ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

清原氏、トライアウトで監督に そしてNBAは・・・

2019-10-22 14:48:11 | Weblog
清原和博氏が11月30日、神宮球場で行われる試合形式のトライアウトで監督を務めることになったそうです。公の場に姿を現すのは、今年3月に行われた厚労省主催のイベント以来ですかね。海外リーグへの挑戦をサポートするようです。選手にとっては野球人生のかかった勝負の日でもあり、大きな仕事だと思います。
清原さんは厚労省のイベントで薬物の専門病院へ通っていることを明かしました。その姿勢が続いていればいいのですが。なかなか薬物依存の治療は難しいと聞いているので、完治というものはないのかもしれません。それでも一歩一歩、前に進むしかないですね。

ラグビーの準々決勝、日本×南アフリカは個々の能力の差は否めず、日本チームは残念ながら敗退となりました。それでも視聴率は40%を超えたそうです。対して日本シリーズ、ソフトバンク×巨人戦の視聴率は7%。時代の流れもありますが、CSを導入して以来、日本シリーズに関しては、日本一チームを決める頂上決戦ではなくなってしまったことも、野球人気凋落の1つの原因です。オールスターゲームも交流戦が始まって以来、有難みが薄れました。去年、松坂大輔投手がオールスターのファン投票で1位になったのも、野球が国民的スポーツであった頃を知る人々の郷愁なのだと思います。これでは当然、有能な選手はメジャーを目指すのも仕方ありません。

今では考えられないことですが、四半世紀前の1994年の西武×巨人の日本シリーズは、平日のナイター開催で3日連続視聴率が40%を超えました。その舞台の主役を務めたのが西武の四番打者として盟友・桑田投手からバックスクリーンへ2打席連続ホームランなどを放った清原選手でした。
本来ならば、清原さんが野球界を盛り上げていかなければいけない立場でしたが、残念ながら彼はその立場にありません。これからは薬物依存と向き合いながら、縁の下から少しでも野球の発展のために尽くしてくれればと思います。栄光と挫折を味わった彼にしかできないことはあるのではないでしょうか。
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