昨日とはうって変わって、曇りがちの天気。
しかも気温も低めで、歩きに出るのに薄手のウインドブレーカー着用。
歩いている途中で、アスファルトに黒いものがポツリポツリと。
慌てて引き返し、折り畳み傘を携行して再出発。
野っぱらをトコトコ。
(夕顔)
夕顔が昼から咲くなど早過ぎる。
夕方からだろうと突っ込みを入れてみる。
(クサフジ)
(昼咲き月見草)
月見草は夜だろうと突っ込みを入れたら、昼咲きの月見草だと返されてダンマリ。
ただ、これは畑の畦に咲いていたが、完全に園芸種。
(スターチスの野生版?)
とにかく蝶が好きな花らしく、沢山の蝶が集まっていた。
一昨年前までは、被災者の仮設住宅団地があって、撤去された跡なので野生とも園芸種とも判然としない。
(センダンの花)
栴檀は沢山の花をつけ、沢山の実をつける。
落ちた実の発芽率は知らないが、とにかく実の数が多いので周辺に小さな芽が直ぐ出てくる。
もし栴檀を放置していたなら、おそらく20~30年で辺り一面栴檀だらけになるだろう。
(葛の蔓)
木の繁殖の王様が栴檀なら、蔓の繁殖の女王はこの葛。
気を許すとアスファルトの上に蔓を伸ばして、アッと言う間に道路を遮断する。
植木を育てるために、苗を植えた畑が各所にあるが、手入れ不十分な畑は蔓が生茂る。
やがて植木畑一面を覆ってしまい、苗を駄目にしているのを散見する。
高齢化等で、手入れもままならず放置された植木の畑は多い。
天気と同じで、気分は下降気味。
携行した傘はとうとう開かぬままにご帰還。
「迷惑な方へ流れる桶の水」・・・しろ猫