「萌芽更新実験地の冬芽と葉痕観察会」に行ってきました。
一昨年(2013年)初冬に皆伐した、萩の里自然公園の萌芽更新実験地で、萌芽状況を調べました。調べた切株(276株)の88%が萌芽しました。叉、木を全部伐った事で太陽の光を十分浴びて、林の中では育ちにくい、日当たりを好む低木が種から発芽して元気に育ち始めています。
2014/12/20の皆伐萌芽更新実験地
http://www.city.fussa.tokyo.jp/life/city/park/m1cpmb00000031m2.html
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冬の木々(落葉広葉樹)は、エネルギーを小さな芽に蓄えて、レザーや毛皮のコートを着るなど、寒さに耐える工夫をしながら春を待っています。
なかには裸でやせ我慢をしているものいます。萌芽更新実験地の木々は、どれも小さいので木の芽を手に取り間近に観察できます。
葉痕(葉が落ちた痕‐昨年葉が付いていた痕)や維管束痕は、木の種類によっては、愉快なものもあります。
防水レザーを着たホオノキ(朴の木)
毛皮を着こんだ、ハクウンボク(白雲木)
裸でやせ我慢?する、ムラサキシキブ(紫式部)
ノリウツギ(糊空木)の葉痕は孫悟空
サンショウ(山椒)は猿の奴凧
「ウッシッシ」といやらしく笑うクサギ(臭木)
ボクシングのグローブを頭に被ったケヤマハンノキ(毛山榛の木)
顔中口?のヤチダモ(谷地だも)
冬の森フィールドビンゴ 冬芽