王将戦決定リーグ、豊島将之名人対藤井聡太七段の対局は171手で豊島名人が藤井七段を下しました。先手・豊島名人、後手・藤井聡太七段で始まったこの対局、ともに飛車先をついた後、注目は豊島名人の5手目でした。ここで角道を開ければ角換わり、角横に金を上げれば相掛かりという戦型となる分かれ目でしたが、名人は後者を選びました。
長い中盤戦の末、藤井君がわずかに抜け出したように見えましたが、得意なはずの終盤で、豊島玉を追い詰めきれず、豊島さんに駒を多く与えてしまい、最後は見事に寄せられてしまいました。これで豊島さんには4戦4敗ですか。名人の壁にぶつかることで藤井君が成長するのか、苦手意識、または負け癖がついてしまうのか判断が難しいところです。今日の対局にしても微差ですが、上手く豊島さんに斬り合いをかわされました。こうした負けを藤井君自身がどう受け止めるのか注目したいですね。
王将戦挑戦者決定リーグは広瀬竜王が2勝0敗でトップ。豊島名人が2勝1敗。藤井七段が1勝1敗。まずまず想定の範囲内で進んでいます。藤井君が王将リーグを勝ち抜き挑戦者になるには、もう負けられなくなりました。しかし相手が相手なので、現実的には今日の負けでかなり難しくなりました。後は出来るだけトップグループに食らいつき、残留はしてほしいところです。
藤井君が棋界トップに躍り出るには豊島名人はじめ、まだ超えなければならない壁がいくつかありそうです。しかし未だ17歳。稀代の天才棋士にして不世出のスーパーアイドルである藤井君の未来は明るいと思いたい。多くの藤井ファンがそう願っているでしょう。
そしてこれが大事だと思うのですが、将棋に興味のない人々にまで影響を与える力を備えている唯一の存在が藤井君です。将棋というある意味では閉鎖的な世界を藤井君の力でメジャーな世界に変えていってほしい。そうすることで将棋人口の底辺が広がります。しかし、それには勝ち続けることが求められます。17歳の少年には荷が重いですが、藤井君には颯爽とやってのけてもらいたいですね。
長い中盤戦の末、藤井君がわずかに抜け出したように見えましたが、得意なはずの終盤で、豊島玉を追い詰めきれず、豊島さんに駒を多く与えてしまい、最後は見事に寄せられてしまいました。これで豊島さんには4戦4敗ですか。名人の壁にぶつかることで藤井君が成長するのか、苦手意識、または負け癖がついてしまうのか判断が難しいところです。今日の対局にしても微差ですが、上手く豊島さんに斬り合いをかわされました。こうした負けを藤井君自身がどう受け止めるのか注目したいですね。
王将戦挑戦者決定リーグは広瀬竜王が2勝0敗でトップ。豊島名人が2勝1敗。藤井七段が1勝1敗。まずまず想定の範囲内で進んでいます。藤井君が王将リーグを勝ち抜き挑戦者になるには、もう負けられなくなりました。しかし相手が相手なので、現実的には今日の負けでかなり難しくなりました。後は出来るだけトップグループに食らいつき、残留はしてほしいところです。
藤井君が棋界トップに躍り出るには豊島名人はじめ、まだ超えなければならない壁がいくつかありそうです。しかし未だ17歳。稀代の天才棋士にして不世出のスーパーアイドルである藤井君の未来は明るいと思いたい。多くの藤井ファンがそう願っているでしょう。
そしてこれが大事だと思うのですが、将棋に興味のない人々にまで影響を与える力を備えている唯一の存在が藤井君です。将棋というある意味では閉鎖的な世界を藤井君の力でメジャーな世界に変えていってほしい。そうすることで将棋人口の底辺が広がります。しかし、それには勝ち続けることが求められます。17歳の少年には荷が重いですが、藤井君には颯爽とやってのけてもらいたいですね。