昨日、温室効果ガス排出削減の中期目標に関する麻生さんの会見が行われましたね。
すこし油断していました。ひそかに(笑い)やっていました。
小泉さんみたいに、タウンミーティングらしきことも(どういう人が意見を述べたのでしょう)、パブリックコメント(アリバイ工作?)も。
多分ほとんどの人は知らないでしょう。
地球温暖化対策の中期目標の検討状況(環境省)
地球温暖化対策に関する世論調査
集計表
地球温暖化対策に関するNGOの世論調査
http://www.kikonet.org/research/archive/mtt/pr090602JapanPollResults_JP.pdf
政府が示した地球温暖化の中期目標の選択肢 印刷して読んでみてください。
「経済への影響」で、経済にマイナス、家計に負担ばかり強調されています。
無駄な公共事業の「経済効果」の逆をやっているようでうす。
「出来たらやりたくない」が見え見えです。あとの世代はどうすればよいのでしょう。
予想される温暖化による被害を見積もって比較することも必要ではないでしょうか?
日本の省エネ技術を自慢ばかりしますが、過去の遺産を食い潰している状況ではないでしょうか?
http://blog.goo.ne.jp/shiroikumo_2004/e/4f7c284e045ea5f08521620535d2c058
それから、昨年原油が高騰したのをもうお忘れではないでしょうな!
化石燃料は必ず枯渇します。中国・インド・アフリカ・世界的には人口増加、エネルギーコストは必ず上昇します。今真剣に取り組んでおなかければ、後で必ず「負担」になるのは目に見えています。
国民の多くは、出来れば・或いは次の機会には、もっとエネルギーを使わない商品を買おうと考えているはずです。
日本の多くの大企業は、世界から取り残されるのではないでしぅようか?
地球温暖化問題に関する懇談会-平成21年5月24日
温室効果ガス排出削減の中期目標に関する麻生内閣総理大臣記者会見
麻生さんの口から出てきた言葉は、水力発電・太陽光パネル・ハイブリッドカー・原発・「低炭素革命」これだけです。
頭の中に”
マイクロ水力発電”があったのかは不明。
http://journal.mycom.co.jp/news/2005/08/31/016.html
原発は相変わらず「トイレの無いマンション」です。
http://www.cnic.jp/
http://www.nuketext.org/index.html
六ヶ所村はどうなったのだろう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E3%83%B6%E6%89%80%E5%86%8D%E5%87%A6%E7%90%86%E5%B7%A5%E5%A0%B4
http://www.rokkasho-rhapsody.com/
地震が来れば止まるし、ミサイル1発ではどうだろう?
原子力発電所の廃炉コスト(将来の費用負担をどうするつもりなのでしょう)
http://www.ne.jp/asahi/ma/ru/energy/hairo.html
これは↓税金のはずです。
http://www2.dengen.or.jp/html/leaf/seido/files/richigaiyo-200903.pdf
再生可能エネルギーが高い分はそのまま電気代に上乗せするのだろう。
環境税などを負担して、「低炭素革命」を本当にやるのか、高騰するだろう化石燃料を買い続けるのかの分かれ道ではないかと思うのですが。
ただ政府が、麻生さんや国土交通大臣のように、ポケットマネーを使うかのように、嬉しそうに大盤振る舞いするようではどうしようもないのでありますが。
国内排出量の現状
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200906110019a.nwc
2050年温暖化ガス半減の長期目標は大丈夫?
日本のNGO NPO
気候ネットワーク
http://www.kikonet.org/iken/kokunai/2009-06-10.html
WWFジャパン
http://www.wwf.or.jp/activity/climate/news/2009/20090610.htm
環境市民
様々な取り組み
カーボン・フットプリント
http://www.meti.go.jp/press/20090303004/20090303004.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%88
フードマイレージと地産地消、食糧自給率
フードマイレージ電卓
私は、ウヨロ川のサケの観察をしていますが、そこからもいくつか見えて来ました。
あれだけ取れたサケがどうしてスーパーに無いのかと思っていたら、
北海道で漁獲されたサケの1/3(22万トン)は、中国で1次加工され「ヘルシーサーモン」として欧米で好評だそうです。一方、回転寿司などで人気の大西洋産サケは20~30万トンだといいます。
これらは、大海を知らない養殖モノです。
http://www.food.maruha-nichiro.co.jp/salmon/data/index.html
輸入サケ類の残留有機塩素系農薬の実態調査
米国最大手スーパー 一部チリ産養殖鮭の仕入れを停止 鮭ウィルス病蔓延で
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/foodsafe/news/08042001.htm
世界中から集めたマグロやエビ、大量の食べ残し。
日本および各国の食料自給率の推移
図録主な食料の品目別自給率の推移
わが国の木材供給量と自給率
様々な問題が…
http://www.jca.apc.org/jatan/lib/sbsta8.html
木を植えればよいという単純なものでもないでしょう。
植え続けることが出来るのなら別ですが、
「植えてCO2を吸収してくれたものをちゃんと使う」→「その分化石燃料を減らす」
でなければ勘定が合いません。
http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0220a/swf/l12.swf
北海道を元気に!温暖化防止 一村一品応援プロジェクト
グリーン・ニュー・ディール
この「グリーン」は、「緑」ですね。「緑」は何を意味しているのでしょう。
多分、陸上では「植物の葉」・海では藻類でしょう。
これが、「地球の包容力」のすべてではないだろうか?
温暖化防止には、多分これといった特効薬はないでしょう。
様々な、あらゆる手段・政策の積み上げでしか防ぐことはできないでしょう。
かく言う私がやっていることは、「もったいない」と「出来るだけ水を買わない」ことだけなのですが。
お茶・コーヒー・スポーツドリンク みんな液体以外で売っています。
重たい水を運ぶCO2をなるべく排出しない…あとは、輸入した飼料を食べている肉から国産の魚へ少しずつシフト。
アナログ放送が終わるまでには液晶TVを買います。車はもう買い替えは出来ないかもしれない。
子供ももういないので冷蔵庫はいずれ小型に、洗濯機は乾燥機が付いていないものにしょう。
照明は点滅が激しい洗面場以外は蛍光灯なので、買えそうなLEDのが出たら変えましょう。
http://www.business-i.jp/news/flash-page/news/200906110135a.nwc
北海道なので、問題は暖房をどうするかです。
地中熱ヒートポンプ暖房機が何とかならないものかと思うのですが…
http://www.japanfs.org/ja/pages/023645.html
http://www.iesu.co.jp/shinbun/2004/16-3-5.htm
そろそろ考えなければ… ただ、こちらも正しく”過去の遺産を食い潰して”生き延びている状態であり…
少なくとも2020年までには、すべての家電や暖房機・給湯器は買い換えるのは間違いありません。(生きていればですが)今すぐ達成しなければならないというわけではないのですから、そう負担負担と強調しすぎです。
おやすみなさい…明日になりました。