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(つづき)
「110番」。
福岡地区だと、3桁の行先番号は、
① 2桁の行先番号の頭に1を付けるパターン
② 2桁の行先番号の末尾に0を付けるパターン
③ 2桁の行先番号とは特に関連がないパターン
の概ね3つのパターンが混在しているが、ここ北九州地区では、
① 2桁の行先番号の頭に1を付けるパターン
の1つのみである(やや例外の「150番」というのもありますが)。
なので、恒見と小倉を都市高速経由で結ぶこの「110番」のベースは一般道路経由の「10番」であり、恒見と戸畑を都市高速経由で結ぶ「111番」のベースは一般道路経由の「11番」である。
これがもし①ではなく②のパターンを適用すると、「110番」は「100番」、「111番」は「110番」ということになってなんだかややこしくなっていく訳だが、福岡地区ではそのようなことが起こっている現実がある。
先日、以下のような共同通信の記事がありました。
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訪日客向け、バスに路線番号導入 目的地探しが便利に、国交省指針
国土交通省は、2020年の東京五輪・パラリンピックに向け訪日外国人にもバスを利用しやすくするため、数字やローマ字を組み合わせた路線番号の全国的な普及に乗り出す。
日本語が分からなくても目的地に行けるようにし、利用者増加や観光振興につなげる。
事業者向けの指針を作成、近く公表する。
バス路線は訪日客以外の利用者からも「分かりにくい」との指摘が出ていた。
指針案によると、路線番号は、3桁以内の数字、もしくはアルファベットと数字の組み合わせ4桁以内を原則とする。
一つの交通圏や生活圏で重複しないよう、事業者間で調整。
車両の行き先表示や停留所、路線図で使用する。
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とのこと。
西鉄の場合、番号は既に導入されていて、その番号ではもう収拾がつかなくなってきたので、「W」「K」「BRT」「Airport Bus」「キャナルシティラインバス」…のように、わかりやすくしたいときには敢えて番号「ではない」ものを持ってくるということが行われている。
国交省の問題意識とは違うステージに居る感じだが、今後、行先番号の0からの振り直しが行われたり…ということはなさそうですかね(「BRT」に番号が付いたりすることはあるかもしれませんが)。
(つづく)
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