夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

マッチを使った事がない子

2024年11月19日 | 我が家の暖房
今日はお天気も良かったが、北風が吹いて寒くなった。
午後からお掃除ボランティアに行き、帰ってきたら
ご近所のsora君が学校から帰ってきた。お父さん
お母さんはまだ帰っていないという。
「ストーブ点けさせてあげるからおいで」と言ったら
カバンを置いて我が家に来た。
「マッチ使ったことある?」と聞いたら
「ない」というのでマッチの使い方を教えてあげた。
マッチ売りの少女のように私が何度も点け方の見本を
見せたが、がなかなか点火出来ない。
「マッチが使えないと何かあった時、困るぞ」と
父ちゃんが言ったら
「チャッカマンがあるから大丈夫」とsora君
「マッチの付け方なんて学校で教えないか?」と
聞いたら
「6年生になったら理科の時間で教えるよ」と言った。
今時の子はマッチを使うなんて殆どしないから使い方が
分からないのも当然。ようやく点けられたsora君です。
 
マッチを使って紙を燃やし、松ぼっくりを放り込み
焚き付けの細い木をを入れ、燃えてきたら木材を
入れて燃やす。火吹き竹も使って、暖かくなってきた。
 
「うちはストーブもエアコンも使わない
 マイナス1度にならないとストーブは
 点けてくれない」とsora君
「暖房は何使ってるの?」
「コタツだけ」
「ご飯はコタツで食べるの?」
「違う、普通のテーブルで食べる。寒いけど
 我慢して急いで食べてコタツに入る」というsora君です。
「お父さん、お母さん偉いね〜」と褒めた
「学校から帰ってきて寒かったらうちの
 ストーブにあたりにおいで」と言ったら
「わかった」と言ってしばらく温まって帰っていった。

私が小さかった頃、今のように石油やガス、電気ストーブ
エアコンなんてなく、炭火のコタツや火鉢で暖をとっていた。
スイッチひとつで暖かくなる便利な世の中になりましたが
寒さに鍛える身体でなくなったのか、風邪やインフルに
罹りやすくなってきたように感じる。
sora君逞しく育つでしょう

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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お早うございます (縄文人)
2024-11-20 06:56:01
おじいちゃんおばあちゃん、もしくはひい
おじいちゃんおばあちゃん世代が使うであろう
「老人語」。

衣紋かけ
これは「えもんかけ」と。ハンガーのこと。
オーバー(コート)
上着、コート
猿股(さるまた)
男性が防寒や仕事のためにはいていた「股引(ももひき)」
    *吾輩や「老人語」をば使いけり
        老人夫婦はこれで良しかな(縄)
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少年よ大志を抱け! (moondreams)
2024-11-20 18:28:33
今の子供は、マッチに火が付けられないのですね。

ストーブに火をつけるのが難度レベル1なら
ガスコンロのレバーを捻り(昔のタイプ)
マッチの火を近づけて点火させるのはレベル2ですかね。

小刀で鉛筆を削る、公衆電話をかける、野外で缶蹴り遊び(空き缶が今時転がっていない)など外遊びをやる機会がなくなっています。

「どうやってやるか知ってる?」と訊けば
「ユーチューブで調べる」との答えが返ってきそうですね。

>寒さに鍛える身体でなくなったのか

いまの学校は、校庭で皆で暗くなるまで遊ぶことはしない(できない)
日本の子供はなんだか不憫な気がします。
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