白老の自然情報

☆北海道にある白老町の自然情報を写真でお届けします。&私の”知る楽しみ”にお付合い下さい。☆

センブリ(千振)リンドウ科

2015-09-26 20:33:25 | 植物(草本)の観察

10月初めセンブリが咲くと、萩の里自然公園の花の季節の終りです。

萩の里自然公園では、生育適地を探しながら細々と生き続けているようだ。

センブリ(千振)リンドウ科 センブリ属 1~2年草 花期:10月 分布:北海道(渡島半島・胆振地方)・本州・四国・九州

 

山野の日当りの良いところに生える1~2年草。7~20㎝ほどと小型で、茎は紫色を帯びる。

葉は対生し、広線形で2~3㎝、幅2~3㎜。

花は上部にやや密に集まる。花冠は、花弁状に5つに深裂して、径は1.5㎝ほどで、白色で紫色の筋が入る。

 

全草に強い苦みがある。胃腸虚弱、下痢、腹痛などに薬効がある。

血行を良くする効果があり育毛剤にも配合されている。

和名の由来は、千回煎じてもまだ苦いというところからきている。

 

「1~2年草」とはどのような生き方なのだろうか?

2年目を迎えて地上に現れた今年咲くセンブリ。 2008年5月5月26日

 

2007年9月12日2年目を迎えて今年咲く株と、その根元にある1年目(来年咲く)センブリ。

 

同じ、2007年9月12日 今まで見た事の無い小型の蕾を持ったセンブリ。

同10月2日 開花寸前の一年草としてのセンブリ。

環境が生育に適すると、一年草として生きるようだ。

昨年(1014年)6月頃、生育地の周辺に生えたススキなどのイネ科の植物を刈り払ったようで、夏から秋まで、従来よりも日当りが良かった。そのせいか、この年は数年ぶりに多くの花を見る事ができた。翌年2年草として咲くはずの一部が咲いてしまったので、今年(2015年)はその分少ないようだ。

 

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ナギナタコウジュ(薙刀香薷)シソ科

2015-09-26 17:32:32 | 植物(草本)の観察

萩の里自然公園中央通り付近は、今年一年草が目立つが、ナギナタコウジュもその一つだ。

6月頃に草刈りをしたり、密生していたオオアワダチソウを抜き取った場所などに群生している。

 

 

ナギナタコウジュ(薙刀香薷)シソ科 ナギナタコウジュ属 一年草 花期:9~10月 分布:北海道・本州・四国・九州

 

道端、草地、林縁に生える一年草。高さ15~60㎝の茎は長立して下向きの毛が密生する。茎の断面は四角い。全体に強い香りがする。

葉は対生して、広卵形~狭卵形で浅い鋸歯があり長い柄がある。葉の裏側には腺点が無数にある。

枝先や茎頂や葉腋に花穂をだす。薙刀状に湾曲して多数の花が一方に偏り密に付く。

アイヌ民族は乾燥してお茶にして飲んだという。

和名の由来:花穂が薙刀の形に見え、中国の香薷(こうじゅ)という薬草に似ている事から。

 

 

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萩の里自然公園 10月の月例自然観察会

2015-09-24 21:43:10 | 萩の里自然公園

    ★ 5月からの月例観察会は今月で終了します ★

■ 日 時:10月3日(土)9時30分~12時 雨天・荒天中止

 ■ 集 合:萩の里自然公園駐車場

 ■ 持ち物:草に露があるので長靴又はスパッツがあればなお可、飲料水、虫除け対策

 (必要に応じて雨具、あれば図鑑類・虫眼鏡・双眼鏡・デジカメ)

■ NWポールを利用される方は、先端のゴムチップを使用下さい。

■ 参加費:無料 

   障害保険等には入っていませんので自己責任でのご参加をお願いします。

      萩の里自然公園管理運営協議会

詳細は⇒萩の里自然公園お知らせブログ

 

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秋ですね! アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み) タデ科

2015-09-17 11:54:50 | 植物(草本)の観察

中央通りの傍の背の低い草むらに、アキノウナギツカミが群がって生え、小さな花を咲かせている。

触ると鋭い刺がジャリジャリする。滑りやすい鰻(うなぎ)も掴(つか)めそうだということが和名の由来だという。

 

アキノウナギツカミ(秋の鰻攫)タデ科イヌタデ属 1年草 花期:8~9月 分布:北海道、本州、四国、九州

 

低地~山地の湿地ややや湿った所に生える1年草。

茎は枝分かれして、ツル状に長く伸びて1mほどになり他に寄りかかるようになる。

茎には下向きの鋭いトゲが密生。

互生する葉は長被針形で、基部はやじり形となり茎を抱く。

枝先に長さ2.5ミリほどの小さな花を頭状に多数つける。

 

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9月14日「国会前決壊 自由広場ふたたびの全記録(戦争法案廃案!国会正門前行動)」

2015-09-16 00:03:28 | 団塊ジジイの寝言

9月14日「国会前決壊 自由広場ふたたびの全記録(戦争法案廃案!国会正門前行動)」

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【9/16強行採決】 9/15奥田愛基SEALDs公聴会【全16分】

2015-09-15 23:49:04 | 団塊ジジイの寝言

【9/16強行採決】 9/15奥田愛基SEALDs公聴会【全16分】

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ヤクシソウ(薬師草) キク科

2015-09-14 12:39:07 | 植物(草本)の観察

9月に入って皆伐実験地にヤクシソウが生えている事がわかった。皆伐後一年目の去年は見つけられなかった植物だ。図鑑を見ると二年草であることがわかった。一年目はどのような姿で過ごすのだろうか。

今年は中央通りの西側でも見られる。

 

ヤクシソウ(薬師草)キク科オニタビラコ属 2年草 花期:9~10月 分布:北海道~九州

 

 

山地の日当りの良い林道わきや、やせた裸地などに生える2年草。

多くの枝を出し高さ30~70㎝ほどになる。切ると白い乳液が出る。

葉は互生し、長楕円形~から倒卵形で、縁に不揃いの鋸歯がある。基部は茎を抱く。

頭花は黄色で径1.5㎝内外、舌状花のみからなり、咲き終えると垂れ下がる。

 

 

和名の由来は定かではないらしい。

葉の形が薬師如来の光背に似ることによると言われていますが、定かではありません。

葉などに苦みがありこの苦みが薬になるであろうということからなどの説があります。

 

 

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憲法9条は大事にして活用し 周辺国との関係を大事に

2015-09-14 10:57:37 | 団塊ジジイの寝言

憲法9条の大事さがこれほどとは思わなかった。大事にして活用する必要がある。

アメリカとは勿論だが、中国・韓国と良好な関係を保つことが不可欠。ロシアとも早く平和条約を結ぶべきだ。北朝鮮にどう軟着陸してもらうか、しばらく聞かなくなった「6か国協議」を再開するなど、継続的に話し合うことが大事だと思う。アメリカが忙しいので進まないと言うのは良くない。最も関係が深いのは、韓国と日本だと思う。

 

個人の生活のレベルでも、経済的には切っても切れない関係になっている。

友好関係を推進する以外に道はない。(この道しかない)

とにかく、国のトップが継続的話合えるようにならなければならない。

国にはそれぞれ国内の事情がある。それぞれ配慮をする必要がある。

その為に、総理大臣・閣僚は靖国神社の参拝は自粛すべきだ。(靖国神社は国内問題でもある。)

日本からのヘイトスピーチは止めるべきだ。また、一部のマスコミにも他国の不幸を「それ見た事か」というような取扱いも見られる。

 

安保法制の行方にかかわらず、早い時期に安倍首相はやめてもらいたい。

個人的な政治信条に問題が多すぎるように思われてならない。デモのプラカードに「安倍批判」が多いのはそのためだろう。文部大臣も必ず一緒に。

アベノミクスは、安倍首相の専売特許でもなんでもない。

 

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安保法制をどうするか? NHK 日曜討論を見て

2015-09-13 17:52:46 | 団塊ジジイの寝言

この法案には幾つもの内容が一本の法案になっている。

したがってすべての内容に「賛成」「反対」しか、選択肢がないし、政府は「憲法に違反する部分を修正」する気も無い。政府は頑なに、法案修正などの妥協をしようとしないのはなぜだろうか?

安保法制懇のメンバーだった細谷氏は、存立危機事態は、ほとんどあり得ない。安全保障環境が悪化しているわけではない。と述べている。色々な法律を一本にした今回の法案を、少なくとも今国会で成立させる必要はない。一度廃案にして出し直すべきだ。

***
賛成する立場である岡本氏と細谷氏への、私からの素朴な反論

岡本氏:この法案を潰して”めだたし、めでたし“で良いのか。

反論:この法案を潰せば、あとはどうでも良いなどとは国民は言っていない。

 

岡本氏: 丸腰の外交官やボランティアの人殺されている。士気も高く優秀な自衛隊が行かないのはおかしい。

反論:①士気も高く優秀な自衛官が、今度の法案成立後も、今までのような「高い士気」を維持できるのか。「高い士気」は国民の支持と信頼があるからだ。②近くで活動している、人道支援や復興支援のNGOなどを救援する事は今でも可能だ。素人の考えだが、特に日本のNGOなどと協力関係を構築して活動すべきではないだろうか。今度の法案では、任務遂行型だといわれている。任務遂行を邪魔するものは排することができるようにする法案だという。また、離れた場所にいる他国部隊の救援を可能にする内容だ。十分に周囲の状況を把握できないまま救援を行うと、一般人を殺してしまう恐れが高くなる。地域紛争は都市でのゲリラ戦だという。敵か見方か判断が難しい。「人を殺さない日本」という現地から高く評価されている。日本のNGOだからできている支援ができなくなると心配している。実際に活動しているNGOなどが何を求めているのか、議論をして意見を反映すれば、もっと良くなる方法があるのではないか。③間違って一般人を殺してしまった自衛隊員は、現状では一般の刑法で罰せられる。

 

細谷氏:サイバー空間・宇宙空間…

反論:サイバー空間や宇宙空間が今度の法案とどう関係するのか、議論にもなっていない。何がどう必要なのか、きちっと議論できる場(一本の法案)をつくるべきだ。個別の議論(理解)がないままに「10把ひとからげ」の法案を出した。

 

細谷氏:国民の皆様がデモで叫んでいる「戦争したくない」「平和を守れ」、そのための法案だ。

反論:細谷氏は、デモに参加したことも、の現場に行ったこともないのだろう。「10把ひとからげ」法案に対して、プラカードやシュプレッヒコールで、反対する幾つもの内容を細かく表現することは不可能だ。パソコンの前だけの研究しかしていない人だ。

 

細谷氏: 戦争をしない平和国家大賛成、そのために必要な法案。

反論:安部政権が本当に「戦争をしない平和国家」を目指しているのか、疑問を持たざるを得ない。選挙によって簡単にこのような内閣が出来てしまったこと。この法案がどんな内閣でもフリーハンを与えてしまう事。この現状に恐怖さえ感じてデモに参加している人もいる。他国に攻められるより、他国の人を殺してしまうことになることを心配している人が多い。デモに参加してみないとわからない事だ。

 

岡本氏:私の話を聞いた学生は、20人の反対が4人になった。

反論:10把ひとからげの法案をどう説明したのか? こういう話では議論にならない。

 

細谷氏:いろんな誤解があり、そのため多くの人が不安になっている。

反論:誤解なら誤解を解く努力をしていない。国会審議を見れば憤り覚えるほど。

 

細谷氏:集団的自衛権の発動は、冷戦終結後、世界中でも一度もない。だから心配するのはどうか?

反論:ほとんど使われない集団的自衛権であれば、今国会であわてて成立させる必要もないだろう。憲法違反といわれる「集団的自衛権に絡む内容」を削除すれば理解されるかもしれない。「どこまでも集団的自衛権にこだわる」「国会承認にもこだわる」だから「総合的判断の裏に何かあるのではないか?」と不安になる。二年あまりの間に政府を信頼出来なくなってしまった。これは安部政権の本質に関わる問題でもある。

 

岡本氏:海外で日本人が危険にさらされたとき守れない。

反論:基本的には現地の政府が守る。自衛隊はそのような組織ではない。派遣しても不可能だと専門家は言っている。アメリカ軍でもできていないのが現実だ。

主権国家が軍事力で束になってもどうしようもないIS(今度は急にイスラム国と言い出した)に、自衛隊が行ってどうにかなるものではない。

 

岡本氏:イラクに派遣された自衛隊は、オランダ軍とオーツトラリア軍に警護してもらった。

反論:自衛隊の行くところは非戦闘地域だといって派遣したことにも問題がある。あのタイミングでの派遣が本当に良かったのだろうか。

 

岡本氏:日本のタンカーを守るためにアメリカの軍人が死んでいる。外国の軍隊の犠牲により自分たちの安全を勝ち取っている。

反論:具体的にどの事を言っているのだろうか? わが国の存立が脅かされる事態か?

 

岡本:2600隻のわが国の商船が、継続的に攻撃を受けているような時、物流が止まっているのは国家の存立に関わることだ。

反論:一時的に経済的に困窮するという事も「存立の危機」に含まれるに含まれるのなら、すぐ戦争になる。あの太平洋戦争も「自衛」だったと言うに等しい。安倍首相の本音では、あの戦争は侵略戦争でなかったと言いたがっている。

 

岡本氏:日本人の人命と財産が破壊されようとしている時、他国の軍隊と一緒に守るのは当然。

反論:戦争により日本のタンカーが危険になったら、船会社は運行しない。日本人の人命と財産が破壊されることは考えにくい。重油が入らないという経済的理由でショ。

柳澤氏の反論:    今行われているソマリア沖での自衛隊の活動は、海賊取締りの警察行動であり、集団的自衛権の行使ではないから可能だ。法案の内容の問題は、集団的自衛権の問題ではなく、国家間の紛争を解決するために武力行使をするかどうか、憲法9条に関わる問題だ。やるのなら憲法を改正しなければならない。今度の法案は憲法改正するかどうかに等しい内容だ。この法律が成立して、仮に自衛隊員が民間人を殺してしまったら、一般の刑法で裁判を受けることになる。(自衛隊員に前科ものがたくさんできてしまう)他国の軍隊同様に活動すると、しわ寄せは全て個々の自衛隊員にいってしまう。現憲法下では「海外派遣(実質派兵)はできない。

 

細谷氏:政府の説明が良くない。存立危機事態はほぼ起こりえない。すぐにでも起きるような説明は問題だ。

反論:そうであるなら、今急いで決めなればならない危機はない。この法案から外すか、よく検討しなおすべきだ。

 

柳澤氏:今行われているソマリア沖での自衛隊の活動は、海賊取締りの警察行動であり、集団的自衛権の行使ではないから出来ている。

 

細谷氏:安全保障環境が悪化しているわけではない。説明が良くない。情報に国境はない。あるのは安全保障環境の変容だ。

木村氏:サイバー空間・宇宙空間が、今度の法案とどう関係するのか?

 

細谷氏:存立危機事態はほとんどありえない。この法案の狙いは国際平和活動=後方支援、軍事に関する情報共有だ。国家ではないテロ組織から攻撃を受けたら撤退するでは情報共有が出来ない。

反論:①「存立危機事態はほとんどありえない」なら、この法案の目的はなんなのか?急いでつくる必要も無いではないか。

②政府は後方支援で攻撃を受けたら撤退するから安全だと言っている。法案が成立してもできないのは同じではないか。

 

岡本氏:湾岸戦争の時に、米軍兵士の治療をする目的で、前線から500キロも離れたサウジアラビアのリヤドに自衛官の医師を派遣しようとしたら、武力行使と一体化するからといい出来なかった。

私の反論:ぜんぜん話が違う。こういう説明をしたのなら、学生が賛成に変わったのは当たり前。実際は、武器弾薬、核兵器、クラスター爆弾、劣化ウラン弾、どんな武器でも輸送可能な法案になっている。

木村氏の反論:今回は医師の派遣だけではなく、発進しようとする戦闘機に給油も可能な法案になっている。

 

細谷氏:イラクやアフガニスタンなど現地の人はこの法案の事を知ることはないので、今回の法改正で戦争も出来る国になるとは知らない。だから、人を殺さない日本ブランドは大丈夫。

反論:信じられない言葉だ。 実際に活動して一般人を殺したらすぐわかる。積み重ねてきた実績がすぐ崩壊する。

 

細谷氏:内閣法制局は、憲法上自衛のためなら、核兵器も持てるという憲法解釈をしている。政策判断として持たないでいる。今回法改正しても、何をするかしないかは、内閣や国会が決める。内閣総理大臣をまったく信用しない民主主義国家はあるのか。

反論:ところが安倍政権はこの法案に関して、まさに完全に信用を失っている目的の為には手段を選ばないという、2年あまりのやり方で信用を失った。だからこの法案を成立させると民主主義に禍根を残す。

 

法案採決の期は熟しているか

木村氏:熟している。 ①この法案に憲法違反の内容を含んでいる。(元最高裁長官・元内閣法制局長官・憲法学者など専門家のほとんど・世論)違憲である事は決着がついている。②法案の必要性でも、今国会での成立の必要はないとの意見が体勢をしめている。③これ以上審議をしても、政府にまともな説明をする気がなさそうな事がわかってきた。 ③したがって、否決廃案以外にはない。

細谷氏:前回の選挙で自民党が勝って、反対する政党が勝てなかったにも関わらずこの状況は、国民がどうなるのかわからない不安を持っているからだ。法案の必要性の理解・不安の解消が、法案が通った後も必要だ。

岡本氏:6割も反対しているのは、政府の責任が大きい。法案が成立しても「のど元過ぎれば」とはならない。理解を得る努力がずっと必要だ。日本が歴史的転換点にたっているからだ。

反論:「日本が歴史的転換点にたっている」というならなお、こんなやり方、こんな状態で採決はありえない。近隣諸国とうまくいっていない状態で、国連常任理事国入り・国連改革も無理だろう。拒否権を持つ中国を仮想敵国にするようでは、改革などとても、とても無理だろう。

 

 

 

 

 

 

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アオミズ(青ミズ) イラクサ科

2015-09-12 19:48:26 | 植物(草本)の観察

萩の里自然公園で夏の初めに草刈りした所にアオミズが密生して出現した。これと同じように、2013年皆伐した実験地に翌年2014年に現れたが、今年は消えた。

アオミズ(青ミズ・青水)イラクサ科ミズ属 1年草 花期:8月下旬~9月 分布:北海道~九州

 

低山の湿った所に生える1年草。

茎は直立して、水分が多く淡緑色、無毛、高さ30~50cm。

葉は対生し卵状菱形で鋸歯縁、先は尾状に尖る。葉身とほぼ胴長の長い柄がある。

目立たない花が葉腋に集まる。

茎を見るとみずみずしく特徴をうまく表している名前だと思う。

 

 同属のミズはやや小型で、葉の先は尖らない。

 

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ヒメジソ(姫紫蘇) シソ科

2015-09-12 18:04:45 | 植物(草本)の観察

萩の里自然公園の中央通り(舗装道路)の縁に沿って群生した。密生したオオアワダチソウを抜き取った所や6月頃草刈りをした所に現れた。この現れ方はナギナタコウジュやアオミズなど他の1年草でも見られる。種はどこにあったのだろう。1年草なので来年も同じ場所で見られるとは限らない。 

ヒメジソ(姫紫蘇)シソ科イヌコウジュ属 1年草 花期:8~9月 分布:日本全土

 

低地や山地のやや湿った所に生える1年草。

茎は断面が四角形で稜には下向きに曲がった短毛があり、高さ15~40㎝ほど。

葉は対生して卵状菱形で柄がある。表面や裏の脈上にも毛があり、裏面には腺点が目立つ。

枝先に穂状に淡紅紫色または白色の小さな2唇形の花をややまばらにつける。

葉を手で揉むと少し匂いがする。

同属のヤマジソは、北海道では、高さが数㎝~10㎝ほどと小さく苞は卵形で大きいという。

 

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ハッカ(薄荷) シソ科

2015-09-12 16:03:58 | 植物(草本)の観察

萩の里自然公園で初めてハッカを見た。中央通りの西側の炭焼き釜後の縁に、まとまって生えているのを見つけた。毎年サケを観察する時、オーシャンファームの牧草地のそばで良い匂いを楽しんでいたが、今年は身近で観察できた。ヨコスト湿原の沼の傍や、改修前のウツナイ川(川の跡)の縁でも観察できる。

ハッカ(薄荷)シソ科ハッカ属 多年草 花期:79月 分布:北海道・本州・四国・九州

 

低地~山地の湿った草地に生える多年草。根は長い地下茎で四方に伸びて繁殖する。

高さは40~100㎝になり、茎の断面は四角で細毛がある。萼片にも細毛が目立つ。

葉は対生し、狭卵形~卵形で先は尖り鋸歯縁。触ると良い匂いがする。

花は上部の葉腋(葉の付根)に輪状に多数の淡い紅紫色の小花をつける。

栽培用に導入されたという、オランダハッカアメリカハッカは、花の付き方や上部の葉の付き具合により区別できそうだ。

  ⇒薬用植物としてのハッカ

 

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シラヤマギク(白山菊)とエゾゴマナ(蝦夷胡麻菜) 

2015-09-11 22:19:43 | 植物(草本)の観察

萩の里自然公園で秋に見られる白い花の野菊には、シラヤマギクとエゾゴマナがある。

シラヤマギク(白山菊)キク科シオン属 多年草 花期:8~9月 分布:北海道・本州・九州

 

低地~山地の林縁など日当りの良いところに生育する高いもので1.5mほどになる多年草。茎は直立し上部で分岐する。

葉は心形~卵状三角形で基部はヒレ(翼)となり柄に流れる。縁に粗い鋸歯がある。エゾゴマナの葉の柄は短くヒレは付かない。

頭花は2㎝ほどで、6枚ほどの少ない舌状花が頭状花を囲む。

  

エゾゴマナ(蝦夷胡麻菜)キク科シオン属 多年草 花期:8~9月 分布:北海道、本州(東北地方北部)

 

 低地~山地の林縁や草地に生える多年草。茎はよく分岐し高いもので1.5mほどになる。

葉は長楕円形で先が尖り、縁に粗い鋸歯がある。柄は短い。

花は散房状に多数つき径は2㎝以下で、総苞片には密に毛が生える。

本州に分布するゴマナ(胡麻菜)の基本種とされている。

小型のエゾゴマナ

 

 

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安倍政権の安保法制 あるべきと考える日本の姿が違う

2015-09-10 11:49:09 | 団塊ジジイの寝言

安倍政権の安保法制には賛成できない。外交にもっと力を入れ、専守防衛を堅持し自主防衛の方向へ、アメリカ依存を徐々に低減すべきだ。それなくして沖縄の基地問題は解決できない。

国際貢献は武力によらず行うべき。アフガニスタンやイラクをみれば武力の無力さがわかる。戦後70年築き上げてきた、人を殺さない日本ブランドが益々重要になっている。

政府は限定的だという集団的自衛権の行使にも反対だ。日本国憲法の平和主義と相いれない。政府が示す例など国会審議、新日米ガイドラインを見ると、際限なくアメリカ軍と一体化する予想され、「あるべきと考える日本の姿」から根本的に外れてしまう。

政府はこの戦争法案が必要な理由として、安全保障環境の変化をあげているが、騙されてはいけない。尖閣の問題で一時的に中国との関係悪化はあるが、安倍政権になって「意図的に悪化させている」と思えるほどに外交をさぼっている。時代感覚がおかしいのではないか。中国には多くの日本企業が進出し、中国の製品や観光客など、好むと好まざるにかかわらず、我々の生活レベルでは切っても切れない関係になっている。北朝鮮問題の解決にも中国・韓国・ロシアなどとの良好な関係が不可欠だ。

安倍政権と自公は来週参議院で可決する方針のようだが、世論調査では6割以上の方が今国会での成立に反対している。安全保障政策は国民の大方の支持が必要だ。仮にこのまま成立させても、国民の支持・信頼が無くては本当に機能するわけがない。実際に任務を担う自衛隊員や家族の皆さんのことを考えるとさらに悲観的になる。少なくとも、これほどまでに信頼を失った安倍政権での成立は絶対ダメだ。

今回の事で多くの国民がこの国を再確認し、どのような国であってほしいか、我が事として考えた。安全保障政策・国際的役割をどう果たすか、もう一度考えるベースはできた。国会や市民レベルもさらに議論を深めてから、国民の7割ほどが賛成する法案として出し直すべきだ。必要であれば憲法を改正すべきだ。

 

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ウヨロ川にサケが遡上

2015-09-09 17:26:33 | サケの観察

9月2日の大雨(上流で190㎜以上/24時間)で、サケが大量に川に遡上したようです。

雨から1週間経とうとしているのに未だ水が濁っている。

ふ化場のあるイエスナイ川へ向おうとしているらしい。

 

密漁者も来ている。小型の棹と壊れた「たも網」を捨ててある。 

少し離れた場所に乾電池が4本ずつ、8本も捨てている。こちらは夜間か?

 

 

岸ではアケボノソウが増水で倒れた茎から、首を立てて咲いている。

 

 

昨年9月10日の洪水と護岸工事で、川は大きく変わった。

 

昨年までとは違った場所でも産卵している。

 

濁りで、どの位の数が遡上しているのかわからない。

 

 

濁りの原因はやはりイサカナイ川だ。去年は産卵時期が終る頃まで濁っていた。イサカナイ川で何がおきているのだろう。

 

手前がウヨロ川本流・奥がイサカナイ川から流入する濁流。

イサカナイ川の上までいくと、大量のサケがゆっくりと泳いでいた。

卵が産卵に適した状態になるのを待っているのだろうか、更に上流へ遡上する途中一休みしているのだろうか?

 

昨年と先日の雨で、道はひどく荒れ、叉侵食を受けている。注意が必要だ。

 

牧草地に電気柵が設置してあることが分っていたので、川沿いを往復した。

エゾシカから牧草をまもる対策らしい。

 

 

 

 

 

 

 

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