カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

2匹目のドジョウ

2016-02-18 10:29:04 | 日常あれこれ
 最近は衛星放送を見ることの方が多くなった。

 地上波でもニュースの項目紹介と、天気予報は見る。

 衛星放送の方が騒がしくないし、自然や歴史探訪・日本百名山など全体に番組作りがゆったりしていて疲れない。

 そんな衛星放送の中で、最近歌番組が多くなったなと感じている。

 とある民放で、若いコーラスグループがピアノ伴奏だけでいろんなジャンルの歌を歌う番組をいつも楽しみに見ていたのだが、最近は彼方こちらの局が昭和の歌謡曲だの演歌だのと2~4時間の放送を始めた。

 先日は演歌歌手が夜の屋台のセットの暖簾をくぐって現れて、荒井由実の「ひこうき雲」を歌い出したときは呆然となった。

 

 これは単なる我が町の野原の風景と空だが、少なくともひこうき雲のイメージは私のなかではこんな感じだったのだ。

 すくなくとも夜の屋台からひこうき雲は見えないだろう。

 こぶしの効いた荒井由実もピンと来ないし、懐かしの歌が別の歌になってしまう。

 ちょっと番組に人気が出たりすると、2匹目も3匹目もとドジョウすくいが始まるのがテレビの常ではあるが、地上波はひな壇芸人のトークショー、衛星放送は演歌歌手の懐かしい昭和歌謡+現在の曲紹介ばかりになりはしないかと気に掛かる。

 衛星放送のCMも元気の出るサプリメントばかりが各社延々と続くので、トイレタイムに利用する始末だ。

 ネット社会でのテレビの生き残りも、ドジョウすくい専門では心もとない。

 「要注意液晶画面馬鹿の壁」

 
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コメント
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