夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

整形外科へ行く

2013年06月25日 | いろいろな事
4月頃、身体を鍛えようとスクワットを始めたら
胸椎圧迫骨折してしまい、今日は定期検診に行く。
ここは院長が7時半から診察をしているという事で
8時過ぎに病院に行くと既に患者がいっぱい。
私は待合室のTVを見ていると知らないオバさんが
横に座って話しかけてきた。

「あの番号(診察順番の)何番になってる?私は302番
 なんだけど目が悪いのでよく見えないのよね」とオバさん

「未だ300番ですよ。何処怪我したんですか」と私

「転んで腕骨折。レントゲン室でレントゲン技師の
 言ってる事がよく分からないので聞き直したら
『年寄りだから聞こえないの?じゃぁ言っても
 しょうがないな』というのよ。そりゃあ私は
 年寄りだけど何も年寄りにむかって『年寄り』
 呼ばわりしなくてもいいじゃない。頭にきた
 先生に言ってやる」と息巻いたオバさん。

「そうですね」と言いつつ、歳は歳なんだから
そんなに怒らなくてもいいんじゃない。と思った私です。
が、女はいつ迄も年をとりたくないという事か。
そのオバさん私があまり乗り気でないので話を変えてきた。

「さやこさん、離婚ですってよ。知ってた?ほら、
 天皇陛下の娘さんよ。黒田さんという人と結婚した
 清子さんよ。子供も出来なかったからね。仕方が
 無いか。皇室で初めての離婚よ」とオバさん。

「へぇ~そうなんですか?日本の皇族も離婚できる
 時代がきたんですね。いい事じゃないですか。
 イギリス王室なんかたくさん離婚している。
 人生一度きり、気が合わない人と生活して
 いても辛いだけ。皇族が(清子さん)離婚
 できるのはわるい事ではないですね」と私。

「雅子様(皇太子妃)もあんな病気になっちゃって
 あれはね、お付きの人が悪いのよ別れてしまえば
 いいのよ」と捲し立てるオバさん。

ゴシップ好きでおしゃべり好きなオバさん、
302番の順番がきて診察室へ向かった。
年とると誰彼なく平気でお喋りするのも
年寄りの証拠か?それにしても黒田清子さん
離婚?はないでしょう。

私の診察は今日は早く1時間で順番が回ってきた。
「お世話になります」と入っていくと
「具合はどう?」と院長。
「大分楽になってきましたが未だ押すと痛い」というと
「治るのに6ヶ月くらいかかるからね」と院長。
ベッドに横になって
「この辺かな?」と触診。
「そう、その辺、押されるとらくちん」というと
「そうだろうけどいつ迄も押していて
 あげられないから注射しとくね」と院長。
「ところで運動はしていいですか?」と聞いたら
「う~ん、何の運動?」と院長
「ダンス」と私
「何のダンスかな」
「社交ダンス」
「あ~、それならいいよ。タンゴ?」
「ワルツも」
「音楽を聴きながら踊るのは女性ホルモンが
 たくさん出るからいいんだよ。昔は私も
 よく踊ったな~。シャッセは跳ねない
 ようにね」とダンス用語のシャッセ
知っている院長。ダンスの事よくご存知。
「昔、赤坂のニューラテンクォーター
 行って踊ったもんだよ」と院長
「いゃ~懐かしい、ラテンクォーターなんて
 高くて(入場料)私は行けなかった」
ホテルの中にあったんだよ。
 知ってる」と院長。若い看護士に向かって言った。
看護師首を横に振る
「皆さん若い(20代)から知らないよね~」
ホテルが火事になって閉店しちゃったね」と院長
「昔はナイトクラブやダンスホールがたくさんあったね」
「あの頃はいい時代だったよ」と院長
二人で昔話。看護師、何の話しか分からずの顔、
他の患者が待ってるぞ、と思い切り上げた。
ともあれダンスはOKが出て少しは運動が
出来るので良かった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする