脳が促す倫理観や正義というものには合理的根拠が伴う保証はない
その一つの例がサバイバーズギルトである
サバイバーズギルトというのは 重大事故で多数の死者が出た際に偶然生き残った人が「自分だけ死ななかった」ことに対して罪悪感を感じてしまう一種の錯覚である
客観的に見れば たまたま偶発的に生き残ったことに瑕疵なんぞあるわけもないのに どういうわけか現場に居合わせてしまうと脳は罪悪感を感じてしまうように出来ているらしいのだ
こうした錯覚が「正義」において発揮されてしまうとヘイトスピーチやイジメといった差別迫害を引き起こすのである
成育環境下において親から差別的に扱われた子供は 大人になると自分が差別されていた状況を受け入れざるを得なかったことを事後正当化するために 誰でも良いから差別をすることによって認知的不協和を解消しようとして差別迫害を行うようになる
罰によって行動抑圧をされて育つことで 「怖い(叱られる)こと=悪いこと」「怖くない(叱られない)こと=正しいこと」という他律による行動選択しか出来なくなる
こうなると「怖いか」「怖くないか」といった気分感情だけが行動選択の基準になってしまうために 自律的論理的思考が全く働かなくなってしまう
そのため主観的嫌悪感などが正義と直結してしまい 差別迫害に邁進するようになってしまう
環境団体グリーンピースのあるメンバーが 太地町のイルカ漁を妨害する理由として「it's fan(楽しいからだ)」と述べたことがある これは「主観的に楽しいこと=正しいこと」という錯覚に基づいた行動であることの証拠である
他人に罰(暴力)を与えることは ヒトの脳にとって快楽なのである
だからといって「罰も暴力もなくならない」ことの科学論理的証明には一切ならない
文科系マスコミや大衆の多くは生物進化というものが全て合理的で常に正しい結果しかもたらさない万能なものであるかのように錯覚しているフシがあるのだが
進化がもたらす結果というのは不条理で意味のないものもたくさん含まれており あくまで偶発的に生存に適していたという結果以上の意味はないのだ
「進化には目的があるはずだ」という非科学的観念を鵜呑みにしているからこそ フランシス:ゴルトンの優生学を鵜呑みにし 何が何でも遺伝的な進化をしなければならないという妄想観念に囚われヒトは野蛮行為にも邁進するようにもなる
いやもう眠いので寝るわ
Ende;
その一つの例がサバイバーズギルトである
サバイバーズギルトというのは 重大事故で多数の死者が出た際に偶然生き残った人が「自分だけ死ななかった」ことに対して罪悪感を感じてしまう一種の錯覚である
客観的に見れば たまたま偶発的に生き残ったことに瑕疵なんぞあるわけもないのに どういうわけか現場に居合わせてしまうと脳は罪悪感を感じてしまうように出来ているらしいのだ
こうした錯覚が「正義」において発揮されてしまうとヘイトスピーチやイジメといった差別迫害を引き起こすのである
成育環境下において親から差別的に扱われた子供は 大人になると自分が差別されていた状況を受け入れざるを得なかったことを事後正当化するために 誰でも良いから差別をすることによって認知的不協和を解消しようとして差別迫害を行うようになる
罰によって行動抑圧をされて育つことで 「怖い(叱られる)こと=悪いこと」「怖くない(叱られない)こと=正しいこと」という他律による行動選択しか出来なくなる
こうなると「怖いか」「怖くないか」といった気分感情だけが行動選択の基準になってしまうために 自律的論理的思考が全く働かなくなってしまう
そのため主観的嫌悪感などが正義と直結してしまい 差別迫害に邁進するようになってしまう
環境団体グリーンピースのあるメンバーが 太地町のイルカ漁を妨害する理由として「it's fan(楽しいからだ)」と述べたことがある これは「主観的に楽しいこと=正しいこと」という錯覚に基づいた行動であることの証拠である
他人に罰(暴力)を与えることは ヒトの脳にとって快楽なのである
だからといって「罰も暴力もなくならない」ことの科学論理的証明には一切ならない
文科系マスコミや大衆の多くは生物進化というものが全て合理的で常に正しい結果しかもたらさない万能なものであるかのように錯覚しているフシがあるのだが
進化がもたらす結果というのは不条理で意味のないものもたくさん含まれており あくまで偶発的に生存に適していたという結果以上の意味はないのだ
「進化には目的があるはずだ」という非科学的観念を鵜呑みにしているからこそ フランシス:ゴルトンの優生学を鵜呑みにし 何が何でも遺伝的な進化をしなければならないという妄想観念に囚われヒトは野蛮行為にも邁進するようにもなる
いやもう眠いので寝るわ
Ende;