カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

ハンゲショウが化粧を始めた

2022-05-26 20:09:33 | ウオーキング

 今日は、朝はシトシト午後からは本格的な雨降りとなった。

 予定の行動としては、図書館の本の返却期限だったので雨の中を出掛けた。

 4冊返して2冊借りてきた。

 一日中家に籠って、句を捻ったりしていたが、夕方遅くなって雨が止んだので歩きに出た。

 

 (夕闇に包まれた田んぼ道)

 日中に比べて、風は涼しく感じたが、暫く歩くと汗ばんできた。

 かなり湿度が高いようだ。

 薄暮の中をテクテク歩いたり、辺りを見回して人が居ない事を確認後に唄を歌ったり。

 仕方がないので、昨日の田んぼコースでもアップすることに。

 

 (ハンゲショウ)

 コースの途中にあるお宅の庭に「ハンゲショウ」が、ぼちぼち時機到来と思ったのか化粧を始めていた。

 時候としての「半夏生」はまだ先の話で、6月の夏至から11日目以降5日間を「半夏生」というらしい。

 田植えは、夏至以降に始めて半夏生までには終わらせる、というのが農家の作業の鉄則らしい。

 丁度その時期に、花を咲かせ葉っぱを半分だけ白く化粧するので、「半夏生」と半化粧の語呂あわせで出来た植物の呼名なのだろう。

 かなり、早くから植物の方は化粧を始めているようだ。

 

 (可動堰とアオサギ)

 堰は農業用水の確保のために、時期が来たら可動する。

 完全に膨らませていない可動の堰の上で、アオサギがじっと獲物を待っている。

 通る度に見かけるから、いつもの定位置なのだろう。

 

 (トラクターと鷺)

 田植え準備段階では、トラクターの動きに合わせて鳥たちも移動する。

 ダイサギ、アオサギ、カラスなどトラクターにはお友達がいっぱい。

 

 (ジャンボタニシの卵)

 少しだけ水が流された用水路の壁には、さっそくジャンボタニシが卵を産み付けた。

 水には弱いそうで、水面より高い所に卵を産み付ける。

 昔食用として導入したものが、野生化して今では迷惑がられている。

 

 (苗床)

 早苗を育てるための苗床が彼方こちらに作られているが、芽が出ているところの方が少ない。

 早いところで、緑の芽が3~4センチくらい伸びた程度。

 鳥追いの凧だけが、昼夜を分かたずヒラヒラ舞っている。

 苗床の様子や、入梅の状況からして田植えはもう少し先の話だろう。

 県下では、天草地方が一番早くて7~8月頃には稲刈りが始まる。

 昔は二度田植えをする二期作も行われていた。

 次が阿蘇地方のやや低温の地域で、もう殆ど田植えは終了している。

 同じ県下だが、季候の移り変わりや農業のあり方は大いに異なる。

 今の住まいは、県のほぼ中央付近なので、少し脚を伸ばせば変化が楽しめ退屈はしない。

 今夕は、農道を歩きながらマスクを外して、5曲くらい唄ってしまった。

 「ケロケロと田植えを急かし鳴くカエル」・・・しろ猫

 にほんブログ村 オヤジ日記ブログ がんばるオヤジへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする