ごめんなさい!今回は脳卒中には直接関係のない、コンピューターに関するマニアックなお話です。
ただ、マックユーザーの医療関係の方にはひょっとしたら役立つ情報かもしれません。
患者さんが持参されるCTやMRI画像はCDにコピーしてあり、主にDICOM(ダイコム)という形式で保存されています。DICOMは、Digital Imaging and Communications in Medicineの略で、医療データ通信の国際標準規格です。
私は遠方にお住まいの患者さんから相談を受けた場合、ご希望があればMRI画像を送っていただいて、それを元に電話などで相談することがよくあります。
ただ、私はマックユーザーで、持参されたCDをそのままマックで開くことはできません。DICOMデータを閲覧するには専用のソフトウェアが必要なのです。
これまで私が使ってきたのはOsirix (オザイリクス)というソフトウェアで、以前は無料でうまく使えました。しかし、無料版は徐々に制限が加わってうまく使えなくなってきたので、最近は有料のOsiriX-MDというものを購入して使用してきました。
「患者さんのためなんだから、この出費はやむを得ない」と考えてきたのですが、年額70,374円は個人には結構大きな負担です。
先日、1年の契約が終わったため、突然、患者さんの画像が見れなくなりました。
このため、またOsirixを契約しようとしたのですが、「待てよ、ひょっとしたら、そろそろ無料のソフトが出ているんじゃないか?」と思い探すと、なんとあるではありませんか!
その名はHoros(ホロス)。
このホームページから入って、上の図で示すように進めば無料でダウンロードできます。
医療関係者の方、ぜひ試してみてくださいね!