第55回スプリンターズステークス。
大外からモズスーパーフレアがハナへ。2番手にはビアンフェ。3番手にピクシーナイトとレシステンシア。5番手にシヴァージとダノンスマッシュ。7番手にファストフォースとクリノガウディー。9番手にミッキーブリランテとジャンダルムとロードアクアとメイケイエール。13番手にラヴィングアンサー。2馬身差でアウィルアウェイ。後方2番手にエイティーンガール。2馬身差の最後尾にタイセイビジョン。前半の600mは33秒3のミドルペース。
直線に入るところでモズスーパーフレアのリードは1馬身ほど。2番手で追い掛けていたビアンフェと逃げるモズスーパーフレアの間をこじ開けたピクシーナイトがモズスーパーフレアを差して先頭に立つと,そのまま抜け出して快勝。最内を回って直線でピクシーナイトの外に出てきたシヴァージと,外から伸びてきたレシステンシアの2着争いとなり,外のレシステンシアが2馬身差で2着。シヴァージがアタマ差で3着。
優勝したピクシーナイトはシンザン記念以来の勝利。重賞2勝目で大レース初制覇。NHKマイルカップで大敗してからスプリント戦に移行。古馬相手の重賞で連続で2着になっていました。このレースはペースがそこまで速くならなかったことが影響したのかもしれませんが,総じて内を回った馬の方が有利になりました。レシステンシアやダノンスマッシュが外枠に入っていたのに対し,内枠だったことが有利に働いた面がありそうです。父はJRA賞で2015年に年度代表馬,2016年に特別賞を受賞したモーリスでその父がスクリーンヒーロー。母の父はキングヘイロー。祖母の父は第27回と28回を連覇したサクラバクシンオー。祖母のひとつ上の半兄が2004年に名古屋グランプリを勝ったワイルドソルジャー,4つ下の半弟が2014年に名古屋大賞典を勝ったダノンカモン,6つ下の半妹が2012年に阪神牝馬ステークスを勝ったクィーンズバーン。
騎乗した福永祐一騎手はダービー以来の大レース40勝目。スプリンターズステークスは初勝利。管理している音無秀孝調教師は昨年のJBCクラシック以来の大レース19勝目。スプリンターズステークスは初勝利。
麻雀は3人または4人でプレイするゲームですが,近藤の著書で示されているのはいずれも4人でプレイするゲームでした。さらにそれらのゲームには,時間無制限の東南戦という共通点があります。このうち,時間無制限が何を意味するかは説明するまでもないでしょう。東南戦というのはおおよそ次のことを意味します。
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4人で打つ麻雀は,ひとりが親,残りの3人が子という立場でプレイされます。親であることにはメリットもあればデメリットもあります。このことは後で説明することになります。東南戦というのは,4人のプレイヤーが少なくとも2度は親という立場でゲームをするというルールです。つまり,A,B,C,Dの4人でゲームをするとき,最初にAが親なら次にB,C,Dと進んでいき,Dの親が終了するとまたAの親になり,同じ順番でDの親が終了した時点で,獲得している得点に応じて順位が決定されるということです。したがって,少なくとも8回のゲームが必ず行われることになります。麻雀は各々のゲームを局で数えますので,東南戦の4人でのゲームは,最小でも8局が行われるということです。
親は一定の条件を満たせば継続することができます。その継続の回数には制限がありません。よって時間無制限の東南戦というのは,現実的にはそれはあり得ないといっていいですが,ルール上は無際限にゲームが継続していき得るゲームであることになります。すなわち,最低では8局ですが,親が継続すると局数は増加していくので,最大で何局になるかは決まっていません。
まずここまでのことを理解した上で,近藤が具体的に理論と直感について,とくに自身が失点を防ぐことを目指すときの理論と直感について著書の中で具体的に説明している一局を紹介します。これは2019年の6月16日に,Mリーグというチーム対抗戦の中でのゲームです。このゲームでの近藤のプレイは視聴者からの反響も大きく,公式動画が残っています。
まず注目してほしいのは画面の左上に,南4局とある点です。
大外からモズスーパーフレアがハナへ。2番手にはビアンフェ。3番手にピクシーナイトとレシステンシア。5番手にシヴァージとダノンスマッシュ。7番手にファストフォースとクリノガウディー。9番手にミッキーブリランテとジャンダルムとロードアクアとメイケイエール。13番手にラヴィングアンサー。2馬身差でアウィルアウェイ。後方2番手にエイティーンガール。2馬身差の最後尾にタイセイビジョン。前半の600mは33秒3のミドルペース。
直線に入るところでモズスーパーフレアのリードは1馬身ほど。2番手で追い掛けていたビアンフェと逃げるモズスーパーフレアの間をこじ開けたピクシーナイトがモズスーパーフレアを差して先頭に立つと,そのまま抜け出して快勝。最内を回って直線でピクシーナイトの外に出てきたシヴァージと,外から伸びてきたレシステンシアの2着争いとなり,外のレシステンシアが2馬身差で2着。シヴァージがアタマ差で3着。
優勝したピクシーナイトはシンザン記念以来の勝利。重賞2勝目で大レース初制覇。NHKマイルカップで大敗してからスプリント戦に移行。古馬相手の重賞で連続で2着になっていました。このレースはペースがそこまで速くならなかったことが影響したのかもしれませんが,総じて内を回った馬の方が有利になりました。レシステンシアやダノンスマッシュが外枠に入っていたのに対し,内枠だったことが有利に働いた面がありそうです。父はJRA賞で2015年に年度代表馬,2016年に特別賞を受賞したモーリスでその父がスクリーンヒーロー。母の父はキングヘイロー。祖母の父は第27回と28回を連覇したサクラバクシンオー。祖母のひとつ上の半兄が2004年に名古屋グランプリを勝ったワイルドソルジャー,4つ下の半弟が2014年に名古屋大賞典を勝ったダノンカモン,6つ下の半妹が2012年に阪神牝馬ステークスを勝ったクィーンズバーン。
騎乗した福永祐一騎手はダービー以来の大レース40勝目。スプリンターズステークスは初勝利。管理している音無秀孝調教師は昨年のJBCクラシック以来の大レース19勝目。スプリンターズステークスは初勝利。
麻雀は3人または4人でプレイするゲームですが,近藤の著書で示されているのはいずれも4人でプレイするゲームでした。さらにそれらのゲームには,時間無制限の東南戦という共通点があります。このうち,時間無制限が何を意味するかは説明するまでもないでしょう。東南戦というのはおおよそ次のことを意味します。
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4人で打つ麻雀は,ひとりが親,残りの3人が子という立場でプレイされます。親であることにはメリットもあればデメリットもあります。このことは後で説明することになります。東南戦というのは,4人のプレイヤーが少なくとも2度は親という立場でゲームをするというルールです。つまり,A,B,C,Dの4人でゲームをするとき,最初にAが親なら次にB,C,Dと進んでいき,Dの親が終了するとまたAの親になり,同じ順番でDの親が終了した時点で,獲得している得点に応じて順位が決定されるということです。したがって,少なくとも8回のゲームが必ず行われることになります。麻雀は各々のゲームを局で数えますので,東南戦の4人でのゲームは,最小でも8局が行われるということです。
親は一定の条件を満たせば継続することができます。その継続の回数には制限がありません。よって時間無制限の東南戦というのは,現実的にはそれはあり得ないといっていいですが,ルール上は無際限にゲームが継続していき得るゲームであることになります。すなわち,最低では8局ですが,親が継続すると局数は増加していくので,最大で何局になるかは決まっていません。
まずここまでのことを理解した上で,近藤が具体的に理論と直感について,とくに自身が失点を防ぐことを目指すときの理論と直感について著書の中で具体的に説明している一局を紹介します。これは2019年の6月16日に,Mリーグというチーム対抗戦の中でのゲームです。このゲームでの近藤のプレイは視聴者からの反響も大きく,公式動画が残っています。
まず注目してほしいのは画面の左上に,南4局とある点です。