きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

こんな小春日和の

2017-11-28 12:40:17 | 脊髄内血管腫との邂逅
昨日とそして今日の午前のリハ。

車椅子を漕ぐ練習で、1階の「庭」へ。
5分もなかったが3分ぐらいは外にいた。3分も外にいるのは68日振り。
風が冷たい。でもいい天気だった。庭の植木が紅葉していた。

谷川俊太郎の詩を久々に読む。大学生のときに同級生に教えて貰うまで知らなかった。

初めて読んだときと同様にやっぱり分からないだらけだが、それでもところどころ引っかかるフレーズに出会う。歳を重ねたからか、単に学生のときと同じところで感嘆しているだけでそのこと自体を忘れているだけではないのか(これも歳を重ねたから、という言い方はできるか)。
そういえば、これも大学生の頃、職場実習で担当していただいた方が詩人で、実習が終わったときに詩集を頂いた。「みおのお舟」というその詩集はまだ手元にある。
詩というのは実のところよく分からない。退院して読んでみたら、あのとき分からなかった部分が分かったりするのだろうか。まだ難しそうな気がするが。
で、今回読んだのは「詩と死を結ぶもの」という本。

同じ本に載っていた徳永進の臨床レポートを窓の外の明るさの手を借りて読む。こちらは、鳥取の研究大会でその存在を知って以来ずっと追いかけている。
死というものも当然よく分からない。分からないが年相応に追いかけている気がする。

ここ最近、ものがたりゆんぼくん、世界から猫が消えたなら、かのこちゃんとマドレーヌ夫人、と犬や猫が出てくる漫画とか小説を続けて読んだ。

そのためか、我が家の歴代の犬と会った。夢の中で。

みんな元気そうで何よりだった。