(つづき)
「箱崎三丁目」。
今年春のダイヤ改正までは「九大前」だったバス停。
「1番」に九大前経由月見町行きがあった時期は、ここから先にも路線がつながっていたが、現在は「狭義の終点」であり、「九大前行き」だったものが「箱崎三丁目行き」となった。
この付近はずっと「九大前」というエリアなのだ!という考えで、「試験場前」のように改称しないつもりなのか?とも思っていたが、「九大」が全く別の場所に存在する現状ではそれも難しいようで。
3号線には箱崎松原、妙見通りには箱崎一丁目や箱崎駅西口、筥崎宮付近には箱崎…など、箱崎が付くバス停が多くある中、「箱崎三丁目行き」と言われてもDWKがなかなか高いと思うのだが、馬出通り、箱崎、網屋町、そしてこのバス停を利用する人だけがわかっていればいいことなので、そこまで問題はないのかもしれません。
現状は、「9番」「54-1番」「59番」「61番」「161番」の起点。
市内電車代替路線の「1番」「10番」「20番」が多数運行されていた全盛期からは見る影もありませんが、
北側に新道が延び、新しいまちが整備された暁には、違う展開が待っているかもしれません。
この折り返し場も、そのあたりを見据えているのかも。
(つづく)
お返事が遅くなり申し訳ないです。
「電車の電停名は地名としての役割を帯びやすい」というのはその通りだと思います。
バスと比較して相対的に小回りが利かないので、電停の影響が及ぶエリアがバス停のそれよりも広いこと、また、設備の面でバスよりも定着性、固定性が強いこと、それに付随して、バス停名のほうが改称の心理的なハードルが低いこと…などが要因なのかなと思います。
地下鉄「箱崎九大前」はどうなるでしょうね。
現在まで変えていないのは、九大跡地再開発エリアの愛称などが決まるのを待っているのかな?という気もします。
なるほど、九大前は地名として確立しているな、と感じたものです。
その人も決して九大の門前に住んでいると言いたいわけではなく、あのエリアという漠然とした範囲を示していたはずです。また、同じ「九大」の周辺でも、月見町の辺りや3号線の海側、それに、病院エリアや六本松エリアのことを「九大前」と呼ぶことはなかったでしょう。
他には「西公園」も、施設名が地名として機能していたと思います。
電車の電停名は地名としての役割を帯びやすいのかもしれません。
「試験場前」は、たしかに変わっていませんね。なぜか?
「試験場」が何の試験場なのかはっきりしない半ば普通名詞のような言葉なのに対し、「九大」は歴然とした固有名詞です。また、九大を訪ねてくる人がかなり多いであろうと考えられるのに対し、試験場を訪ねる人はほとんどいない(と考えられる)からなのでしょうね。
次は、地下鉄の「箱崎九大前」ですね。私は、旧地名の「小松町(こまつまち)」駅に変えるのがよいと考えています。ついでに、「千代県庁口」を「千代町」に、「馬出九大病院前」を「馬出」駅(県庁・九大病院前)に変更してもらいたいものです。