だいぶ間があいてしまいました。皆様お元気でしょうか。
今回はFREDの適応について紹介します。
上に示すように、この新しいフローダイバーターは適応が広く、さまざまな動脈瘤に適応可能です。
特に赤文字になった部分は他のフローダイバーターが適応できない部位や形です。
これだけ適応が広いと、多くの患者さんが治療を受けられますね。
ただし、「この条件に当てはまる場合にはFREDを使った治療を受けた方が良い」とは言えません。
特に枝分かれのある部位では、その枝の別れ方でフローダイバーター治療と他の治療のどちらが良いか慎重に検討する必要があります。
次回は、フローダイバーター治療と外科的治療を比較した報告を紹介します。