白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

晩秋の散歩の楽しみ 木の実

2013-11-27 23:24:09 | 冬の里山を歩く

晩秋の散歩の楽しみの一つは木の実だ。黒もあるが赤い実が多く青い空に美しい。 

カンボク、ノイバラ、ワタゲカマツカ、エゾノクロウメモドキは、晩秋のウヨロ川フットパスを歩く に書いた。

キハダの実

アイヌ民族は、風邪や胃腸の薬にもなるこの実をいろいろな根や豆などと一緒に煮て食べたという。

以前に試した事がある。ミカン科なので生のモノはいい香りがしました。

干しブドウ状のモノは苦みが強かった記憶があります。ヒヨドリやツグミが好んで食べるそうだ。

 

 

ケヤマウコギ(毛山五加)の実 沢山は生らなかったようだ。

口に含んでみると、苦みと少し甘味もあり薬のような臭いがする。果実酒にする人もあるらしい。

ウコギは、根の皮を剥ぎ乾燥させたものを五加皮(ごかひ)といい薬やウコギ茶やウコギ酒の材料になるという。実については書かれていない。

 

アキグミ  赤い実で食べて美味しいのはアキグミだ。今年は豊作だった。

しぶみも少なく甘みが強くなり食べ頃だと思う。もう少しすると水分が少なくなる。散歩の終りに食べると実に美味しかった。

キタキツネのご馳走でもあるらしい。

 

ガマズミ

今注目の山の恵み「神ツ実(ガマズミ)」(ガマズミ活用研究会)

ガマズミの名は「神の実」に由来するという。

青森県三戸地方ではその昔、獲物を求めて一日中歩き回るマタギたちが、山中で食べるものがなくなるとガマズミを探し出して口にし、身体を休めたといいます。そのためガマズミは山の神からの授かり物としてマタギたちから大切にされたといわれています。

ガマズミジュース

 

 

チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)

甘い、しょっぱい、辛い、苦い、酸っぱいという5つの味がすると言われている。食べてみると確かにそんな味がする。

赤い果実は漢方では古くから滋養、強壮やせき止めとして配合されている重要な生薬だそうだ。

チョウセンゴミシ酒の5年物は琥珀色で大変美味しいそうだ。

チョウセンゴミシ(五味子)の健康酒の作り方

 

ムラサキシキブ(紫式部)

 

スズメやウソが食べるそうです。ほんのり甘いけど、おいしいもんじゃないそうです。

でもまあ試してみます。

コメント (2)
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秘密保護法案衆院通過 大日本安倍帝国 恐ろしい社会への一歩

2013-11-27 11:26:13 | 団塊ジジイの寝言

 

諸外国における国家秘密の指定と解除(国立国会図書館)

安倍帝国ついに完成 秘密“隠蔽”法案強行でもの言えぬ国に(gooニュース)

特定秘密保護法は市民の自由を害する!(NYタイムス)

[秘密保護法修正案]「危うさ」は解消されぬ (沖縄タイムス)

特定秘密保護法案―民意おそれぬ力の採決 (朝日新聞)

秘密保護法案 指定対象絞り「原則公開」確実に (読売新聞)

秘密保護法案の採決強行は許されない(日経)

秘密保護法案衆院通過 民主主義の土台壊すな(毎日)

国民の懸念を置き去り/「秘密法案」衆院通過(東奥日報)

秘密法案衆院通過 恐ろしい社会への一歩(岩手日報)

秘密法採決強行/疑念払拭へ審議を尽くせ(河北新報)

秘密保護法案 禍根を残す採決強行だ(秋田魁新報)

知る権利の侵害を懸念 特定秘密保護法案(千葉日報)

特定秘密保護法案 国民軽視の強行突破だ(東京新聞)

「監視社会実現」懸念=識者ら「検証仕組みを」―秘密保護法案、衆院通過(時事通信)

司法の闇 市民が逮捕される日(信濃毎日新聞)

特定秘密保護法案強行可決 強権政治、知る権利どこへ(福井新聞)

国民軽視の強行突破だ 特定秘密保護法案(中日新聞)

秘密保護法案  数の横暴は許されない(京都新聞)

秘密法案審議/「再考の府」の役割果たせ(神戸新聞)

秘密保護法案採決 国民の懸念置き去りに(中国新聞)

秘密法案成立許すな 徳島駅前、平和団体など緊急街宣(徳島新聞)

【秘密保護法案】将来に禍根残す強行採決(高知新聞)

秘密保護法案 あらためて廃案を求める(西日本新聞)

秘密法案衆院通過 強行採決は巨大与党の横暴(熊本日日新聞)

秘密保護法案衆院通過「知る権利」の後退は確実だ(宮崎日日新聞)

秘密法とツワネ原則 国際基準無視の欠陥法だ(琉球新報)

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久しぶりに出会ったエゾリス 萩の里自然公園

2013-11-26 15:58:39 | 生き物の観察

カメラを車に置いて行ったところ萩の里自然公園でエゾリスに久しぶりに出会った。

何故かこういう時にシャッターチャンスが多い。駐車場に近いところだったので走って戻った。

盛んに何かを食べているようです。

すでにこちらの存在に気付いているはずですが、「一人かくれん坊」といった感じです。

更に一歩近づくと、やはり一気に逃走です。

エゾリスの食べ物はクルミやドングリかと思っていたが、どうやらこれを食べていたらしい。

 

乾しブドウ状態だ。酸味もまろやかで濃厚な甘さだ。今が食べごろなのだろう。

 

この公園では、餌付けをしているわけでは無いので、撮影できるチャンスは少ないが、雪が積もると、あちこちで足跡を観察する事ができる。

 

 

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安倍隠しで強行採決 秘密保護法案 民主主義の危機 バカな野党の修正?

2013-11-26 15:51:30 | 団塊ジジイの寝言

自由と民主主義と人権」という価値観を共有する……とは、安倍首相がよく口にする言葉だが、白々しく感じるのは私だけではないようだ。

安倍氏が取り戻すのはどうやら、大日本帝国のようだ。 

とりわけ酷いのが「秘密保護法案」だ。

秘密保護法案:衆院委可決 怒号の中 あっさり(gooニュース)によると、

「与党側は、この日の特別委の審議が全国にテレビ中継されていることを考慮。「首相がいる場で採決を強行する姿を国民に見せてはまずい」(自民党関係者)とみて、質疑を終えて首相が退席した後のタイミングで採決に踏み切った。」というのだ!!

Ⅰ.この法案に対して、政府が国民に意見を求めた「パブリックコメント」では反対が77%だった。

Ⅱ.〝バカな野党“による修正も(修正??) ←こんなガキどもが国会議員とは…

 秘密保護法のこの修正は評価に値しない(日経)

●みんなの党との修正:行政の長による恣意的な指定を防ぐため、「行政の長の中の長」である首相がチェックするとは!??? アホかみんなの党

●維新の会との修正

①第三者機関の設置を検討するというが、検討すれば終わり。

②指定期間を最長60年とした修正は逆効果ではないか。「原則30年」としながら内閣の承認があればいつまでも延長できる規定に歯止めをかけることを狙ったものの、本来30年で解除すべきものまで60年とされるおそれがある。

欧米の秘密の指定と解除

安倍氏が大好きなアメリカは、例外はあるとはいえ、「原則として機密指定日から25年経過したら解除されなければならい。」事になっている。

秘密保護法「いまさら仕方ない」 維新・橋下氏  アホかいな!!?

Ⅲ.秘密保護法 福島公聴会では、ほぼ全員が反対慎重審議を求めた。

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node%2F1683 から転載

江町の馬場町長

○意見陳述者の意見陳述(各10分、計1時間10分/陳述順)

 馬場有(浪江町長):東京電力福島第一原発事故の政府対応をふりかえり、SPEED I(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の情報が公開されず、町民の避難に生かせなかったことを指摘し、「情報公開すれば低線量被ばくを避けることができた。秘密ではなく、情報公開が一番大切だ」と訴えた。秘密保護法案に関しては「進め方が拙速。これから議論を深めていくべき。そんなに生易し問題ではない」

槇裕康(福島弁護士会副会長):何を秘密にするかわからない仕組みなので、秘密は拡大の一途をたどる。事故が起きれば「原発に関連する情報は特定秘密にあたる可能性がある」と情報を持っている当事者が考え、萎縮効果により、適切に開示されない恐れが十分ある。事故の教訓に鑑み、特定秘密を指定し重要な情報を秘匿する方向ではなく、情報公開を積極的に進める法制度が重要だ。

 二瓶由美子(桜の聖母短期大学キャリア教養学科教授):「子どもたちの未来のために、今成すべきことは情報公開。これを阻むものは反対していく。特定秘密の拡大が危惧される。適正評価は様々なチャンスを狭めることとなる。民主主義にとって特定秘密保護法案は危険である」

名嘉幸照(株式会社東北エンタープライズ会長):現場の技術者として福島第一、第二原発に携わってきた。原発労働者は安全性を知る立場にあっても、家族でも話せない。そういう環境が長年続いた。原子力の安全神話を生み、取り返しのつかない事故につながった。国会の皆さん、福島を忘れないで下さい。

 畠中信義(いわき短期大学と特任教授):人権というものは長い歴史を持っている。人権とは人が人として生きるためのもの。秘密にして、人権が成立するでしょうか?(情報を)公開されてはじめて人は判断することが出来る。情報を隠して、国民の知識が増える訳ない。失ってしまえば二度と人権を戻す事はできない」

 荒木貢(弁護士):法案が通れば、原発問題まで軒並み秘密指定される可能性が高い。国民は何が特定秘密として指定されているのかされていないのか知り得ない。法に抵触するとなれば厳罰を免れず、恐怖心は萎縮効果をもたらす。全国の多数の国民が反対している。私も断固反対だ。

佐藤和良・福島県いわき市議: 原発に関する情報が特定秘密として秘匿され、市民の安全に関わる情報が非公開になると、国民の基本的人権を侵害する結果を生む。反対、廃案を求めるのが国民の圧倒的な声だ。慎重の上にも慎重に審議を重ね、全国で公聴会を開催し、国民の声を聴いて頂きたい。

「秘密保護法」対象の罪と罰

http://seiji.yahoo.co.jp/close_up/1363/

秘密保護法反対が半数超、慎重審議求める声82% 共同通信世論調査

 

密保護法案、反対50% 賛成26% 本社世論調査(日経)

 あの、自民党機関紙産経新聞の調査でも…

特定秘密保護法 「必要」59.2% 産経新聞社・FNN世論調査

但し、9月の調査では「必要だ」は83.6%あり、約2カ月で24.4ポイント下落した。「今国会で成立させるべきだ」との回答は12.8%にとどまり、「慎重に審議すべきだ」は82.5%に上った。

安倍首相の言う「民主主義」とは…???

 

 

 

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晩秋のウヨロ川フットパスを歩く

2013-11-18 17:40:18 | ウヨロ川フットパス

しばらく天候が良くない予報なので、ウヨロ川フットパストラストの森コースを歩いた。

オーシャンファーム付近の川は、こちらが気付く前にカモの仲間が数羽飛び立ったのと、時々カワガラスがビッビッと鳴き乍ら水面を飛ぶだけで、この時期としては例年になく静まり返っていました。

新たに遡上するサケは殆んど無いようだが、 

サケの産卵は極限られた場所で続いていた。

 

ホッチャレも少なく、カモメもカラスの姿も無かった。トビが例年止まる木に数羽いたが、目的は違うようだ。眼の他は食べられていないものがおおい。

 

今年はオジロやオオワシは来るのだろうか。

この時期の一つの楽しみの一つは、葉を落としたので目立つ木の実だ。

牧場の傍のイボタノキの実が黒く熟しているようなので、口に含んで見たが果肉が少なく苦いだけで甘みは無かった。

カンボクの実は干しブドウ状態になったが、相変らず強い独特の酸味で甘みは無く食べられない。

白老牛の放牧場は牛が食べないノイバラ(バラ科)が多い。「完熟した赤い実は果汁もあり、ほのかに甘酸っぱく、渋味も感じず、ルーティな香りがいいです。」と書いている方もあるので今度試して見よう。

ワタゲカマツカも干しブドウ状態になり甘みがわずかに増したようだ。リンゴの様な味という人もいるが、私は柿の味に近いように感じる。

 

今年はエゾノクロウメモドキが沢山実を付けた。試して見ると、かなり苦いが甘みもありエゾヤマザクラのサクランボに近いが、仲間のクロウメモドキの果実には「ケンフェロール、エモジン、クリソファノールなどが含まれ、いずれも大腸刺激性の瀉下作用がある。漢方では通便・清熱・消癥の効能があり、水腫や腹部脹満感、腹部腫塊、齲歯の痛みなどに用いる。」とある。

 

同じような人間もいるものだ。 晩秋の木の実の味

葉を残している広葉樹はカシワ(柏)くらいだ。

 

ミズナラとの違いは冬芽を見るとすぐわかる。

 

遠くに針葉樹があるのがわかる。樹形からするとスギ(杉)だろう。

 

 放牧ももうすぐ終わりか?

 

 晩秋のカラマツ(落葉松)林

 

葉を落とした河畔林やカラマツ林を、晩秋の斜めからの陽光を浴びながら、凛とした空気を感じつつ気持ち良く歩く事ができた。

この日出会った人達

 

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アオダモの周囲で乱舞する雪虫 トドノネオオワタムシの生活

2013-11-06 20:08:04 | 昆虫の観察

先週、萩の里自然公園で樹木を調べていたら、たくさんの雪虫がアオダモの幼木の周囲で乱舞していた。

 

 

 アオダモの周囲で乱舞する雪虫


どういう事なのだろうと調べてみた。 

正式には、トドノネオオワタムシといいアブラムシの仲間だそうだ。

これが舞うと1週間から10日後には初雪が降ると言わる。腹からお尻にかけて白い綿毛が覆い雪のように見える。これらのことから「雪虫」と呼ばれるのだろう。

白い綿毛は、ロウ(蝋 ワックス)でできているという。

 **

トドノネオオワタムシの「トドノネ」は、トドマツの根で数世代を過ごすからだという。

6~10月頃まではトドマツの根や地際の幹から樹液を吸いながら、卵ではなく子虫を産み5から6世代過ごす。

子虫は全てメス(♀)で翅(羽)をもっていない。

最後の世代だけが翅(羽)を持ち、10月中頃にヤチダモやアオダモ、ハシドイなどのモクセイ科の木を目指して飛ぶ。

これが「雪虫」だ。目的の木に到着すると、オスとメスの子虫を産む(ここで初めてオス(♂)が現れる)。

この子虫が交尾して木の幹(樹皮の下や割れ目)に卵を産み付ける。

春に卵から産まれた世代は全てメス(♀)で、ヤチダモやアオダモの葉を食べ、子虫(全てメス♀)を産む。この子虫は羽を持ち6月頃にトドマツへ移動するというのだ。

**

ややこしくて理解できないので図にしてみたが、大して変わらなかった。

 

上の写真や動画は、雪虫がこれからオスとメスの子虫を産もうするところなのだろう。?

 

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今日のウヨロ川フットパス 2013/11/02

2013-11-02 19:35:13 | ウヨロ川フットパス

10月25日の大雨で川の流れが少し変わりました。


サケの産卵は温度の高い湧水のある上流へ行われるようになり、オーシャンファーム付近では見られなくなりました。
ウヨロ川フットパス中流域マップ








カラマツ林が黄金色に輝くのももうすぐです。







運が良ければ…  ヤマセミ 撮影10/27





 

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