エゾヤマザクラが葉桜となり、カスミザクラが開花。
数日遅れで、チシマザクラが開花しました。
ミネザクラ(タカネザクラ)も開花寸前です。
左から、ミネザクラ、中央と奥チシマザクラ、右手前がカスミザクラ。
カスミサクラの花
チシマザクラ
開花寸前のミネザクラ
萩の里自然公園ではシラネアオイが見頃を迎えています。
2017年、本場群馬県片品村白根山と同様に鹿がシラネアオイを食べはじめました。
急きょ調査を行ったところ、直ぐに対策をする必要があると判断。
処分する予定のサケの定置網を譲り受け、その秋に周囲を広い範囲を囲いました。
3年程たち、今年もシラネアオイは綺麗に咲いています。
又、シカの食害ですでに消えつつあった、エンレイソウの仲間、オオウバユリ、
ヨブスマソウ、ミヤマセンキュウ、オオバセンキュウなども姿を見せました。
改めてエゾシカによる食害の深刻さを実感しています。
シロバナのシラネアオイ、ヒダカエンレイソウは消えてしまいました。
クルマユリも鹿が食べるというので、来月調査する予定です。
又、倶多楽湖外輪山にのカタクリやエゾエンゴサクの群落もほぼ消滅。
エゾシカが増えつつある地方では注意が必要です。
生憎の曇天のせいか、写真では色がうまく出ていません。
紫色の花弁に見えるのは、萼片だといいます。
去年の花の柄と空の実が残っているものもありました。
やや白っぽくなっているのは早くに開花したものです。
蕾の株もあちこちに見られ、今週末頃までが見頃です。
昨年からは、エンレイソウが花をつけるようになりました。
オオバナノエンレイソウ
シラオイエンレイソウ 一株のみ
ミヤマエンレイソウ
チゴユリも咲き始めています。
エゾヤマザクラは葉桜となりました。
シラネアオイが見頃 萩の里自然公園 (萩の里自然公園便り)
https://blog.goo.ne.jp/satoyamahagi/e/94b1a1fad36e722c6bf2a423e96cc8c7
8月26日萩の里自然公園の入り口付近でヒグマが目撃されてから約1.5か月、相変わらず立入り禁止が続いています。
個人的には大丈夫と思うのだが。
管理人さんがいないので駐車場にゴミが。
中身が少し残っているものもある。
万一ヒグマが食べて「おいしい」と思ったら生ごみを狙うようになるかもしれない。
クマが触った缶には鋭い爪痕が残るそうだ。
ボランティア袋をもらい回収。
駐車場でアルコールを飲んだ??
こんなことで、来春から観光客100万人をお迎えできるのだろうか?
ゾシカによる食害から保護されている「皆伐更新実験地」を主なフィールドとして、毎月1回開催する予定です。
開催日:6月22日(土) 小雨は開催しますが荒天時は中止します。
集合場所:萩の里自然公園駐車場
時間:9:30~12:00頃
参加:無料・申し込み不要
服装:長袖長ズボン、帽子、天候に合った服装
持ち物:飲料水、虫よけ、あればルーペや双眼鏡・図鑑など
問い合せ:萩の里自然公園管理運営協議会 担当 坂本 090-9526-5825
都合により変更する場合があります。
毎月公園の掲示板などでお知らせします。
7月以降の予定
と き 2019年6月15日(土)09:30~12:00予定 ※小雨決行、荒天中止
ところ 萩の里自然公園(集合は萩の里自然公園駐車場)
内 容 駐車場からセンターハウスまでの間で、3種類の笹を観察しながら
新鮮な葉を摘んで、お茶を作り試飲します。
また、アイヌと笹の関わりについて紹介します。
持ち物 虫除け、手袋、あればキッチンバサミ
服 装 天候に適した服装・履物、長そで・長ズボン、帽子など
定 員 12名 ※中学生以上
参加費 無料
申 込 6月11日(火)16:00まで
【お問合せ・お申込】 萩の里自然公園管理運営協議会
担 当(坂本) 電話 090・9526・5825
メール kaoisora[@]khaki.plala.or.jp(@前後の[]を外してください)
ミズバショウ通りでは、ミズバショウが咲き始めました。
ミズバショウ通り↓
https://blogs.yahoo.co.jp/haginosatosizenkouen/28287644.html
ミズバショウ↓
https://blog.goo.ne.jp/shiroikumo_2004/e/e0d92cb5722ed5146ec9b69b9b2f60cd
ミズバショウの秘密 ↓
https://blog.goo.ne.jp/shiroikumo_2004/e/0b87e1231c74a84f67014a76968a6e3b
ヤマネコノメソウも咲き始めました。
ネコノメソウについてはこちら↓
https://blog.goo.ne.jp/shiroikumo_2004/e/63c2529ef1030d00bb057eb84d4c6a27
一本杉の北西斜面ではアズマイチゲが咲いています。見頃は月末頃か。
アズマイチゲ ↓
https://blog.goo.ne.jp/shiroikumo_2004/e/3ef2dbf7c83a8153a85b43185a550299
エゾトリカブト(毒草)がたくさん出てきました。
萩の里には食べられる「ニリンソウ」はありません。注意が必要です。
トリカブトとニリンソウ(フクベラ)↓
https://blog.goo.ne.jp/shiroikumo_2004/e/ac5beb344aa6f376a691d700b0e3c146
センターハウスの周辺でフクジュソウが咲いています。
フクジュソウは太陽が出ていないと花は閉じてしまいます。
フクジュソウについて詳しくはこちら⇒ 白老のスプリング・エフェメラル(春植物)フクジュソウ(福寿草)
萩の里自然公園便り から転載
萩の里自然公園管理運営協議会事業部会の活動報告会を開催します。
3月28日(水曜日) 10:00~14:00頃(午前中だけもOK)
写真などを多用して2017年度の活動を報告します。
主な内容
①皆伐更新実験地の萌芽など樹木について
2013年50m四方の木を全て伐りました。
伐り株から生える萌芽や種から生えた幼木が沢山育っています。
花や実が奇麗な低木の幼木も育ってきています。
②皆伐更新実験地の植物について
どんな植物が生えてきたか、2014年から毎月一回一般の方にも参加いただき調べてきました。
昨年は117種(判別できた種だけ)が確認されました。4年間の経過を報告します。
③皆伐更新実験地を今後どのように活用していくかについて
個人的な「夢」もお伝えしたいです。
④オオアワダチソウの抜取り作業の経過、昨年開催したイベント、試験的に行った「植生管理作業」などについて
※現在まとめている最中です。28日には間に合わせます。
会員対象ですが、一般の方の参加歓迎致します。
18年度の活動についても少し話し合いたいと考えています。
可能な方は昼食をご持参下さい。
18年度の活動については、4月に(土曜日か日曜日)再度話し合いたいと考えています。
昨年末から実施したアンケートでは、「家族で参加できる催し」の開催を希望する方が多かったです。
そのあたりに関しては現在の部会員には「ノウハウ」が全くありません。
「家族で参加できる催し」なども含めて、アイデアのある方、
協力していただける方の参加をお願いします。催しは休日に開催したいと考えています。
尚、萩の里自然公園管理運営協議会は会員を募集しています。
個人会員は、年会費500円です。
秋に設置したシラネアオイ群生地をエゾシカから守る網を点検した。
散策路が貫通する部分は「仮の網」なので、ほぼ自由に入っているようだ。
それ以外に出入りしている所があるなら、修繕しておかなければならない。
もう一つは、網の目が12㎝ほどなのでキタキツネやエゾタヌキ、テンの仲間などが、通過出来ているかどうかも確認したい。エゾシカの出入りは困るが、それ以外の動物は自由に出入りしてもらいたい。
キタキツネ 体長:45~90㎝、肩高:35~45㎝、体重:2.5~5.4Kg
エゾタヌキ 体長:50~60㎝、体重:4~8Kg ずんぐり体型
網に沿っての内側を歩き調べた。エゾシカも網に沿って歩いている。
外に出たかったようだが網があるので出られないようだ。
エゾシカの足跡がたくさんある。何頭位が出入りしているのだろう。
出ようといて網を破ろうと試みた痕。
皆伐更新実験地での経験から、放置すると同じ場所を狙ってくるのでその都度修繕しなければならない。
侵入しようと試みた痕
ここは出入りしているようだ。
大きく破り完全に出入りしている。
エゾリスの足跡。簡単に出入りできているようだ。
キタキツネは出ようとしたがあきらめたようだ。目に付いた足跡はこれだけだった。
キツネは網を通過できない可能性が大きいので、出来るような対策が必要だと思われる。
これは通過しているように見える。エゾクロテンかもしれない。
エゾクロテン 体長:35~56㎝、体重:700~1800g 細長い体型。通過できるのかもしれない。
散策路の西側だけで、エゾシカが網を破ろうとしたり破った痕が、15か所あった。
昼頃一時やや強く雪が降ってきた。