前回、動脈瘤に対するコイル塞栓術を紹介しましたが、この治療が行いやすい場合とそうでない場合について説明したいと思います。
この治療に最も大きく影響する要素の一つは、「動脈瘤の入り口の広さ」です。この入り口のことを私たちは「ネック」と呼んでいます。
上の図をご覧ください。同じサイズの動脈瘤であってもネックが狭いとコイルがうまくおさまりますが、ネックが広い場合にはコイルがはみ出だしてしまいます。このため、当初はネックが広い(ワイドネックな)場合には血管内治療の適応外とされ、開頭手術が行われてきました。
しかし、ネックが広い動脈瘤に対しても血管内治療が行えるよう、さまざまな工夫や新機器が編み出されてきました。
その代表的なものを紹介します。
1. ダブルカテーテルテクニック
2. バルーン併用コイル塞栓術
3. ステント併用コイル塞栓術
4. フローダイバーター留置術
5. パルスライダー併用コイル塞栓術
6. W-EB留置術
こんなに色々あるのですよ!
次回からはこれらのテクニックについて説明していきたいと思います。
この治療に最も大きく影響する要素の一つは、「動脈瘤の入り口の広さ」です。この入り口のことを私たちは「ネック」と呼んでいます。
上の図をご覧ください。同じサイズの動脈瘤であってもネックが狭いとコイルがうまくおさまりますが、ネックが広い場合にはコイルがはみ出だしてしまいます。このため、当初はネックが広い(ワイドネックな)場合には血管内治療の適応外とされ、開頭手術が行われてきました。
しかし、ネックが広い動脈瘤に対しても血管内治療が行えるよう、さまざまな工夫や新機器が編み出されてきました。
その代表的なものを紹介します。
1. ダブルカテーテルテクニック
2. バルーン併用コイル塞栓術
3. ステント併用コイル塞栓術
4. フローダイバーター留置術
5. パルスライダー併用コイル塞栓術
6. W-EB留置術
こんなに色々あるのですよ!
次回からはこれらのテクニックについて説明していきたいと思います。