カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

免許センターでぼ~っとしていたら

2019-01-12 10:56:44 | おでかけ
 昨日は免許センターに、相方の車の免許更新の送迎を担当させられた。

 誕生日を挟んで前後一ヶ月が更新期間だが、すでに一ヶ月が経過し、しかも今回の骨折のようなアクシデントがないとも限らない。

 行けるときに行くに限るというわけだ。

 待合室の椅子で、ボ~ッとしてんじゃねえよ!!と言われるくらい待たされた。

 文庫本を持って行って読んでいたのだが、眠くなって椅子で寝ていたら女性の声で起こされた。

 「もし、お時間が取れるようでしたら、テストを受けてみませんか?」

 瞬時には理解困難な語りかけから始まった話では、県警から依託されている「県警声かけ(県警ひまわり隊)」とかいう組織の一員らしい。

 車の運転に関する反射神経などのテストだという話で、暇つぶしに受けることにした。

 

 本当は、誘いに来た女性がタスキ状に肩に掛けている反射材を、テストの後くれるというのでついていったのだが・・。

 テストはモグラ叩きのようなもので、点滅したら手で叩くとか、青信号と同時に灯りが点いたら灯りを叩き、赤信号と同時に点いたら灯りではなく、赤信号そのものを叩くという少しややこしい動作に移り、最後は瞬間的に点灯して消えた場所を叩くという、認知・判断・反射神経を試すようなものばかりだった。

 

 検査結果のデータは直ぐ出力されて、早さと正確さ、反応時間と視野などのグラフがプリントアウトされている。

 なかなか結果がよろしいとお褒めの言葉を頂いたが、さらに油断は禁物です安全運転に心掛けましょうと注意を喚起された。

 ここであっさり無罪放免と思いきや、どうぞと進められた椅子に座って、ひまわり隊のデータに基づく年寄りが巻き込まれやすい事件・事故に関する説明を聞くはめになってしまった。

 

 交通に関することは意外とあっさり終わって、一番力を入れて注意を呼びかけられたのは「振り込め詐欺」等に関する事で、最近の館内での事例などを紹介され、その対応要領などについて説明を受けた。

 「被害を受けた方の、ほぼ全ての人が私は大丈夫と思っていたとおっしゃっています」という最後の言葉がなかなかどうして・・。

 途中でマナーモードにしていた携帯が、ブルブル震えていたが話が終わるまで無視していたら、相方の私を探す電話だった。

 「とっくに免許更新は終わったのに、何処を探してもいないし、電話しても出ないし、駐車場の車まで行っても居ないし・・・」の非難の声と、「ひまわり隊が、テストが、反射材が・・・」という言い訳の声が車の中で錯綜する中、家に帰りついた。

 安全運転の見地から言えば、車の中でのこうした会話は注意力をそがれ、よろしくない。

 免許書更新の日にこの有り様では先が思いやられる。

 「ボ~ッとして運転してんじゃねえよ!!」ってか。

 
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コメント (2)
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