1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

求められる音

2007年02月20日 | Weblog
昨日のライブは生音ではありませんでした。
ホールではなく、飲食する場所にステージがあるというスペース。
マンドリンのような楽器には、PAが必要なんだと思います。

すぐそばで弾いているのに音が別のところから聴こえてくる、という状態に最初は違和感をおぼえましたが、しばらくすると耳は慣れてしまうものなんですね。
少しエコーがかかったような状態に調整されていたようです。

そんなわけなので、がむしゃらに大きい音を出すこともなく、きれいなタッチでの演奏でした。
もちろんその中で、幅のある豊かな表現がなされているんです。
それがさらりと心地よく・・・。

となると、普段耳にすることの多い、うるさいほどの音量は必要なんでしょうか。
楽器の限界を超えた音は、迫力のある説得力のある音なんでしょうか。

音量はもちろん必要ですが、限度があります。
大きければいいというものではない。
オケでは、音が大きいのが偉い、上手いと思われるようなフシがありませんか。

私はそうは思わないんだけどなぁ。
コメント (3)
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