カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

猫の排他的活動地域

2019-01-23 19:33:57 | 日常あれこれ
 日中はそれ程でもないものの、朝は冷え込むことが多くなった。

 寒暖の差がとても激しくて、風邪なども流行っているようだ。

 

 とても寒いので江津湖の鳥たちもわりと温和しくしている。

 湧き水なので普通の川の水より温かいとは思うが・・・。

 ふんえん誌の校正で、編集室に行くと主幹が積極的に咳をしていて、もうかなり長い間風邪なのだという。

 うちの相方も風邪だが、咳はしていない。

 熱などはあまり無いところはどうやら共通している。

 編集室常連の某女史は、一家全員インフルエンザだとかで休んでいた。

 全員インフルとはまた凄い話で、状況を想像すると何やら気の毒な風景が頭をよぎる。

 校正作業が終わると、副主幹が先日の「かるた大会」の成果に鑑み、百人一首の特訓をして来年に臨みたいと言い出した。

 編集や校正の後、毎回1~~15分くらいで1~2首の歌を覚えるのだといって機会教育を始めたのには驚いた。

 今後も続けるのでお楽しみにと言われて複雑な貌が幾つかあった。

 とにかく早く切り上げて、家に帰ると相方が夕食の準備をしていた。

 片手でもやれば出来るじゃないか、などと思いつつ窓の外を見ると例の隣家の猫がノンビリ寛いでいた。

 

 ところが、ニャ~オともワオ~ンともつかない妙な声がし始めたので外を覗くと、どこかの大きな黒猫が来ていた。

 睨み合いつつ大合唱が始まったのだ。

 うるさいぞと言ったら、黒猫は立ち去ろうと歩き始めたのだが収まらない隣家の猫が追いかけ始めた。

 自分の縄張りと思っているところに、のこのこ現れたことが気に入らないらしい。

 やがて道路を挟んで一段高い位置にある駐車場の上と下でにらみ合っていたが、突然隣家の猫がジャンプして駐車場の黒猫に飛びかかった。

 

 ギャーだの、ワオ~だのと喚きながら組んずほぐれつの大立ち回りの後、両者睨み合いの状態になった。

 この睨み合いがけっこう長い。

 また、隣家の猫に肩入れする気持ちでずっと見続けている私もけっこうな閑人ではある。

 

 隣家の猫は勢力圏を守ろうと必死の形相といった風情なので、大きな黒猫もタジタジとなって少しずつ距離を取り始めた。

 やがて一歩離れ、二歩離れした後、駐車中の車の下を利用して立ち去り始めた。

 ところが、隣家の猫は一定の距離を取りながら執拗につけ回す。

 駐車場を先端を回り、隣接するアパートの陰に去ってしまっても、なお執拗に追い出しに掛かっている。

 人間の世界も、領土・領海、排他的経済水域と縄張りはうるさいが、猫の縄張り争いもなかなかどうして迫力がある。

 わが家もどうやら、隣家の猫に言わせると「オイラの排他的経済活動地域で勝手なことは許さんぞ!」ということらしい。

 猫の喧嘩とバカにもしていられない。

 日本の回りも、似たような話が連日聞こえてくるではないか。

 
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