萩の里自然公園にはなぜかクワガタムシがほとんどいない。
今年も夏休みクワガタムシをとりに何組かの親子が訪れたようですが、出会ったお父さんに聞くと「いないですね」でした。
- なぜクワガタムシが少ないのだろうか?
- どうすればクワガタムシが棲む公園になるのだろう?
8年ほど前バナナトラップもやってみましたが、ハチやハエの仲間が集まるばかり。
何年もの間で出会ったのは写真の3回だけです。
若いミズナラ - 少ない
サクラ
エントランス広場に植えられたハルニレ
昨年9月「丸太飛び」の丸太の根本が腐ってきたので取替えていると、腐った丸太の中に「クワガタ」の幼虫らしきものが。
丸太は30~40㎝深く埋めてあります。
この公園付近は、1663年の有珠山噴火の軽石が1m以上積もっています。
生えている木も深く根を張れずに写真のような状態です。
木の芽と同じように、クワガタムシも寒さに耐える工夫しているようだが、幼虫はどの程度の低温に耐えられるのだろうか?
2か月ほど時間があればネットで調べていますが、なかなか答えがみつかりません。
白老では、どのくらい深く土が凍るかという凍結深度(かなり安全を見て深くしていると思われる)を
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/kn/ksd/kijun/touketsushindo.html
調べてみると白老町は60センチメートルで他の地域とそう大きくは違わない。
たくさんある炭窯跡(窪んでいる)を掘って、風倒木などを埋めれば可能かもしれない。
ミズナラはたくさん生えている(樹齢は70年ほどのもの)が、若い木は少ない。
ハルニレはウヨロ川入り口から入った低地にいくらかあるが、公園の中の方にはほとんど生えていない。
「森の学校 親子で昆虫の森を作ろう」という「あきた森づくりサポートセンター」のHPに出会いました。
http://www.forest-akita.jp/data/school-2021/school-02/school-02.html?fbclid=IwAR0bBlyDQhodZr2ICnu1gdVsIcnTHlkEUpJ6bv8td6EDSrCy0cjER594OL4
主に「カブトムシ」をふやそうという活動が紹介されています。
参考にはなるかもしれませんが、クワガタとは違うだろうし気候も違う。
- クワガタムシがたくさん棲む公園にすることは可能だろうか?