(つづき)
複乗(復乗?)シリーズの15回目は、福岡県筑後市の「筑後市立病院」バス停。
バス停の行先案内には数多くの行先が記載されていて、たくさんの路線が発着するような錯覚(?)にも陥るのだが、
実際には、大川市の「大野島農協」と筑後市の「羽犬塚駅」の間を結ぶ「無番」が、国道442号を一旦離れて、病院に寄り道するのみである(筑後市役所まで行っていた時期がある記憶があるのですが、いかがでしょう…)。
西鉄以外だと、こんな路線もあり。
本線を離れ、病院の玄関近くにまで乗り入れることができるのは、鉄道にはできないバスの優位性というか独自性といえるのではないだろうか。
事実、ここ以外にも、医療施設がバスの複乗区間になっている例は数多く、バス利用者の高齢化が進む中、今後その傾向はさらに強まるかもしれない…ということを以前に書いた。
複数の医療施設の間を結ぶことを目的の一つとしている「700番」も二度目の試行運行中だが、一定の利用はあるものの「盛況」とまでは言えない感じである。
この先、「存続」を前提に考えるのであれば、例えば、バスのサイズを一回りか二回り(か三回り)小さくして、時刻も一時間に一本に減らす(その代わり、60分間隔に完全にパターン化して、平日も土日祝日も同じダイヤ…みたいに覚え易くする必要はあり)などして、「目標」自体を低く設定し直すことも考える必要があると思う。
26日付の西日本新聞に、廃止を一時的に免れた「賀茂線」が、再び「目標」ラインを下回るようになり廃止の危機にあると出ていた(“車を使えない沿線のお年寄りにとって買い物や医療機関へ行くための「生活の足」だが、地元では低迷が続けば3月廃止もあり得ると、チラシを配り利用を呼び掛けている”とのこと)。
ただ、先日「賀茂四角」の記事で書いたように、この問題についての一連の報道は、いまいち本質を捉えきれていないと感じるのは私だけだろうか。
(つづく)
複乗(復乗?)シリーズの15回目は、福岡県筑後市の「筑後市立病院」バス停。
バス停の行先案内には数多くの行先が記載されていて、たくさんの路線が発着するような錯覚(?)にも陥るのだが、
実際には、大川市の「大野島農協」と筑後市の「羽犬塚駅」の間を結ぶ「無番」が、国道442号を一旦離れて、病院に寄り道するのみである(筑後市役所まで行っていた時期がある記憶があるのですが、いかがでしょう…)。
西鉄以外だと、こんな路線もあり。
本線を離れ、病院の玄関近くにまで乗り入れることができるのは、鉄道にはできないバスの優位性というか独自性といえるのではないだろうか。
事実、ここ以外にも、医療施設がバスの複乗区間になっている例は数多く、バス利用者の高齢化が進む中、今後その傾向はさらに強まるかもしれない…ということを以前に書いた。
複数の医療施設の間を結ぶことを目的の一つとしている「700番」も二度目の試行運行中だが、一定の利用はあるものの「盛況」とまでは言えない感じである。
この先、「存続」を前提に考えるのであれば、例えば、バスのサイズを一回りか二回り(か三回り)小さくして、時刻も一時間に一本に減らす(その代わり、60分間隔に完全にパターン化して、平日も土日祝日も同じダイヤ…みたいに覚え易くする必要はあり)などして、「目標」自体を低く設定し直すことも考える必要があると思う。
26日付の西日本新聞に、廃止を一時的に免れた「賀茂線」が、再び「目標」ラインを下回るようになり廃止の危機にあると出ていた(“車を使えない沿線のお年寄りにとって買い物や医療機関へ行くための「生活の足」だが、地元では低迷が続けば3月廃止もあり得ると、チラシを配り利用を呼び掛けている”とのこと)。
ただ、先日「賀茂四角」の記事で書いたように、この問題についての一連の報道は、いまいち本質を捉えきれていないと感じるのは私だけだろうか。
(つづく)
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