スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

アフター5スター賞&父の病歴

2010-09-01 20:37:09 | 地方競馬
 JBCスプリントの指定競走となっているアフター5スター賞
 少し押していったスリーセブンスピンの逃げ。その後ろはかなりごった返しての追走となりましたが,ラインドライブやスーパーヴィグラスはこの集団の中。前半の600mは34秒0でハイペース。これをみるような位置にナイキマドリードがいて,ヤサカファインは中団の外目。
 直線に入るとスリーセブンスピンにスーパーヴィグラスが並び掛けにいき,インにいたケイアイジンジンもその間を突こうとして競り合いに。しかしいつの間にか内目に入ってきたヤサカファインがこれらを楽々と捕えるとそのまま抜け出して2馬身半差の快勝。外目を伸びたナイキマドリードが2着。大外からロイヤルボスが非常によい伸びをみせたもののこちらはわずかに届かず,3着はスーパーヴィグラス。
 優勝したヤサカファインは大井生え抜きの馬でこれが8勝目。南関東重賞2度目の挑戦で初制覇。このメンバーの中では上昇馬の部類に入りますが,ここのところかなり堅実な成績を収めていましたので,勝つ力はあると考えていた1頭。今日はコース取りという点で好騎乗でしたし,斤量面でも恵まれてはいました。ただ,短距離戦にしては大きな差をつけていることも事実で,今後にも期待は抱けるのではないでしょうか。父は1999年のセントライト記念を勝ったブラックタキシード,伯父に1993年のアーリントンカップを勝ったグランドシンゲキ
 鞍上は船橋の石崎駿騎手。5月の東京湾カップ以来の南関東重賞制覇で一昨々年以来のアフター5スター賞2勝目。管理している大井の鷹見浩調教師はこれが南関東重賞初制覇となりました。

 これも今から考えればということになってしまうのですが,が腹が張るということを口にしていたのは,もうすでにひどく辛いような状態に達していたからだったのかもしれません。というのも,父はあまり身体の不調に関してはほとんどそれを口に出すような人ではなかったからです。ここで,それ以前の父の主な病歴について説明しておきます。
 ひとつはⅡ型糖尿病です。これはすでに何度もいっている通り。父が発症した,というか発症しているということが分かったのはまだ現役の教師の頃。発覚したのは健康診断で,そのまま即入院となってしまいました。これはおそらくヘモグロビンA1cの値が非常に悪かったからであろうと思います。僕が3月の通院のとき,いきなり入院させられるということも覚悟していたのは,こうした経緯もあったからでした。
 健康診断というのは当然ながら毎年実施されています。しかし,父はなんだかんだと理由をつけてはこれを回避していました。もっとも僕としてはこれは後になってから知ったことです。この年は,そのときに勤務していた学校の校長から強い命令があったようで父としては仕方なしに受けたもの。もっと前から受診していれば,おそらくすぐに入院しなければならないほど悪化する前に発覚していたのではないかと思いますし,後に合併症として発症した眼底出血に関しても,あるいは発症を防ぐことができたのかもしれませんし,少なくともその発症を遅らせることはできたのではないかと思います。
 もっとも,糖尿病,とくに父が発症したⅡ型糖尿病の場合には,自覚症状というのはほとんど表れないようですから,父が糖尿病に関して体調の不良というのを何も訴えていなかったのは,実際に自身の身体に何の異変も感じていなかったからかもしれません。
 次が胆石。しかしこれに関しては僕はよく知りません。というのは,僕は就職後の少しの間は会社の寮で暮らしていましたが,父の胆石はこの間に発症したものだったからです。そもそも僕にはこの事実自体が知らされませんで,僕の知らない間に入院して手術して退院していました。だからこのときなぜ父が病院に行ったのかも知りませんし,どのような不調を訴えていたのか,あるいはそうしたこともなかったのかということも分からないのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする