何号線か忘れた。松山市の斎場を通過する市の東側に位置する市道のことである。市の北と南東を市内をパスして抜ける便利な道である。儂の場合、車でここを通ると、職場まで市内経由より3キロ距離が長くなるが、時間は5分(早朝)から30分(夕方の渋滞時)ぐらい短縮される。
この傾斜を42.195キロネットのジョギングシミュレーターで調べてみた(今、この標高表示が何故か使えないので困っている)。
峠の南側、ローソン当たりからスタートして一番高いところまでは約2.5キロ。一番低いところの標高は72メートル。峠のところで最大243メートルなので、高低差は約170メートルということになる。すると平均斜度(%)は約6.8%となる。
ところが。
(キロ:標高差)
0キロで72メートル
0.1: 1m( 73m)
0.2: 1m( 74m)
0.3: 1m( 75m)
0.4: 2m( 77m)
0.5: 2m( 79m)
0.6: 3m( 82m)
0.7: 3m( 85m)
0.8:16m(101m)
0.9: 9m(110m)
1.0: 7m(117m)
1.1: 1m(118m)
1.2:12m(130m)
1.3: 8m(138m)
1.4: 3m(141m)
1.5: 8m(149m)
1.6: 1m(150m)
1.7:19m(169m)
1.8:21m(190m)
1.9: 4m(194m)
2.0: 5m(198m)
2.1:14m(212m)
2.2:11m(223m)
2.3: 8m(231m)
2.4:12m(243m)
2.5:-5m(238m)
結構斜度がきついところがある。1キロ手前からの300メートルほどが、第一の関門。そのまま1キロ過ぎ気が抜けず、1.5キロ過ぎに最大斜度がある。1.6キロから1.8キロまでの200メートルで40メートル上がるところ。一番きついというか登れないかもしれない。単純に計算して斜度は19~21%なので、車いすの限界値を超えている。普通に考えれば、スタート後の0.7キロから0.8キロまでの16%の斜度が恐らく行けるかいけないかぎりぎりのところ。後は、最後にある2キロから2.4キロまでの400メートルで45メートル上がるところ。傾斜そのものは10%余りだが、こうしたきつめの傾斜が400メートルも続くところはそうない。
バリアフリー法では、屋内スロープのは1/12以内で約8.3%となる。建築基準法では、最大1/8だから、12.5%が常識の範囲。それでも建築基準法のは自力ではかなりきつい傾斜ではある。
ウチの職場で一番きついのが、5mで0.65m上がるスロープだが、それだと13%。距離が短いから何とかなるがこれでもきつい。
ま、一回行ってみるかね、という感じではない。
峠の反対側からの上りは計測していないが、斜度20%もの箇所はないと思うので、もしどうしても練習するなら反対側から、ということにはなる。しかし、そこまで行くのには、市内まで行ってから登るとかしなければならず、現実的ではない。
で、今日、行ってきた。
クリアできた。途中の写真撮る余裕なし。
最後の最後は、特に、だが、全般的に気が抜けない坂で、車がびゅんびゅん傍を通るが、それよりも後ろにひっくり返らないようにと必死だった。常に体重は前。勢いを付けると後ろに体重が移動するので、微妙にタイミングをずらしたり、勢いを付けないようにして漕いだり、というより勢い付けては漕げなかった。斜度がきついところは、漕ぐと云うよりリムを「回す」という感じになった。これを1時間25分休みなしで続けたのだから、スピード云々はおいといて別の意味凄いかもしれない。
途中、どこからともなく若い女性が「大丈夫ですか」と。ずっと下向いて漕いでいたからびっくりした。わざわざ車を降りて駆け寄ってくれたようで。いやあ、お騒がせしてすみませんという感じだった。
峠を越えてからのこれも約2.5キロは7分で通過。ということは、平均速で22.5キロぐらいか。最高速は30キロ近く出たかもしれない。赤い車椅子によく見られた前輪キャスターのぶれは全くなし。なので余計にスピードが出た気もする。ただ、結構危なかった。後ろから来る車もだが、僅かな段差や小石で転倒する気がした。一カ所橋の段差はスピードを落として通過したが、そのスピードを落とすときに、車椅子をコントロールすることが難しかった。
で、その後も漕いで合計20キロを4時間ほど。行けたのが兎に角収穫。時間に余裕を持てば、少しの坂でも気にせず行けるということが分かったので、気分的なバリアが下がった。次は、もう少し速く、ということになる。
あ、勿論上りの方。
この傾斜を42.195キロネットのジョギングシミュレーターで調べてみた(今、この標高表示が何故か使えないので困っている)。
峠の南側、ローソン当たりからスタートして一番高いところまでは約2.5キロ。一番低いところの標高は72メートル。峠のところで最大243メートルなので、高低差は約170メートルということになる。すると平均斜度(%)は約6.8%となる。
ところが。
(キロ:標高差)
0キロで72メートル
0.1: 1m( 73m)
0.2: 1m( 74m)
0.3: 1m( 75m)
0.4: 2m( 77m)
0.5: 2m( 79m)
0.6: 3m( 82m)
0.7: 3m( 85m)
0.8:16m(101m)
0.9: 9m(110m)
1.0: 7m(117m)
1.1: 1m(118m)
1.2:12m(130m)
1.3: 8m(138m)
1.4: 3m(141m)
1.5: 8m(149m)
1.6: 1m(150m)
1.7:19m(169m)
1.8:21m(190m)
1.9: 4m(194m)
2.0: 5m(198m)
2.1:14m(212m)
2.2:11m(223m)
2.3: 8m(231m)
2.4:12m(243m)
2.5:-5m(238m)
結構斜度がきついところがある。1キロ手前からの300メートルほどが、第一の関門。そのまま1キロ過ぎ気が抜けず、1.5キロ過ぎに最大斜度がある。1.6キロから1.8キロまでの200メートルで40メートル上がるところ。一番きついというか登れないかもしれない。単純に計算して斜度は19~21%なので、車いすの限界値を超えている。普通に考えれば、スタート後の0.7キロから0.8キロまでの16%の斜度が恐らく行けるかいけないかぎりぎりのところ。後は、最後にある2キロから2.4キロまでの400メートルで45メートル上がるところ。傾斜そのものは10%余りだが、こうしたきつめの傾斜が400メートルも続くところはそうない。
バリアフリー法では、屋内スロープのは1/12以内で約8.3%となる。建築基準法では、最大1/8だから、12.5%が常識の範囲。それでも建築基準法のは自力ではかなりきつい傾斜ではある。
ウチの職場で一番きついのが、5mで0.65m上がるスロープだが、それだと13%。距離が短いから何とかなるがこれでもきつい。
ま、一回行ってみるかね、という感じではない。
峠の反対側からの上りは計測していないが、斜度20%もの箇所はないと思うので、もしどうしても練習するなら反対側から、ということにはなる。しかし、そこまで行くのには、市内まで行ってから登るとかしなければならず、現実的ではない。
で、今日、行ってきた。
クリアできた。途中の写真撮る余裕なし。
最後の最後は、特に、だが、全般的に気が抜けない坂で、車がびゅんびゅん傍を通るが、それよりも後ろにひっくり返らないようにと必死だった。常に体重は前。勢いを付けると後ろに体重が移動するので、微妙にタイミングをずらしたり、勢いを付けないようにして漕いだり、というより勢い付けては漕げなかった。斜度がきついところは、漕ぐと云うよりリムを「回す」という感じになった。これを1時間25分休みなしで続けたのだから、スピード云々はおいといて別の意味凄いかもしれない。
途中、どこからともなく若い女性が「大丈夫ですか」と。ずっと下向いて漕いでいたからびっくりした。わざわざ車を降りて駆け寄ってくれたようで。いやあ、お騒がせしてすみませんという感じだった。
峠を越えてからのこれも約2.5キロは7分で通過。ということは、平均速で22.5キロぐらいか。最高速は30キロ近く出たかもしれない。赤い車椅子によく見られた前輪キャスターのぶれは全くなし。なので余計にスピードが出た気もする。ただ、結構危なかった。後ろから来る車もだが、僅かな段差や小石で転倒する気がした。一カ所橋の段差はスピードを落として通過したが、そのスピードを落とすときに、車椅子をコントロールすることが難しかった。
で、その後も漕いで合計20キロを4時間ほど。行けたのが兎に角収穫。時間に余裕を持てば、少しの坂でも気にせず行けるということが分かったので、気分的なバリアが下がった。次は、もう少し速く、ということになる。
あ、勿論上りの方。