10月23日の対局だった第35期女流王将戦三番勝負第三局は,11月30日に放映されました。
振駒は歩が4枚となり里見香奈女流王将の先手に。三間飛車で美濃囲い。香川愛生女流二段は居飛車を選択し,穴熊を目指しました。組もうとしたところで先手が仕掛けたのですが,後手の対応がうまく,作戦勝ちに。将棋はそのまま大きな波乱はなく後手が勝ちましたので,ここでは僕が視聴していてはっきりと後手が良くなったと感じた部分を紹介します。

後手がと金を払って桂馬を跳ねた局面。もう先手としてはどのように指すか難しい局面になっている感じですが,▲5四角と打ちました。次に▲4四角と出られてはたまりませんが,△4二金上は固められる受けですから,そんなに腹立たしい手ではないでしょう。角を打った以上は▲6三角成。飛車にはひもがついていますから受ける必要はなく,△7九飛と打ち込みました。▲5四歩かなと思っていましたが▲5三歩。取れますが形が悪くなりますから△5一歩と打つ方が普通でしょう。飛車を取っても桂馬が角に当たってしまいますから▲7三馬と桂馬の方を取りました。これには後手も△8九飛成。そこで先手は▲4五歩と打ちましたが,△7五飛の両取り。そこで▲9五馬と受けましたがこれは後手の言い分が通った形。△3三銀引と逃げました。

これは玉の堅さが違いすぎます。それでいて同じように駒が捌けているのですから,相当に後手が良いといえるのではないでしょうか。
香川女流二段が2勝1敗で女流王将に。タイトル初挑戦での戴冠となりました。
この週の週末,11月9日の土曜日にピアノのレッスンがありました。この日は午後4時から。そして10日の日曜日に母と妹は美容院に。これは午後5時前と,通常と比較したなら1時間ほど遅れての帰宅となりました。母によれば,この日はほかに客がいたので時間が掛かったのだそうです。美容院というのは事前に予約を入れて通っていますから,当日にほかの客が来たのだとしても,優先されていいように思えますから,僕としてはこれは不可解というほかないような理由です。
13日の水曜日は妹が歯科へ。担当の医師に変更があってから,鎮痛剤やら抗生物質などが処方されていたのですが,この日はそれがありませんでした。実際には処方してもらっても薬を入手するだけで服用はさせていませんでしたから,不要なものではあったのですが,これはとくに母の方からそのように要望したというわけではなく,医師の判断でそのようになったということでした。妹はどうもこの日は疲れてしまったようで,帰りのバスの中で眠ってしまったそうです。疲れの原因が歯科への通院にあったのか,それともそれ以前の作業所での仕事にあったのかは不明です。作業所からの帰りにひとりで眠ってしまったら大変なことになりますが,今までそのような事故が発生したことはありません。妹としてもひとりであればそれなりの緊張感があり,眠ってしまうということもないのでしょうが,この日は母と一緒ということで,いくらかの安心感もあったかもしれません。それに付け加えれば,作業所や施設の最寄りのバス停から乗り換える根岸駅までと,みなと赤十字病院から根岸駅までですと,要する時間に違いもあります。普段は眠ってしまうだけの時間がないということもいえるかもしれません。僕はこの日は川崎で,帰ったのは午後5時半頃。すでに母も妹も戻っていましたから,上述のことはすべてその後で母から聞いたものです。
翌日の14日から今度はショートステイでした。これは港南区の施設を利用してのもので1泊2日。どうもこの施設は1泊の利用しかできないようです。そうした理由もあって一旦は断ったのですが,手違いで利用するということになったものでした。
振駒は歩が4枚となり里見香奈女流王将の先手に。三間飛車で美濃囲い。香川愛生女流二段は居飛車を選択し,穴熊を目指しました。組もうとしたところで先手が仕掛けたのですが,後手の対応がうまく,作戦勝ちに。将棋はそのまま大きな波乱はなく後手が勝ちましたので,ここでは僕が視聴していてはっきりと後手が良くなったと感じた部分を紹介します。

後手がと金を払って桂馬を跳ねた局面。もう先手としてはどのように指すか難しい局面になっている感じですが,▲5四角と打ちました。次に▲4四角と出られてはたまりませんが,△4二金上は固められる受けですから,そんなに腹立たしい手ではないでしょう。角を打った以上は▲6三角成。飛車にはひもがついていますから受ける必要はなく,△7九飛と打ち込みました。▲5四歩かなと思っていましたが▲5三歩。取れますが形が悪くなりますから△5一歩と打つ方が普通でしょう。飛車を取っても桂馬が角に当たってしまいますから▲7三馬と桂馬の方を取りました。これには後手も△8九飛成。そこで先手は▲4五歩と打ちましたが,△7五飛の両取り。そこで▲9五馬と受けましたがこれは後手の言い分が通った形。△3三銀引と逃げました。

これは玉の堅さが違いすぎます。それでいて同じように駒が捌けているのですから,相当に後手が良いといえるのではないでしょうか。
香川女流二段が2勝1敗で女流王将に。タイトル初挑戦での戴冠となりました。
この週の週末,11月9日の土曜日にピアノのレッスンがありました。この日は午後4時から。そして10日の日曜日に母と妹は美容院に。これは午後5時前と,通常と比較したなら1時間ほど遅れての帰宅となりました。母によれば,この日はほかに客がいたので時間が掛かったのだそうです。美容院というのは事前に予約を入れて通っていますから,当日にほかの客が来たのだとしても,優先されていいように思えますから,僕としてはこれは不可解というほかないような理由です。
13日の水曜日は妹が歯科へ。担当の医師に変更があってから,鎮痛剤やら抗生物質などが処方されていたのですが,この日はそれがありませんでした。実際には処方してもらっても薬を入手するだけで服用はさせていませんでしたから,不要なものではあったのですが,これはとくに母の方からそのように要望したというわけではなく,医師の判断でそのようになったということでした。妹はどうもこの日は疲れてしまったようで,帰りのバスの中で眠ってしまったそうです。疲れの原因が歯科への通院にあったのか,それともそれ以前の作業所での仕事にあったのかは不明です。作業所からの帰りにひとりで眠ってしまったら大変なことになりますが,今までそのような事故が発生したことはありません。妹としてもひとりであればそれなりの緊張感があり,眠ってしまうということもないのでしょうが,この日は母と一緒ということで,いくらかの安心感もあったかもしれません。それに付け加えれば,作業所や施設の最寄りのバス停から乗り換える根岸駅までと,みなと赤十字病院から根岸駅までですと,要する時間に違いもあります。普段は眠ってしまうだけの時間がないということもいえるかもしれません。僕はこの日は川崎で,帰ったのは午後5時半頃。すでに母も妹も戻っていましたから,上述のことはすべてその後で母から聞いたものです。
翌日の14日から今度はショートステイでした。これは港南区の施設を利用してのもので1泊2日。どうもこの施設は1泊の利用しかできないようです。そうした理由もあって一旦は断ったのですが,手違いで利用するということになったものでした。