蕎麦遺産

未来の世代に引き継ぐべき「蕎麦」に関するあらゆる情報を調査し、「蕎麦遺産」として登録しています。

松翁(千代田区猿楽町)の「二色もり」「なめこそば」

2008年12月07日 | 蕎麦屋(都内)
【平成20年12月某日 調査・登録】
 こちらの店「松翁」の店主は、テレビ東京「テレビチャンピオン」の蕎麦打ち選手権の優勝者として有名です。


 「二色もり」は、「並そば」と季節によって毎日違う「変わりそば」の合わせ盛りで、本日の「変わりそば」は「柚子切り」です。
 「並そば」は、茨城県産常陸秋そばを使用して、玄そばのそば殻を取り除いてから製粉した生粉打ちです。店内のガラス張りになった蕎麦打ち処で打たれています。
 出汁の昆布には尾札部産真昆布が使われ、勿論、化学調味料などは一切使われていません。なお、汁は「濃口」か「淡口」を選べます。映像は「濃口」の汁です。
 また、山葵は本場伊豆の湯ケ島産というこだわりようです。


 蕎麦の美味しさを堪能できる「並そば」


 柚子の香りが冴え渡る「柚子切り」


 なめこや鴨のつくね、香菜が入った「なめこそば」は、色彩豊かで見た目にも綺麗ですが、味も秀逸です




 仕上げは勿論「そば湯」です。この店の「そば湯」は、とても濃厚で、トロッとした葛湯風に仕上がっており、実に美味しくいただけます。「ごちそうさま」で店をあとにしました。



★松翁
  所在:東京都千代田区猿楽町2-1-7
  電話:03(3291)3529
  品代:二色もり1,050円、なめこそば1,400円