きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

車椅子マラソンについて①・一般用は案外見つからず

2018-09-11 20:41:54 | 真面目に漕走
車椅子マラソン。
これで検索始めたのはかれこれ前だが、出られる大会が本当に少ない。

儂の場合はやはりレーサー(競技用車椅子)がないので、一般用(日常用)で出られる大会を探すことになる。すると、ほとんどなくて、あっても3キロとかそういう距離のしかない。
車椅子マラソンというのは、トライアスロン以上に一部のお金持ちしかできない競技なのかと愕然とする。
実際そうなのだろう。この分野は「市民ランナー」というカテゴリーがまだないのかもしれない。儂が走り始めた14年前は、それほどマラソン大会も多くなくて、儂の初マラソンだった小豆島タートルは、制限時間が5時間ということで参加できたのだが、これ自体がかなり珍しかった。市民マラソンになる前の愛媛マラソンは、4時間だったし(愛媛マラソンの制限時間緩和には本当か嘘か分からんが、制限時間が3時間40分だった時代に、ある県庁の偉い人が40分を少しだけオーバーしたのを切っ掛けにして検討されて4時間になったという、そういう話もあるが)。結局、道路をどれぐらい封鎖するかという問題になるので、交通規制かける時間はできるだけ少なく、ということなのだろう。
車椅子マラソンも、それでもレーサーなら、トップクラスはフルで1時間半らしいとはいえ、そうそうそこまで漕げる人は少ないからか、ハーフの大会が多いように感じる。加えて、レーサー限定とかがもう当たり前のようになっている。有名なマラソンに車椅子の参加もできるようだが、参加数の枠も非常に少ない。

そういた中、調べまくって、儂のような一般用車椅子で漕いでいる人間が出られそうな大会をやっと見つける。これはウィキペディアとかで調べてすぐに分かった訳ではなくて、車椅子とか障害スポーツのカテゴリーとかそういう用語を勉強したり、実際の大会の様子をユーチューブで見て、車椅子の様子を確認したりという作業をコツコツやって、という感じ。情報自体も少ないなと。

第37回ふくやまマラソン 2018年(平成30年)3月18日(日)
(事前確認でOKか? ハーフ・10km)
第33回浦富海岸健康マラソン 2018年5月13日 (日)
(事前確認でOKか? 10km)
第33回ヒロシマMIKANマラソン大会 平成30年10月21日(日)
(ハーフ可?)
第47回タートルマラソン国際大会 兼 第21回バリアフリータートルマラソン大会 in 足立 2018年10月21日(日)
(ハーフ・10km・5km)
彦根シティマラソン 2018年11月25日 (日)
(去年までは車いす・10キロの部はあったが、今年は情報確認できず)

はっきりとOKになっているのは、バリアフリータートルマラソンのみだが、この日は毎年職場のイベントと重なるので後何年かは出られない。
それでもとりあえず、この他に二つの大会を見つける。
篠山と吉備である。