朝から雨で、それも梅雨のようなシトシトと降る雨。
曇ってはいるが、午後から雨が止んだので、隙を狙って田んぼコースを歩く。
(可動堰)
町の直ぐ南側を流れる秋津川の可動堰が、田んぼへ水を引くため動き出していた。
いつもは川の底に沈んでいる強化ゴム製へのエアーの注入量で膨らみ具合を加減する。
(飛び石)
いつもはピョンピョンと渡れる上流部の小川も渡れなくなっていた。
仕方がないので、正規の橋を渡って田んぼへ。
田んぼは、まだ田植えには暫く間がありそうな雰囲気。
(苗床つくり)
早いところは、苗床の準備が進んでいるが、もう暫くかかりそう。
(有機農法?)
レンゲ田は、全体の10%にも満たないが、ここの植物はカラスのエンドウに似ている。
花や蔓は草藤に似ているが、花の色は紫色。
(麦畑)
麦刈りが済まないことには、田植えも無理な話で、あんまり早く刈り取ると雲雀が困る。
空ではピーチクと雲雀の声が・・。
しかし、世の中にはなかなか粋な農家もあるようで・・。
(残され花)
田植えの前に、耕された田んぼのほぼ中央付近に花の株が残されていた。
以前は、田んぼに水を引き込む小さな用水路に、これまた小さな手作りの水車が回っていたこともある。
役に立たない水車や、どうしようもない残された花など、完全に農家の遊び心だろう。
でも、ちょっとホッコリした気分になれる。
やはり楽しい事とは、不要不急の事を言うのだ。
「雑草の方が大地のうけが良い」・・・しろ猫