(つづき)
「頂吉越」。
「小峠」の記事で、
“新道が開通して旧道が断片的に残っても、バスは律儀にその旧道のほうをを通り続けるというケースはよく見られるのだが、ここもそんな場所。
新道上にバス停を移設しようとすると、バスカットの設置などいろいろと考えないといけなくなることから、そんな面倒なことになるくらいならそのまま旧道上の既存バス停を使っておこうか…ということだろうか”
と書きましたが、ここもまさにそんな場所で、国道322号の旧道の断片上のバス停。
香春、田川方面と、
中谷方面。
2017年秋までは西鉄後藤寺と砂津を結ぶ「快速」が運行されていたが、後藤寺~中谷の区間便に格下げ・減便に。
2018年10月からは試行として守恒までの運行に区間がやや延びていたが、この春からは再び中谷までに逆戻り。
西鉄のCMソングを創るに際して、田川から小倉へのバスをイメージした井上陽水氏は何を思うのでしょうか。
“「難読」というのは、文字通り「読むのが難しい」ということだ。
ただ、漢字自体を見たことがないというのは「難読」というよりはむしろ「難字」と呼ぶほうが適切かもしれない。
一文字一文字は簡単に読めるが、それらが合わさると意外な読み方となるような例が「難読」としてしっくりくる気がする”
と書きましたが、ここもまさにそんな場所で、難読過ぎて逆に読み方はメジャーかもしれません。
「頂吉」という難読地名があるところに「越」を付けてみたら、元の読み方との関連で輪をかけて不思議な展開を見せるという、理系じゃなくて文系な感じというか、どうにも割り切れない感じがとても好きです。
あ、「頂吉」は「かぐめよし」、「頂吉越」は「かぐめごし」、です、念のため。
(つづく)
それが、「かぐめごし」とは…、まさに輪をかけて不思議な展開を見せていますね。驚きました。
お返事が遅くなりたいへん申し訳ないです。
ほんと不思議な展開ですよね。
「かぐめよし」の語感に引っ張られて、「かぐめごし」が出てきた感じはしています。