カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

春の上江津湖周辺

2020-03-10 10:12:04 | おでかけ
 6か月定期点検のためディーラーに車を持ち込んだ。

 1時間ちょっとで点検は終了する。

 その間、ちょっとだけ江津湖まで足を伸ばす。

 いつもの下江津と違って、上江津湖の方はちょっと大きな池と言った感じ。

 例によって、カワセミを狙ってカメラの列が出来ていた。

 が、コロナウイルスで休校中の子供たちが沢山周りに居て、カワセミも臨時休校らしい。

 半ば諦め顔のカメラマンの横を通って、上流の芭蕉園付近まで歩く。

 

 「水前寺のり」の自生地の横を通る。

 年間水温18度前後の淡水に生息するのりで、国の天然記念物に指定されている。

 ノリは漢字変換すると海苔になるから、海の物というのが当たり前になっているが、菊池渓谷などでも淡水の岩ノリが採れる。

 暫く歩くと柳が新芽を吹いたり、カラスがやたらと騒ぐ大木の木の傍を通る。

 
 

 柳の新芽はまだ出たばかりで、うっかりすると見過ごしてしまう。

 宿り木の方は、何という種類の植物か知らないが、カラスの巣と勘違いするくらい沢山あって、しかも近くでカラスが数羽ガアガア鳴いていた。

 少し上流には、夏場には子供たちが水遊びも出来る程度の池があって、今の時期はカモたちの格好の休憩場所になっていた。

 

 更に上ると、芭蕉林がある。

 高浜虚子の句碑があるし、中ほどの池ではカワセミをカメラに収めるために岸辺に佇む人もいる。

 

 ここでも、去年同様にツクシが顔を出していた。

 野原でどうしてもツクシがみ見つからない時は、此処へ来れば大抵見つけることが出来る。

 帰りに面白い風景に遭遇した。

 

 とても行儀がいい猫が、ちょこんと座っていてオジサンを見つめている。

 釣竿を水に垂らしたオジサンは、釣果が思わしくないのか盛んに小移動を繰り返す。

 オジサンが三度ほど移動すると、猫はやおら一度くらいのペースで付いて移動する。

 飼い猫というより、野良猫で釣り上げた魚のおすそ分けが目当てなのであろう。

 ここまで当てにされると、さすがのオジサンも苦笑い。

 何としても猫の手前いいところを見せたい風であった。

 次の機会には、江津湖周辺に沢山建立されているという「句・歌碑巡り」でもしてみよう。

 1時間ちょっと歩いて、ディーラーに着くと車はピカピカで、洗車までお終わっていた。

 「普段よりゆっくり歩く万歩計」・・・・しろ猫

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コメント
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