(つづき)
・雑感3
福岡市早良区の「大坪」バス停。
3月17日の改正で、「3番」に「星の原団地」を寄り道するものが登場することは先日お伝えしたが、「大坪」はその寄り道区間の途中に位置するため、新系統は「大坪」に2回停車することになる。
このような「寄り道」については、「複乗」と「復乗」という2つの表記がある。
どちらが適切なのか、ということについて、先日の記事にいただいたコメントへの返信で、
“もともとは、鉄道の運賃計算などで使われる用語ではないかと思われることから、「乗」はたしかに“乗車”から来ているんでしょうね。
そして、
「復」には“はじめにかえること。もとへもどること”
「複」には“かさなること。単一でないこと”
という意味がそれぞれあり、
いったん寄り道して、また同じ場所に戻ってくるという意味では「復乗」、
起点から終点に行く一続きのルートが単一ではなく重なっているという意味では「複乗」
ということになるのでしょうか”
という、私なりの見解を述べさせてもらった。
でも、これを見ると、別にどっちだっていいという感もあり(笑)、今後も、今まで使ってきた「複乗」のままでいこうと思う。
「複乗」については、少し前の記事で、
“A地点とB地点を結ぶ路線があるとして、それまでは直線的に2点間を結んでいたものが、途中で本線を離れてCという地点を複乗(寄り道)するようになると、従来AB間を利用していた人にとっては、余計なところを通るようになって時間のロスが発生することになる。
この時間の「ロス」発生による客離れが、「複乗」することによる乗客増を上回るようだと、「複乗」を選択した意味がなくなってしまうことになる。
今後、「複乗」というツールを用いるにあたっては、この「読み」がより重要になってくると思われ、ここを読み違うと、一気にバス離れが進んでしまうことにもなりかねない”
と書いた。
A地点を「西新パレス前」、B地点を「早良営業所」、C地点を「星の原団地」に置き換えて読んでいただければと思う。
今回の選択、果たしてうまく機能するでしょうか。
・雑感4
「26B」の運行期間もあとわずか。
ただ、路線の「冒険度」はたいして高くないルートだったので、和白通りと香椎浜地区を結ぶ路線が、形を変えて復活する可能性もないわけではなさそう。
・雑感5
「福岡タワー南口」における「39番」の時刻表。
「○印は二又瀬経由」とあるが、
○が付いているものは「豊二丁目~福岡空港間」で、二又瀬、大井町を通るもの、
○が付いていないものは、空港通りを直進し、二又瀬、大井町を通らないもの
である。
時刻表上は、いずれも「普通」という扱いなのだが、後者は、博多駅交通センターから先では「快速」という扱いになる。
ただ、車内アナウンス(音声合成装置)では、福岡タワー南口の時点で既に「快速」と言っているため、タワーから博多駅方面に行く人が「○が付いていない39番」に乗ると、
“なんで快速なの?”
“博多駅までのバス停の中で、何箇所か通過するのでは?”
といった疑念や懸念を抱いてしまう。
“大井町と二又瀬を通るものが「39番」で、通らないものが「快速39番」という分け方は、そろそろ考え直してもよいのではないだろうか”
と以前に書いたことがあったが、ダイヤ改正に合わせて、こういった矛盾やわかりにくさというものを、積極的に修正していってほしいものである。
(つづく)
・雑感3
福岡市早良区の「大坪」バス停。
3月17日の改正で、「3番」に「星の原団地」を寄り道するものが登場することは先日お伝えしたが、「大坪」はその寄り道区間の途中に位置するため、新系統は「大坪」に2回停車することになる。
このような「寄り道」については、「複乗」と「復乗」という2つの表記がある。
どちらが適切なのか、ということについて、先日の記事にいただいたコメントへの返信で、
“もともとは、鉄道の運賃計算などで使われる用語ではないかと思われることから、「乗」はたしかに“乗車”から来ているんでしょうね。
そして、
「復」には“はじめにかえること。もとへもどること”
「複」には“かさなること。単一でないこと”
という意味がそれぞれあり、
いったん寄り道して、また同じ場所に戻ってくるという意味では「復乗」、
起点から終点に行く一続きのルートが単一ではなく重なっているという意味では「複乗」
ということになるのでしょうか”
という、私なりの見解を述べさせてもらった。
でも、これを見ると、別にどっちだっていいという感もあり(笑)、今後も、今まで使ってきた「複乗」のままでいこうと思う。
「複乗」については、少し前の記事で、
“A地点とB地点を結ぶ路線があるとして、それまでは直線的に2点間を結んでいたものが、途中で本線を離れてCという地点を複乗(寄り道)するようになると、従来AB間を利用していた人にとっては、余計なところを通るようになって時間のロスが発生することになる。
この時間の「ロス」発生による客離れが、「複乗」することによる乗客増を上回るようだと、「複乗」を選択した意味がなくなってしまうことになる。
今後、「複乗」というツールを用いるにあたっては、この「読み」がより重要になってくると思われ、ここを読み違うと、一気にバス離れが進んでしまうことにもなりかねない”
と書いた。
A地点を「西新パレス前」、B地点を「早良営業所」、C地点を「星の原団地」に置き換えて読んでいただければと思う。
今回の選択、果たしてうまく機能するでしょうか。
・雑感4
「26B」の運行期間もあとわずか。
ただ、路線の「冒険度」はたいして高くないルートだったので、和白通りと香椎浜地区を結ぶ路線が、形を変えて復活する可能性もないわけではなさそう。
・雑感5
「福岡タワー南口」における「39番」の時刻表。
「○印は二又瀬経由」とあるが、
○が付いているものは「豊二丁目~福岡空港間」で、二又瀬、大井町を通るもの、
○が付いていないものは、空港通りを直進し、二又瀬、大井町を通らないもの
である。
時刻表上は、いずれも「普通」という扱いなのだが、後者は、博多駅交通センターから先では「快速」という扱いになる。
ただ、車内アナウンス(音声合成装置)では、福岡タワー南口の時点で既に「快速」と言っているため、タワーから博多駅方面に行く人が「○が付いていない39番」に乗ると、
“なんで快速なの?”
“博多駅までのバス停の中で、何箇所か通過するのでは?”
といった疑念や懸念を抱いてしまう。
“大井町と二又瀬を通るものが「39番」で、通らないものが「快速39番」という分け方は、そろそろ考え直してもよいのではないだろうか”
と以前に書いたことがあったが、ダイヤ改正に合わせて、こういった矛盾やわかりにくさというものを、積極的に修正していってほしいものである。
(つづく)
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