蕎麦遺産

未来の世代に引き継ぐべき「蕎麦」に関するあらゆる情報を調査し、「蕎麦遺産」として登録しています。

利久庵(中央区日本橋室町)の「もり」「きつね」

2008年12月27日 | 蕎麦屋(都内)
【平成20年12月某日 調査・登録】
 こちらの店「利久庵」は、昭和27(1952)年に創業した更科蕎麦の店です。



 蕎麦は、北海道幌加内産の実の真ん中の御前粉と呼ばれる部分のみを使って打たれる更科です。上品な白さが光ります。また、汁には3年寝かせた鰹節が使われています。「もり」の汁は甘めですが出汁がよく効き、味に奥行きがあります。



 「きつね」は「揚げ」がタップリ入っています。




 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★利休庵
  所在:東京都中央区日本橋室町1-12-16
  電話:03(3241)4006
  品代:もり600円、きつね830円

そば切り源四郎(千代田区神田神保町)の「そば切り(板そば)」「きじ汁」「山形名物いも煮」等

2008年12月27日 | 蕎麦屋(都内)
【平成20年12月某日 調査・登録】
 こちらの店「そば切り源四郎」の本家は山形県大石田町にあり、蕎麦は大石田町産の玄そばを店頭の蕎麦うち処で石臼挽きして打たれています。


 まずは肴です。左は「自家製ぬか漬け」と「山形青菜漬」、右は「おつまみ盛合せ」です。


 左は「玉こんにゃく」、右は「厚揚げ」です。


 左は「板わさと海苔」、右は「きじスモーク」です。


 これだけ美味しい肴が揃えば、当然、山形産の銘酒が合いますね。左は「初孫(金印)」、右は「出羽桜」です。


 こちらは「山形名物 いも煮」です。昔懐かしく、ほのぼのとした味です。


 そして、いよいよ本命の「そば切り(板そば)大盛」です。見た目どおり、コシが強く、食感も荒々しく、豪快な田舎そば風です。蕎麦本来の風味を堪能できる逸品です。




 「きじ汁」の雉は静岡県産で、意外とサッパリした味で蕎麦との相性は抜群です。


 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。


★そば切り源四郎
  所在:東京都千代田区神田神保町2-10-8
  電話:03(3556)1400
  品代:自家製ぬか漬け300円、山形青菜漬400円、おつまみ盛合せ500円、玉こんにゃく400円、厚揚げ500円、
     板わさと海苔300円、きじスモーク500円、初孫(金印)500円、出羽桜700円、山形名物いも煮600円、
     そば切り(板そば)大盛1,100円、きじ汁300円