本日はかねて計画していた、天草西海岸にハマヒルガオの花を見に行った。
天草下田温泉より更に南の「白鶴浜」というのがハマヒルガオの自生地。
途中で、天草市本渡町の「西の久保公園」に立ち寄って、「花菖蒲」を覗いてみた。
(西の久保公園入り口)
ほとんど人は居らず、車も2~3台が駐車している程度。
気温は30度近くになって、カラッとしているものの直射日光は強い。
(大きな溜め池)
天草は島なので、昔から水不足の問題もあり、こうした溜め池やダムが各所にある。
取り敢えず、東屋で池や森を眺めながら弁当を食べることにした。
(ホテイアオイの花)
池の一角を仕切った場所に、ホテイアオイが繁茂していて綺麗な花が咲いていた。
時々人と擦れ違ったり、整備作業中の人達と出会うが、距離は10m以上であり、暑さもあってマスクはポケットに。
(花菖蒲園)
まだ時期的に少し早いようで、1~2分咲きといったところ。
花菖蒲まつりもまだの様子だった。
公園の芝刈り等は、多分その祭りのための準備の一環なのだろう。
公園を出て、更に下田温泉経由で西海岸を南下する。
(西海岸:妙見浦)
下田温泉付近からの海外沿いは、夕陽のスポットになっている。
東シナ海に沈む夕陽が綺麗で、撮影ポイントの一つ。
そして、この「妙見浦」は透明度が高く、各種の海洋生物も見られるダイビングスポットでもある。
少し南下すると「白鶴浜」に到着する。
(白鶴浜海水浴場)
白い砂浜と松林がつづく、綺麗な海水浴場である。
ここの浜辺に、今日の目的の浜ヒルガオが咲いている・・・はず。
(ハマヒルガオ)
松林の直ぐ前のちょっと木陰になりそうな場所に咲いていた。
砂浜にも咲いているのがあったが、こちらは少数派。
写真では植生が砂浜を覆っているように見えるが、海や岬を入れるためのカメラアングルのせいで、実際はとても小さな面積の植生。
松林に近い方が、葉っぱも生き生きしているしハマヒルガオも好みのようだった。
本日の主たる目的は、ハマヒルガオを見ることだったので目的は達成できた。
ただ、我が町のウオーキング畑コースの土手などで咲いているヒルガオと花は殆ど同じだった。
最近の人が、昔のドラマ「君の名は」の主題歌を聞いたことがあるかどうかは知らないが、その歌詞に「ハマヒルガオ」が出てくる。
「君の名はと、たずねし人あり その人の名も知らず」と続いて「・・・ハマヒルガオに聞いてみる」という歌詞。
子供の頃から、歌詞で名前だけは聞いたことがあったので、どんな花か一度見ておきたかった。
ただ、それだけの事でのお出かけで、200km以上の充実し過ぎた一日旅だった。
「砂山はジャックナイフのあるところ」・・・しろ猫
これも、かなり古い。