INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

エンギモノ(13)

2009年02月20日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
縁起の良さそうなバス停シリーズ。
今回は前原市コミュニティバスの「銭瓶塚」(ぜにがめづか)。

もともとは、昭和バスが運行していたものをコミュニティバスが引き継いだものだが、バス停は、昭和時代のものの「居抜き」である。

前原市コミュニティバスは、九大伊都キャンパスと前原駅を結ぶ3路線のみが定額運賃で、この「銭瓶塚」を通る曽根線などそれ以外の路線は定額制ではないため、複数の路線が運行する区間では、同じ区間を利用しても乗るバスによって運賃が異なるという事態が発生する(産の宮~前原駅北口間など)。

また、例えば、産の宮から前原駅北口に行く際、前原市役所経由のバスに乗ると、
【→前原駅前170円→筒井町240円→前原市役所前240円→前原駅北口170円】
と、乗れば乗るほど(?)運賃が下がるという場面にも遭遇する。

このような例は西鉄にもあって、二日市地区「3番」(湯町循環)の、
【西鉄二日市→JR二日市100円→パープルプラザ前160円→警察署前160円→済生会病院160円→二日市温泉100円→筑紫野市役所前100円→…】
や、「筑豊急行」の、
【博多駅交通センター→福岡空港国内線250円→福岡空港第三250円→北本町210円→…】
などの例が有名である。

もし現在、福岡市中心部に「85番 福博循環線」が走っていたら、どのような運賃体系になっていたか気になるところだ。

かつて「85番」廃止の理由をあれこれ書いたことがあったが、こうやって考えると、単に「福岡都心100円エリアの設定にあたり邪魔になったため」ということなのかもしれない。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする