カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

結果を待つということ

2016-09-09 15:17:45 | 日常あれこれ
 以前のブログに癌の治療後の定期点検の結果待ちについてあれこれ描いている。

 状況は変わったのかというと全く状況は似たようなものだが、少しよろしくない方向に進展している。
癌と共生するということ
 生活を送る上でなにかしら待たされることは多い。 人を待ち、電車・バスを待ち、そして夕飯を待ち、くたびれたら休日を待つ。 そんな待ちのなかで、結果待ちという待ちもあるわけだ......

 前回(5月)の検査でPSA値が2.2だったので、すわ一大事と治療した病院で再検査したら1.9だった。

 治療時の最低値が0.32なので、その数値+2つまり2.32以上になったら来院して欲しいということだったらしく、近くの病院に又もや紹介状を持たされて帰宅したのだった。

 近くの病院の先生は検査結果が数値(2.32)以下だったら連絡しませんというのが通例だったし、私としては今回も「連絡が来ないことを期待して待つ」という、身をすくめたような不思議な心境を又もや味わった。

 その電話がやってきたのである。

 ちなみにPSA値は2.59ということで紹介状を貰って又もや治療した病院に通院することになった。

 日時をおいて検査するとかなり数値が変動することがあるので、一応来週の火曜日の執刀医が担当の日に出かけてみようと思う。

 数値の微妙な変化に一喜一憂するのもどうかと思うが、状況把握の合理的方法はこれなので仕方が無い。

 数値の変化が次の検査要領を決定し、その結果が次の治療方法を決定する。

 治療の選択肢と自分の生き方の選択肢はほぼイコールである。

 「待つ」という意味を普通の健康な人より年に4回も定期的に味わっていることだけは確かだ。

 「病院の回転ドアはよく廻る」

 
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植物との対話

2016-09-07 09:00:58 | 日常あれこれ
 庭のモミジ(青鴫立)が先端に新しい葉っぱをつけ始めた。

 小さな葉っぱが変色して落ちた後にやや大振りのまったく異なる葉っぱが出てくる。

 
 (新しい葉っぱが出てきたモミジ)
 
 そして寒くなった頃、紅葉する。

 下の方で最初から残っていた小さな葉っぱは、茶色に変色してそのまま落ちていく。

 初夏の頃見事な模様の入った小さな葉っぱは間を楽しませてくれ、今頃出てきたものは初冬に紅葉して目を楽しませてくれる。

 二度も楽しませてくれるモミジもそうそう有るまいと思う。

 山椒も新芽を出し始めた。

 
 (山椒の新芽)

 虫にやられたり、変色したりしながら葉っぱは落ちていくが今頃の時期には再び新芽が出て緑の山椒に変身する。

 植物の不思議な生態に接するとき、それ自体に意思があって何かを伝えているらしい。

 人間に対して、あるいは虫などに対して・・・。

 何年後かには翻訳機能が発見整備されて植物との対話が科学的に出来るようになると面白いと思うのだが・・・。

 
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4日目の野菜

2016-09-05 09:44:27 | 家庭菜園
 9月1日の夕方、少し涼しくなったタイミングで野菜を植え付けた。

 あれから4日目を迎え早いものは多分発芽しているかも知れないと、台風後の確認を兼ねて朝から菜園の様子を見に行った。

 
 (菜園全景)

 予想のコースは最悪のパターンだったが、少しコースを外れたのと形状がコンパクトだったため風の被害は無く、雨も植物が喜ぶ程度でだった。

 
 (新しく種を蒔いた畝)

 
 (発芽したばかりの小松菜)

 よくよく見ると小さな芽が土の中から顔を出していた。

 なんという早さだ。

 小松菜、ダイコン、が芽を出していて同時に種を蒔いたほうれん草・ミックスレタス・キュウリ等はまだだった。

 夏に収穫したジャガイモの残りをついでに植え付けたが、上手くいくだろうか。

 それに一昨年のほうれん草の種を思い出して、1日水に漬け置きしたものを蒔いたがこれも発芽が上手くいけば儲けもの。

 去年食べたスイカの種から芽を出した1本の蔓に実が成っているが、虫に葉っぱをやられてこれは風前の灯火。

 台風一過の涼しい秋を想像していたが、やってきたのは30度を超える夏日のぶり返し。

 野菜にも人間にもやさしい秋の到来はもう少し先なのだろうか。

 
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隣の解体現場に台風がやってくる

2016-09-03 09:26:13 | 熊本地震
 東側の隣家の解体が始まって5日が経過した。

 内部の分解して持ち出せるものは搬送した後機械で解体作業を始めた。

 我が家との境界には防塵ネットが足場材のような鋼材にシートを張って設置されている。

 その鋼材は解体対象の建物で固定されている。

 
 (解体当初のネット)

 作業が進むと足場を固定した部分を開放しないと建物が解体できなくなる。

 固定部分を外すと鋼材の自立が不安定になる、そこで少しずつ固定を取り外すという作業の繰り返しとなる。

 
 (作業が見えるようになった現場)

 昨日の夕方から台風の影響だろうか、風が強くなりネットがバタバタと風で煽られて、我が家や南隣の解体予定家屋に当たるようになった。

 
 (膨らんで押しつけられたシート)

 台風の進路予想は現在のところ最悪のコースが想定されているし、このまま作業を終わって帰られては困るので一応ネットの安全処置を作業をしている現場の人にお願いした。

 取り敢えず建物に固定されていない部分のネットを外し風圧を受けないようにしてくれた。

 台風と時間との闘いになるそうで、明日までには主要な部分を解体し防塵シートも撤去したい意向だという。

 彼らの予定通り作業が進捗してくれるのを祈るばかりだ。

 今のままでは素人目にも、足場とシートの現状は台風の風には持ち堪えられない。

 さて、我が家の台風対策も夕方までに終わらせておかねば・・・。

 町中の解体を含む復旧の現場は、今もため息をつきながら安全確保に全力を尽くしている。

 
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隣家の解体が始まった

2016-09-01 13:57:54 | 熊本地震
 東隣の全壊扱いの家を解体する旨業者が挨拶に来た。

 騒音だの埃だのは、建設と破壊には付きものであるし、取り敢えず我が家の安全のために早期の取り壊しには諸手を挙げて賛成する。

 
 (防塵ネットが設置された隣家)
 
 (重機が庭にやってきた隣家)

 撤去が終わるのは2週間後らしい。

 リサイクルの関係で分別しながらの処分なので手間も時間も掛かるらしい。

 東側の隣家は自費解体で幾分の補助はでるらしいが、いつになるか判らない公費解体は待っていられない事情があるのだろう。

 我が家的には大歓迎である。

 更には南隣の隣家の解体が我が家にとっては喫緊の問題であるが、こちらは公費解体の順番待ちらしい。

 こうした解体のチームは現在30組みくらいが活躍しているらしいが、1戸2週間とすると30組では少なすぎるので、最大時は100組くらいに増強するらしい。

 それでも2年で終わるかどうかは判らないというのが今の見通しだ。

 更地にするのに2年くらいかかる見通しなのに、被災者の仮設住宅の入居期限が2年なのは辻褄の合わない話だ。

 つまり解体が本当に終了する時期の見通しも、仮設住宅からの退去の時期もすべて甘い見通しの仮定なのである。

 両家からの瓦の落下が終わり庭を安心して歩けるようになり、倒壊予想範囲にある部屋が使えるようになり、境界のブロックを相互に修復して我が家の震災仮復旧は終わる。

 つまり完全復旧は2年後なのか3年後なのか判らないのだ。

 ただ具体的に撤去の音が聞こえ始めたことだけは確かだ。

 「前提が仮設で予定立てられず」

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