昨晩の第18回レディスプレリュード。
逃げたのがクリスティで2番手にレーヌブランシュ。向正面に入るあたりでこの2頭が後ろに4馬身ほどの差をつけました。3番手にはウェルドーン。4番手にグランデストラーダとダイアナブライト。6番手にテオレーマ。7番手はラインカリーナとコーラルツッキー。最後尾をサルサレイアとロカマドールで併走という隊列。最初の800mは51秒1の超スローペース。
3コーナーを回るとレーヌブランシュがクリスティの前に出ました。クリスティも食い下がりはしたものの一杯に。追ってきたのはグランデストラーダ,ウェルドーン,テオレーマの3頭。先頭で直線に入ってきたレーヌブランシュにはまだ余裕があり,そのまま後ろを引き離していって圧勝。一旦はウェルドーンが単独の2番手に上がりましたが,外から差したテオレーマが2馬身半差で2着。ウェルドーンが1馬身差で3着。
優勝したレーヌブランシュは昨年の関東オークス以来の勝利で重賞2勝目。ここはマルシュロレーヌが不在のメンバーになりましたので,上位の3頭が距離適性と能力面では上位。超スローペースであったにも関わらず,3番手と差のある2番手からのレースとなったことで,展開面での恩恵をかなり受けることになりました。着差ほどの能力差が各馬にあるというわけではなく,レーヌブランシュの圧勝になったのはやはりペースと位置取りの差が大きかったからだと思います。父はクロフネ。母の父はアグネスタキオン。母の5つ上の半姉に2007年にファンタジーステークスを勝ったオディール。Reine Blancheはフランス語で白い女王。
騎乗した松山弘平騎手と管理している橋口慎介調教師はレディスプレリュード初勝利。
アベマズにとって,加点だけを目指して打つことにリスクがあるのは確かです。しかし1位でゲームを終了させるためには,加点を目指す方が優ります。よってアベマズもここでは基本的に得点の獲得を目指して打つことになるのです。
このことは一般的にいえるので,以下のような説明を加えておきます。もし自身がトップで,2位との差が1600点で南4局に入ったとします。このとき,子であれば,立場としては有利ではあります。それでも自身がテンパイできず,2位の選手がテンパイしていれば逆転されてしまうので,1位という立場の有利性は,テンパイすることができなくても逆転を許すことがない場合ほどはありません。それが親という立場になると,親のデメリットが発動する可能性があるので,その有利性がさらに弱まるのです。なので,1600点差のトップで南4局の親という立場は,実際には2位であるのと大差ないのです。よってこの場合の親は,一般的に加点を目指して打つことになります。
このようにして,フェニックスとアベマズは,失点を防ぐことよりも加点を目指して打ちます。麻雀は4人で打つものですから,ほかのチームの事情も勘案しておく必要があります。
3位のパイレーツに所属する瑞原明奈は,4チームの中で最も失点を防ぐことに重きを置いた打ち方をします。これは2位との差が19900点で,4位との差が11000点であることに由来します。この点差から分かるように,パイレーツは順位を上げる可能性よりも,順位を下げてしまう可能性の方が高いからです。こういう場合は一般的に失点を防ぐことに重きを置いて打ち,もし自身が加点して南4局を終わらせることができるのであれば,順位は上がらない加点であっても,その得点を獲得してゲームの終了を目指します。つまり,順位を上げることが困難なので,3位を確保してゲームを終了させることを目指すということです。
もうひとつだけ重要な点があります。パイレーツにとってこの局の最高の結果は,大量に得点して順位を上げることです。これはとくに説明するまでもないでしょう。対して最悪の結果は,4位に着順を落としてしまうことです。
逃げたのがクリスティで2番手にレーヌブランシュ。向正面に入るあたりでこの2頭が後ろに4馬身ほどの差をつけました。3番手にはウェルドーン。4番手にグランデストラーダとダイアナブライト。6番手にテオレーマ。7番手はラインカリーナとコーラルツッキー。最後尾をサルサレイアとロカマドールで併走という隊列。最初の800mは51秒1の超スローペース。
3コーナーを回るとレーヌブランシュがクリスティの前に出ました。クリスティも食い下がりはしたものの一杯に。追ってきたのはグランデストラーダ,ウェルドーン,テオレーマの3頭。先頭で直線に入ってきたレーヌブランシュにはまだ余裕があり,そのまま後ろを引き離していって圧勝。一旦はウェルドーンが単独の2番手に上がりましたが,外から差したテオレーマが2馬身半差で2着。ウェルドーンが1馬身差で3着。
優勝したレーヌブランシュは昨年の関東オークス以来の勝利で重賞2勝目。ここはマルシュロレーヌが不在のメンバーになりましたので,上位の3頭が距離適性と能力面では上位。超スローペースであったにも関わらず,3番手と差のある2番手からのレースとなったことで,展開面での恩恵をかなり受けることになりました。着差ほどの能力差が各馬にあるというわけではなく,レーヌブランシュの圧勝になったのはやはりペースと位置取りの差が大きかったからだと思います。父はクロフネ。母の父はアグネスタキオン。母の5つ上の半姉に2007年にファンタジーステークスを勝ったオディール。Reine Blancheはフランス語で白い女王。
騎乗した松山弘平騎手と管理している橋口慎介調教師はレディスプレリュード初勝利。
アベマズにとって,加点だけを目指して打つことにリスクがあるのは確かです。しかし1位でゲームを終了させるためには,加点を目指す方が優ります。よってアベマズもここでは基本的に得点の獲得を目指して打つことになるのです。
このことは一般的にいえるので,以下のような説明を加えておきます。もし自身がトップで,2位との差が1600点で南4局に入ったとします。このとき,子であれば,立場としては有利ではあります。それでも自身がテンパイできず,2位の選手がテンパイしていれば逆転されてしまうので,1位という立場の有利性は,テンパイすることができなくても逆転を許すことがない場合ほどはありません。それが親という立場になると,親のデメリットが発動する可能性があるので,その有利性がさらに弱まるのです。なので,1600点差のトップで南4局の親という立場は,実際には2位であるのと大差ないのです。よってこの場合の親は,一般的に加点を目指して打つことになります。
このようにして,フェニックスとアベマズは,失点を防ぐことよりも加点を目指して打ちます。麻雀は4人で打つものですから,ほかのチームの事情も勘案しておく必要があります。
3位のパイレーツに所属する瑞原明奈は,4チームの中で最も失点を防ぐことに重きを置いた打ち方をします。これは2位との差が19900点で,4位との差が11000点であることに由来します。この点差から分かるように,パイレーツは順位を上げる可能性よりも,順位を下げてしまう可能性の方が高いからです。こういう場合は一般的に失点を防ぐことに重きを置いて打ち,もし自身が加点して南4局を終わらせることができるのであれば,順位は上がらない加点であっても,その得点を獲得してゲームの終了を目指します。つまり,順位を上げることが困難なので,3位を確保してゲームを終了させることを目指すということです。
もうひとつだけ重要な点があります。パイレーツにとってこの局の最高の結果は,大量に得点して順位を上げることです。これはとくに説明するまでもないでしょう。対して最悪の結果は,4位に着順を落としてしまうことです。