれも育ちも不明です。姓はなく名は”とら”と発します。
ウヨロ小屋の番ねこ? あるじ代理? とも言える存在です。

ただ、ふらーっと旅に出る癖があるようです。
1週間ほど旅に出て23日ヒョッコリ帰ってきました。
つい最近も半月も行方不明で、おいちゃん達を心配させました。

初対面からしばらくは、会うとフゥーとうなられましたが、今はご飯を催促されます。
足に障害がありながら、たくましく生き抜いてきた風格が感じられます。





久しぶりにお腹が一杯になりくつろぐとらちゃん…でも全く気を緩めているのではないようです。





ウヨロ小屋へお越しの折には “とらちゃんいるかい? 元気かい?”と声をかけて下さい。
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伏せ焼きに挑戦(2回目)-結果は?

2008-06-23 21:21:47 | 炭焼き
6月21日(土)
焚火の会に便乗して行なった炭焼き(第2回目の挑戦)は、雨も殆んど降らずなんとか…。

経過と結果を順を追って書きます。

  1.14:00 今回、窯の水分除去と予熱のため焚火をしてみました。





  2.ありあわせの木を敷く




  3.焚口から順に炭材を積む。 15:40 




  4.着火しやすいように焚口のすぐ先に薪を数本積む。




  5.次回以降のために煙突の手前60㎝ほど唐松を配置してみる。




   6.唐松の小枝と笹の枯葉を炭材の両側に押込み上を覆う。厚さ15~20㎝程度




   7.トタンをかぶせ回りは黒土で上は軽石で覆う。厚さ15㎝程度




   8.その上に空気を遮断する目的でシートを被せ回りは黒土で上は軽石で覆う。16:30



   9.火入れ 16:40




   10.煙の温度75℃を超え、着火・空気口調整開始 17:30
      今回棒状温度計を使用する。200℃迄。 00:00  赤字は炭材に火が付いてからの時間




   11.煙の温度80℃程度に、鉄板をスライドさせて空気口を調節。写真では、幅2cm高さ10㎝位。




   12.23:00  106℃ 煙がかなり透明になってきた。⇒一時的に空気口閉 05:30




   13.23:30頃の様子 06:00




   14.00:00 115℃ 空気口を小さくしても温度は上昇するので最小限にし以降は調節せず。 06:30




   15.02:30 142℃ 煙は更に透明度を増す。炭化はもう終わっているかもしれない。
      紫色への煙の変化は今回も気付かず。09:00




    16.03:30 162℃  10:00




   17.04:30 190℃ 煙が透明になってきたので空気口を完全閉鎖 11:00 この判断は早すぎた。




   18.5:00 排煙のみでタール排出中 11:30 この後、煙筒も抜き窯密閉作業を開始




    19.07:45 不要なレンガを取除き完全密閉。土の表面はわずかに温かみを感じる。
      小雨のため、かすかに湯気が上っている。だが「不完全密閉」だったことが後でわかる。




    20.23日午前10時 炭だし作業開始。土・シート・土と除去。期待と不安で…




    21.小波トタンも剥ぐ。案外うまくいったかも??



    22.焚き口付近は灰、排気筒付近は生焼け… やはり…



    23.中間は結構いい感じ。




    24.試しに入れた唐松は生焼け…残念。




    25.バーベキューできるかな? 2回目としては60点もらえました。1回目と比べればかなりの進歩。
       2回目としてはほぼ満足。(自己採点は甘い?)



      とりあえず窯に残したままの、粉炭は家庭菜園へ、生焼けは薪にします。

    
    27.課題 炭化終了の判断・いかに完全に空気を遮断するか。次回再挑戦。

          ★一緒にやる人募集!!★

     まだ始めたばかりで試行錯誤しながらやっています。
                         失敗するのも楽しいです。
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~キジバトに出会いました~

2008-06-23 21:20:38 | ウヨロ川フットパス
炭だしに行く途中、ウヨロ川フットパスでキジバトに出会いました。

 虫を咥えている?  車の中から撮影。

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炭焼にきに挑戦するわけ

2008-06-19 20:12:46 | 炭焼き
        
   なぜ炭焼きに挑戦するのか?

理由は単純
      ”木を切ったらちゃんと最後まで使おう!! 
        マングローブ木炭など使わないでバーベキューを楽しもう!!
               粉になった炭は家庭菜園へ!”
                            というわけです。

「伏せ焼き」という、ごく原始的なやり方で炭を焼いてみようと思います。
特別な道具などがほとんど要らない方法です。

第1回目は、5月2日~4日に試してみました。
炭焼き教本 監修 杉浦銀冶・広若剛・高橋素子 創森社があるだけ、
手探りでの炭焼きです。

結果はこんなようすでした。
炭になったのは1/4位か?


陸域生態系における炭素循環(地球環境研究センター)
風倒木や間伐材を山に放置すると、ほぼ100%Co2に戻るようです。

APEC環境技術バーチャルセンター 
 ※炭素換算で約62億トン=6.2PgC

マングローブ域の開発と環境間題 エビの次は炭とは…

日本の木材自給率

下川町森林組合

北海道庁

 用材として使えるものは建築や家具など使用し、最後に燃料に、その分ちゃんと化石燃料を減らしてこそ…!!
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ウヨロ川フットパスの雌雄異株ふたつ エゾクロウメモドキ ツルウメモドキ

2008-06-19 14:58:34 | 植物(草本)の観察

フットパスには、エゾクロウメモドキ(蝦夷黒梅擬)クロイメモドキ科 があります。
私はこのフットパスで初めて見ました。 枝先に棘があるのが特徴。
秋にはその名のごとく黒い果実をつけます。


          エゾクロウメモドキ雄花 ↓



                     エゾクロウメモドキ雌花 ↓

 

                    エゾクロウメモドキの果実 ↓



もう一つは、ご存知ツルウメモドキ(蔓梅擬)ニジキギ科

                       ツルウメモドキ雄花 ↓



                       ツルウメモドキ雌花 ↓



                       ツルウメモドキの果実 ↓



雌雄異株は植物が雄花と雌花を別々に作ることによって自家受粉を防ぐ仕組みの一つで、雌雄異株の樹木は日本では約20%になるという。

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八重咲きのミツバツチグリとタチザキタチツボスミレ

2008-06-13 10:52:09 | 植物(草本)の観察

6月10日 めむの会のみんなでポロト自然休養林を歩きました。
八重咲きのミツバツチグリを見ました。同じ場所で一昨年も見ています。
他でも見ている方がいらっしゃるのですね。
山遊の奥多摩散歩に掲載されていました。
八重咲きミツバツチグリと呼ぶことにします。

           八重咲きミツバツチグリ





葉はタチツボスミレですが、花には距がありません。タチツボスミレの株に
他の植物が割込んで生えたのかと思いましたが同じ茎から花柄が出ています。
”タチツボスミレの奇形ではないか”ということです。
「野の花・山の花 北海道」の花パパさんが教えて下さいました。
伊達紋別岳で見て、タチザキタチツボスミレとかムラサキタチツボスミレと
冗談で呼んでいるそうです。
野山を歩いているとおもしろい草花に合えるのも楽しみの一つでね。

             タチザキタチツボスミレ







この個体が実を結ぶものか秋に閉鎖花をつくるものか、出来れば観察したいと思います。

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夏のウヨロ川フットパス・ウォーキング(終了)

2008-06-12 10:32:51 | ウヨロ環境トラスト
          ~夏のフットパスを歩こう~ 終了しました。

日  時: 6月29日(日)(雨天中止)9:00~14:00
集合場所: 萩の里自然公園駐車場
コース : 萩の里自然公園駐車場~トラストの森 約10㎞
      萩の里自然公園駐車場までの帰りは送迎も可能
       (詳細は申し込み時にご確認下さい)
持ち物 : 昼食 雨具
参加費 : 無料
問合せ・申込み:NPO法人ウヨロ環境トラスト



          夏のウヨロ川フットパス 6/12撮影
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トラストの森キャンドルナイト ~でんきを消してスローな夜を~終了

2008-06-12 10:22:01 | ウヨロ環境トラスト
  トラストの森キャンドルナイト ~でんきを消してスローな夜を~  

たき火の会(里山の文化を語ろう) 6月21日(土)

■森のたき火(17:00~20:00)
 たき火を囲んで語り明かそう。炭火焼きの夕食を食べながら、森のこと、
 自然のこと、炭焼きや里山の文化について語り合おう。
 場 所 白老町字石山 トラストの森
 参加料 500(食事付き)

■二次会の交流会(20:30~22:00)
 希望者でさらに交流会を続けましょう。
 参加料 2,000円(アルコール・おつまみ付き)
 山小屋に宿泊もできます。 飲むなら乗るな!! お願いします。

■共 催 たき火の会
      NPO法人 ウヨロ環境トラスト
■申し込み期限 6/19(木)まで
■申し込み先
    電話 0144-82-3598 たき火の会(中野)
    E-mail : trust@shiraoi.org

苫小牧・室蘭・登別からのご参加もあり、計17名。焚火を囲み語り合いました。
参加されたご夫婦の縦笛の演奏でお開き。来年もご参加下さい。

※なお、当日及び翌日の天候が良ければ、ウヨロ環境トラスト会員が
 「伏せ焼き」という最も原始的な方法で炭焼きに挑戦します。 
 21日(土)夕方点火予定 焼いた炭を取り出せるのは何時? うまく焼ける??
 参加される方はどうぞ! 午後から準備を始めます。(変更しますすみません!)
 (部分的にでもご参加下さい) 
 22日の朝食、昼食は成り行き。

                炭焼き

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トラストの森でオオヤマオダマキを初めて見ました

2008-06-11 23:25:05 | ウヨロ川フットパス
オオヤマオダマキをウヨロ環境トラストの森で初めて見ました。
高さは60㎝位と大きく、花は珍しい形をしています。
花の外側にある大きな赤紫の花弁のように見えるのは萼片で、花弁はその内側の黄色い部分とか。
萼の上部に見える赤紫の先端が内側に強く巻き込んでいるのが距だそうです。
密をいただき受粉をするのはマルハナバチの仲間だそうです。



オオヤマオダマキ(大山苧環)キンポウゲ科 全体









コウライテンナンショウ(マムシグサ)の雌雄を確認することができました。
雌雄異株で小さい時はすべて雄株で栄養状態によって大きく成長したものが性転換して雌株になるそうです。
不思議な花ですね。


               雌花



               雄花

雌株と雌株の見分け方や、違いの意味が
花盗人の花日記 に詳しく紹介されています。

今日は伏せ焼きという方法で炭を焼く準備にトラストトの森へ出かけたのですが色々な発見があり楽しい一日でした。
帰りちょっと寄道をしたらおまけにがつき、エゾユキウサギに出会うことができました。車のフロントグラス越しに撮影したものです。


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季節は春から夏へ 萩の里自然公園

2008-06-09 19:56:29 | 萩の里自然公園
久しぶりに萩の里自然公園を2時間ほど歩いてきました。
木々の葉が繁り、スミレやエンレイソウの仲間、シラネアオイも殆んど姿を消し林床は春から夏への衣替えの様です。
ツクバネソウ(衝羽根草)、ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)
コウライテンナンショウ(高麗天南星)別名マムシグサ(蝮草)などが咲いていました。


              ツクバネソウ


            ベニバナイチヤクソウ


           コウライテンナンショウ

秋に咲くセンブリも小さな芽を出しています。


                センブリ

ミヤマザクラ(深山桜)はそろそろ終りです。
エゾニワトコ(蝦夷接骨木)がクリーム色の花を付けています。

もうツリバナ(吊花)、やアキグミ(秋茱萸)も咲き始め、サンショウ(山椒)の雌花、チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)の雄花が咲いています。雌花もすぐでしょう。


                 ツリバナ



                  アキグミ


                 サンショウ(雄花)


                 サンショウ(雌花)


                チョウセンゴミシ(雄花)


                チョウセンゴミシ(雌花)

もうすぐエゾハルゼミも鳴き始める季節です。
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ウヨロ川フットパスではヒロハノヘビノラズが咲いています

2008-06-09 12:14:35 | 植物(草本)の観察

ウヨロ川フットパスでは、ヒロハノヘビノボラズ(広葉の蛇上らず)が満開です。
枝に鋭い棘があります。和名の由来はわかりませんが、漢字を見ると想像は出来ますね。


               ヒロハノヘビノボラズ

ミツバウツギ(三葉空木)、ニシキギ(錦木)の花が咲き始めました。
ニシキギの枝にはコルク質の翼があるので良く似たマユミ(真弓)とは区別できます。


                  ニシキギ


ミツバウツギについてはが詳しいです。
カシワの雄花が咲いていました。雌花は少し遅れて咲くのでしょう。


               カシワの雄花


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ヘルシーウォーキング ~森野の自然とウォーキング~終了

2008-06-09 11:58:30 | ポロトの森ネイチャーガイドめむの会
           ~森野の自然とウォーキング~

 終了しました。

[日時] 6月28日(土)9:00~12:00※小雨決行、荒天中止
[集合場所] ふるさと体験館「森野」
[内容] ふるさと体験館「森野」周辺の散策道や林道をウォーキングしながら、草花や樹木を観察します。
[参加費] 大人500円 小中生250円(保険料含む)
[対象] 一般
[定員] 20名
[持ち物] 飲物、雨具、筆記用具等
[申込方法] 電話でお申し込み下さい
[申込期限] 6月28日(金) 16:00まで
[申し込み・問い合わせ先]
        白老ふるさと2000年ポロトの森ビジターセンター内めむの会
        担当:有田まで 090-8938-1511
[主催] ポロトの森ネイチャーガイドめむの会


           森野のシロバナニガナ(白花苦菜)

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ヨコスト湿原にセンダイハギが咲き始めました

2008-06-04 20:56:20 | ヨコスト湿原
センダイハギ(先代萩)が咲き始めました。樽前山を背景に景観的にもいい季節が始まりました。


                センダイハギ


ハマエンドウも咲き始めました。

ハマナスの蕾は大きくなってきていますが、すぐに開花とはいかないようです。
ハマハタザオが最盛期です。イソシミレ、スミレ、シロスミレがまだ咲いていました。

ヒメイズイ、オオヤマフスマも咲いています。シコタンキンポウゲが咲き始めています。
石像下の湿原ではスズランが咲いていました。初めて見ました。
ヒロハノヘビノボラズがたくさんありました。もう少しすると開花するでしょう。
ズミももうすぐ開花します。

ヒバリがたくさん鳴いています。オオジシギがけたたましく羽音をさせて何度も急降下をしていました。
例年に無いほどたくさんのヒシの実が浮いていました。
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