カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

隣家の屋根の物語

2016-02-21 09:32:02 | 日記
 昨日までの雨があがって、朝から太陽が降り注いでいる。

 ただし気温はあまり上がらないようで、今日行われる熊本城マラソンに参加する人達には絶好の日和となることだろう。

 

 このまま日射しが続けば、多分予報より気温が上がってお天気情報は修正を余儀なくされそうな予感もするが・・・。

 

 直ぐ目の前の隣家の屋根を見ると、屋根の上を斜めにはしった雨樋の筒が見える。

 先日の春一番とおぼしき風雨の夜、なにやら物音がして気にはなったが、夜中の2時頃だったしやや軽い物が転がるような音だったのでそのままうっちゃっておいた。

 翌朝庭を見ると雨樋の筒が転がっているので、一応自分の家を点検したが異常は無く、多分隣家だろうと2階から探していたら、果たして増築部分と古い屋根の部分の接合部の筒が抜け落ちていた。

 早速隣りに回収してもらったが、次の夜も同じような時間に昨夜よりはやや軽めだが音がしたので確認すると、またもや同じような雨樋の筒の部分が落ちていた。

 前日の落ち損ねた残余の物が落ちたのだろうと、来て貰うのも大変なので落下物をもって隣家を訪問した。

 「え~また落ちたのですか?すみませ~ん」なんて、隣家の奥さんの恐縮した顔から足下に視線を移すと2匹の猫が足にまとわりついたり、私の顔をみてニャンと愛想を振りまいたりしている。

 あっ!!去年屋根の上で産まれて親子で遊んでいた猫だと直ぐ分かった。

 我が家に居たしろ猫を見て羨ましがっていた子供たちのために、確かしろ猫を飼い始めたのを知っていたので、その猫の消息を訊ねると、まだ元気で新入りの2匹とも仲良くやっているらしい。

 二度あることは三度あると言う、隣家の雨樋は2度落ちてきたし、確か屋根瓦も2度落ちてきた。

 屋根の上の猫のお産はまだ一度だから二度目もありそうな気がしてきた。

 そう言えば、最近あの頃見かけた猫が時々やってくるのが気に掛かる。

 雨樋といい猫といい、しばらく隣家の屋根は私的ホットスポットなのである。

 
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コメント
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